goo blog サービス終了のお知らせ 

店主の徒然ワイン日記

店主の徒然ワイン日記

徒然・備蓄米

2025-04-28 12:15:41 | ワイン日記

「ルナ・ビート」はホウレンソウと同じヒユ科(旧アカザ科)。

去年の秋に種を植えて、春になって収穫したものです。

恐る恐る食べてみると、甘みがあって、なかなか味わい深い。茎と葉の部分は特に美味しい。味は確かにホウレン草に似ている。

根の部分は生で、葉の部分は油で炒めて。

美味しいので春蒔きしてみたくなった。

欧米由来の野菜は日本の酸性土壌と相性が悪く、私の石灰を使わない菜園では上手く育ちませんが、

はたして、もう一度収穫が叶うかどうか..

+

近くのJA全農いばらき直営のお店で買ってきた備蓄米らしきお米。

放出された備蓄米の9割超を落札したJA全農が店頭販売する際に「備蓄米」と表示しないよう取引先に要請したことで、消費者が備蓄米を見分けるには予備知識が必要になるそうです。

放出された備蓄米の品種は41品種と多品種で収穫年が2通りあることから、「ブレンド米の米袋の一括表示欄に『複数原料米』『複数年産米』と表記されていたり、複数の収穫年が記されていたりするものは、備蓄米が使われている可能性が高い」とのこと。

価格も税込み3,780円なので、これはほぼ備蓄米と思われます。

実食!

別段、いつものこしひかりと大差ないような気がします。あえていえば粒がちょっと小さく、瑞々しさはさほどでもなく、粘りも少ないような気がしますが、歯応えと旨みがあって、これはこれで普通に美味しいと思うんですが、いかがでしょうか?

+

最近読んだ「ワインづくり」の本。

これは面白い!造り手の苦労が具体的に伝わってきます。

企業秘密的なことが記されてあったりして、知的好奇心も満たされます。

しかしモノを作るって大変ですね。

+

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卯月のワイン会

2025-04-23 12:36:11 | ワイン日記

4月のワイン会は「まちのビストロ」でした。

スナップエンドウとアオリイカ

合わせたワインはロワール産「ヴーヴレイ・ペティヤン・ユエ・ブリュット [2017] ユエ」

Vourvray Petillant “Huet Brut” / Huet

シュナン・ブランによる柔らかな味わいがアオリイカの肉厚で甘やかな旨みと調和。スナップエンドウの瑞々しい春の風味が加わって、味わいが一層広がりました。

+

朝採りタケノコ、柚餅子(ゆべし)と花山椒

月の井 生もと純米 和の月80 無濾過生原酒【限定試験発売】と

"アテシス" ミュラー・トゥルガウ [2020] ケットマイヤーを合わせました。

“Athesis” Müller Thurgau

月の井はアルコール度数が20度近くありますが、それほど重くなく意外とすっきりと飲めちゃいます。

生酛造りの技が冴える国宝級の旨さです。

日本酒もワインも共に、朝採りタケノコの華やかな風味と甘やかなソースとの相性が良くて大変楽しめました。

シェフが朝早く起きて竹林で掘ったものを供してくれました。

日本酒は他の料理とも合わせます♪

+

マコン・ヴィラージュ レ・サルディーヌ [2022] ドメーヌ・ロベール・ドゥノジャンと「蛤」

Mâcon-Villages - Les Sardines

こちらマコンというより、コート・ドールの特別なクラスに属すかのような、高貴な酸や奥行きと深みを感じさせるシャルドネ。

トロリとした蛤の歯応えとソースのマリアージュが美味の極み。

+

桜鯛に四葉胡瓜を和えて

ヴィーノ・ロザート・フリッツァンテ・ネッビオスカ[2019] / ファビオ・ジェア

VINO ROSATO FRIZZANTE GRIGNOSCA

オート・コート・ド・ニュイ・ルージュ [2022] ラ・メゾン・ロマネ・オロンシオ

Hautes Cotes de Nuis Rouge

こちらの2本を競わせました。

両者ナチュラル系の造り手で共通する雰囲気があります。どちらも料理に合いました。

ワイン単体でいえば濃密なタンニンを持ったメゾン・ロマネのブルゴーニュに軍配です。

一緒に出すんじゃなかった!?

気を取り直して、口中でじっくり合わせると、鯛の繊細な味わいに寄り添うのはむしろロゼでした。

+

肉料理は茨城県のブランド牛「雨情の里」の内腿に蕗の薹を添えて

雨情の里牛は、茨城県北部のJA常陸高萩地区「北茨城」、「高萩」、「日立」、3市内の自然豊かな環境のなか、生産者の愛情いっぱいに育てられた交雑種。肉質は柔らかな食感で、脂分が少ないヘルシーな味わい。特に赤身が美味しいと人気があります。

教科書通り?ほどよく熟したボルドーと合わせましたが、脂肪分が少ないテイストなので、前のピノ・ノワールと合わせても美味でした。

+

+

デザートと合わせたのは黒糖焼酎「まーらん舟」

ジャパニーズ・ラム酒の逸品です。

+

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三つ葉の美味しい頃

2025-04-21 11:17:34 | ワイン日記

根菜などの冬野菜の収穫は早々に尽きてしまい、夏野菜が採れる頃まで、食卓に載る春野菜のバリエーションは極端に減る。

今頃採れるのは「三つ葉」と「アスパラ」くらい。

温かくなって絹さやが大きくなり始めたので、あと一、二週間もすれば食べ頃になる。

春キャベツはまだまだ先。

それにしても三つ葉の瑞々しさを味わうと本格的な春の訪れを感じる。スーパーで売っている痩せ細った商品ではなく、畑の片隅でひっそり自生している三つ葉だからこその、天然ものの三つ葉が持つ本来の香りや風味が強いものだから尚更である。

細かく刻んで生で薬味として使ったり、軽く火を通して白魚と和えたり、卵焼きで巻いて食べるのが好きである。四月頃から初夏の旬の頃しか味わえないので、毎年この時季が楽しみなのです。

アスパラが頭を出したと思ったら一気伸びるので、食べ頃を見極めるのがなかなか難しい。

放っておくと緑化して硬くなっててしまう。

そこで考えたのが、蓋のない収納ボックスを逆さまにして、アスパラに被せて日光を遮る事。

そうすると日光が遮られ、柔らかいホワイトアスパラが収穫できるという案配。

シーズンが終わる頃まで飽きるほど食べられる。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする