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店主の徒然ワイン日記

店主の徒然ワイン日記

梅雨の季節

2020-06-14 15:29:12 | 野良仕事

本格的に梅雨入りしました。

湿度が高い梅雨の時季は美しいロゼ色のワインが気分です。

ファビオ・ジェアはイタリアのピエモンテ地方、バルバレスコのネイヴェ地区とアスティ地区に森を含め約2.5haの畑を所有しています。バルバレスコの畑にはネッビオーロ、ドル チェット、バルベーラを、アスティ地区の畑にはグリニョリーノを植え、現在では約17種のワインを多い年で 6000~6400本程生産しています。化学肥料・薬剤は使わず、銅と硫黄、エッセンシャルオイル、植物を煮出したものだけを使います。写真家でもあるファビオ。彼のセンスはボトルにも表現され、ワイナリーをイメージした鎌とハンマーが描かれたエチケットにはアマルフィの海岸沿いで作られる手すきの紙を使用。エチ ケットを貼るのも、タグの紐を結びつけるのも、全て手作業で仕上げているそうです。

五月の初めころから種から育てた万願寺唐辛子の苗を今日植えました。畑の土は長く続いた雨のお蔭でたっぷりと水分を含んでいます。ところどころ白っぽいのは牡蠣殻を使用した石灰成分です。日本の雨は酸性が強いので、こうやって酸性土壌を中和してあげてから植え付けます。

逆に、鶏糞由来の肥料を多用するとアルカリ性に傾くそうです。その場合は、鹿沼土の細粒とかピートモスを漉き込むと良いそうです。

海老芋、胡瓜、トマト、茄子、西瓜、オクラなどは既に植え付けてあり、この万願寺をもって今年の夏野菜の植え付けは大体終了しました。後は空いた場所に(買った)苗を追加で植えるだけです。

あっそうだ!、落花生の種を忘れていました。

苗をポットから出すと、この様に細かい根っ子がとぐろを巻く姿が見られます。こんな感じで、ほどよく根っ子が育った頃を見計らって移植してあげると、その後の生育が順調に進みます。

苗を大きくし過ぎると、狭いポットの中で根っ子の生育が止まってしまい、移植してもすくすくと大きく育たなくなってしまいます。

早めに移植するのがいい感じですね。

野良仕事の後はがっつり炭水化物(笑)。