店主の徒然ワイン日記

店主の徒然ワイン日記

野良仕事

2024-09-23 13:23:04 | ワイン日記

早春の頃に移植・定植したオリーブ達が元気に育っています。

今年の収穫は望めませんが、来年こそは「実」が育つと祈って。

落花生がすくすく育っています。

秋茄子もすくすく育ってくれます。

今までに数えきれないほどたくさん採れました。

茄子をイタリアレストランのシェフにお裾分け。

嬉しい事に「ピッツァ」に成って戻ってきました。

しかし嬉しい収穫の裏には疲れる野良仕事がある。

これ無くしては、ひ弱な野菜は自然に負けてしまう。

上の画像は樹木の根切りです。

野菜を育てる場所(畝)に、他に強い樹勢の根が侵入すると土壌の栄養を取られた挙句、野菜は根を広げられずに、野菜は大きく育ちません。これが不耕起栽培の弱点で、そのために定期的に根切りの作業が必要になる。根が広がった土壌をスコップで掘り下げるのはかなりの重労働で、思わず「ユンボ欲しい」って溜息が出る。

下の画像は「モグラ」が移動したトンネルの痕です。

モグラは広い範囲を住処としているようで、気分によって居場所を変えます。

夏の間の住処(他所のさつま芋畑)が、収穫を終えてトラクターでかき回されると、決まって私の畑に移動して来ます。

毎年同じことの繰り返しだが、最初が肝心なのである。

モグラは勝手気ままに畝中を移動して野菜の生育に大きなダメージを与えます。

野菜の根を切ってしまい、これから大きく育つはずの野菜の苗がことごとく枯れてしまいます。

対処は簡単。

進入路を見つけてある秘策を施します。

しかしモグラも生きるために必死なのでしょう。何度も新しいルートで侵入を試みようとします。

攻防を何度か繰り返するそのうち諦めてくれます。

万願寺唐辛子も今が旬。

順調に育ってくれたお蔭でこちらも数えきれないほど収穫できました。

 

野良仕事の後のご褒美♪

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のみあるき徒然

2024-09-08 16:52:22 | ワイン日記

8月、9月、行きつけのお店を飲み歩き日記ということで。

ワイン会の企画では、自分の飲みたいアイテムばかりになってしまい、新鮮さに欠けてしまう。

なのでノープランで飲めるのがとても嬉しい。

おまかせで出てくる料理とワイン。

発見に満ちています。

白露を過ぎたというのに相変わらずの猛暑。

朝晩は割と涼しくなりますが、それでもまだまだ気温が高いですね。

ワイン好き仲間との至福のひととき。

焼酎屋さんに移動。

ここでも珍しいアイテムに舌鼓。

そろそろ冬野菜の仕込みです。

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鉄板

2024-08-14 16:55:26 | ワイン日記

夏野菜の王様といえばゴーヤ、トマト、キュウリと色々ありますが、今年は茄子の出来が素晴らしいのです。万願寺も元気に育っています。

最近雨が少なく、畑の土の表面は砂漠の様相を呈しているが、野菜が植わっている畝には刈った雑草を厚く敷き詰めているお蔭で、なんとか生きながらえてくれてます。

世界一美味しい茄子と噂される品種がフィレンツェ茄子。

これはイタリア在来の丸茄子品種で、正式には「ヴィオレッタ・ディ・フィレンツェ(Violetta di Firenze)」という品種名。 トスカーナ地方で古くから栽培され、果肉は柔らかくジューシーで甘みと旨味が強く、加熱するとトロリとした食感が堪りません。

毎年、この種子を取り寄せて、種から苗を育ててから、畑に移植して栽培しています。

そして我が家の炒め物に欠かせないのが鉄板。

ドイツのタークと日本の南部鉄器を使い分けています。

テフロンのフライパンでは決して出せない香ばしい焼き加減が鉄製フライパンを使うと生じるから不思議。

うちはIHヒーターなので中華鍋は残念ながら使えません。

万願寺やオムレツもこの通り。

永く使い込むと油が馴染んで、テフロン加工のフライパンとなんら変わらずオムレツや卵焼きが焼けます。

ご飯がモリモリ進みます。

鉄のフライパンはもう十年以上使い続けていますが、まったく減りません(笑)。

エコです。

テフロン加工のフライパンも使ってますが、こちらは数年で表面が剥げてしまい、あえなく新品交換と相成ります。

フィレンツェ茄子だけでなく、うちの畑の野菜には、所謂「肥料」と名の付くものは一切与えていません。

台所から出る生ごみやコーヒー滓、精米で出る米糠、森で集める広葉樹の落ち葉だけでこれだけ大きく野菜が育つようになりました。

ここまで来るのに10年。健康な土に育ってくれました。

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ワイン会

2024-07-25 17:36:09 | ワイン日記

7月のワイン会は南仏特集。

日が暮れてからも外気は熱を帯びたまま。

ワイングラス持参の参加者のひとりは、自分の車の中に置いておいたグラスが途轍もなく熱くなっててビックリ。

爽やかな白ワインに癒されます。

ラングドックで栽培されるマカブーという葡萄品種にグルナッシュの果皮を加えて醸す変わり種の白/赤ワイン。

スペインではマカベオ、ビウラと呼ばれ、白い花やトロピカルな果実の風味を伴い、ほどよい酸と爽やかな味わいが持ち味。

これがなんとも言えずアロマティックで、喉を爽やかに潤してくれる個性、面白いワイン。

 

エアコンの効いた店内、

アルコールが身体に回ると俄然食欲が湧いてくる。

赤ワインは身体を温めるらしいが、そんな事は美味しければどーでもよい(笑)。

畑はカオールのコート・デュ・ロットの地域で、ワイン造りの長い歴史がありながらも忘れ去られていた土地。5年以上かけて雑木林となっていた古い畑を整備し、また5年以上の歳月をかけ、少しずつ、地域の地場品種の植え付けていった。苗木は全てロワールからボルドーまでのフランス西部の銘醸ワイナリーからのセレクション。土壌分析も彼らの長年の経験から最上の場所を見つけたそうです。南西フランスの貴重な一本。

こちらのロゼと赤は日本未入荷のワイン。

プロヴァンス在住のご夫婦が3週間の休暇で帰国されたついでに持参してくれました。

ありがたさも加わって余計に美味しい。

私からの返杯はお酒で、

 

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エアコン交換

2024-07-25 17:09:24 | ワイン日記

約30年使ったサンヨーのエアコンがついに寿命を迎え、

新しい機器に交換です。

ドレンの詰まりが原因らしく、ドレンを交換すれば更に使い続ける事も可能だったのかもしれません。

交換迄だいぶ待たされました。

この暑さですからね、いろいろと段取りが大変です。

  +             +             +

6月からお店の屋根に設置した太陽光パネルが順調に稼働しています。

電力出力200W-動作電圧20Vのパネルを6枚繋いでカタログ・スペック上は1200Wの発電量。

それを2セット設置(計12枚)、合計2400Wを発電してくれればいいけど、大抵は70~80%位しか発電しません。

しかし実際に繋いでみると、なんと100%の発電!

これには驚きです。

これなら早く「元」を取れそうです(笑)。

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