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店主の徒然ワイン日記

店主の徒然ワイン日記

徒然

2025-05-28 13:09:54 | ワイン日記

アーティチョークが採れたっ!

皮を剥いて芯の部分をフリットして塩を振って頂きます。

アーティチョークに含まれるシナリンという成分はワインの味わいを変化させ、甘く感じさせてしまうそうです。

そのため、樽熟成の強いワインやタンニンが豊富な赤ワインは避け、

軽やかでドライな白やロゼ、またはスパークリングが合います。

アメリカのスタートアップ企業が低コストの除草ロボットを開発しているらしい。

農作業やガーデニングにおける3Kのうちのひとつが雑草の処理で、抜けども抜けども、その逞しい生命力は尽きる事がありません。

こちらは「グラウンド・コントロール・ロボット」を名乗り、同時に土地の状況をAIが判断してくれるそうです。

ついでに害虫や害獣も駆除してくれたら言う事無しですね。

農作物を盗む輩も同時に排除(笑)。

さて、先日の備蓄米に続いて、地元で生産される「ふくまる」も購入してみました。

近年ずっと「こしひかり」を食べ続けてきたが、こうして視野を広げてみると、他にも魅力的な品種があるのですね。

ふくまるは県のオリジナル品種で、粒が大きく、ふっくらと炊き上がって、すっきりした味わいです。

冷めても美味しいらしく、弁当やにぎりめしでも活躍してくれそうです。

主食米の高騰によって、日本の農政の拙さ、食糧事情の悪化が白日の下となり、政府は四苦八苦しています。

こうした状況では、もし有事が起これば、あっという間に飢えが現実のものとなりそうです。

飽食の日本がそうした状況に陥るとは、にわかに信じがたいが、考えてみれば、3.11.の時だってスーパーやコンビニの棚から食品が消えました。

気が付いたら身の周りに食べ物が何もない!

こうなってから慌てて買い物に行っても何も買えません。

備蓄や自給に励みましょう。

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徒然

2025-05-23 12:12:10 | ワイン日記

5月ワイン会の忘備録。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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徒然・備蓄米

2025-04-28 12:15:41 | ワイン日記

「ルナ・ビート」はホウレンソウと同じヒユ科(旧アカザ科)。

去年の秋に種を植えて、春になって収穫したものです。

恐る恐る食べてみると、甘みがあって、なかなか味わい深い。茎と葉の部分は特に美味しい。味は確かにホウレン草に似ている。

根の部分は生で、葉の部分は油で炒めて。

美味しいので春蒔きしてみたくなった。

欧米由来の野菜は日本の酸性土壌と相性が悪く、私の石灰を使わない菜園では上手く育ちませんが、

はたして、もう一度収穫が叶うかどうか..

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近くのJA全農いばらき直営のお店で買ってきた備蓄米らしきお米。

放出された備蓄米の9割超を落札したJA全農が店頭販売する際に「備蓄米」と表示しないよう取引先に要請したことで、消費者が備蓄米を見分けるには予備知識が必要になるそうです。

放出された備蓄米の品種は41品種と多品種で収穫年が2通りあることから、「ブレンド米の米袋の一括表示欄に『複数原料米』『複数年産米』と表記されていたり、複数の収穫年が記されていたりするものは、備蓄米が使われている可能性が高い」とのこと。

価格も税込み3,780円なので、これはほぼ備蓄米と思われます。

実食!

別段、いつものこしひかりと大差ないような気がします。あえていえば粒がちょっと小さく、瑞々しさはさほどでもなく、粘りも少ないような気がしますが、歯応えと旨みがあって、これはこれで普通に美味しいと思うんですが、いかがでしょうか?

+

最近読んだ「ワインづくり」の本。

これは面白い!造り手の苦労が具体的に伝わってきます。

企業秘密的なことが記されてあったりして、知的好奇心も満たされます。

しかしモノを作るって大変ですね。

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三つ葉の美味しい頃

2025-04-21 11:17:34 | ワイン日記

根菜などの冬野菜の収穫は早々に尽きてしまい、夏野菜が採れる頃まで、食卓に載る春野菜のバリエーションは極端に減る。

今頃採れるのは「三つ葉」と「アスパラ」くらい。

温かくなって絹さやが大きくなり始めたので、あと一、二週間もすれば食べ頃になる。

春キャベツはまだまだ先。

それにしても三つ葉の瑞々しさを味わうと本格的な春の訪れを感じる。スーパーで売っている痩せ細った商品ではなく、畑の片隅でひっそり自生している三つ葉だからこその、天然ものの三つ葉が持つ本来の香りや風味が強いものだから尚更である。

細かく刻んで生で薬味として使ったり、軽く火を通して白魚と和えたり、卵焼きで巻いて食べるのが好きである。四月頃から初夏の旬の頃しか味わえないので、毎年この時季が楽しみなのです。

アスパラが頭を出したと思ったら一気伸びるので、食べ頃を見極めるのがなかなか難しい。

放っておくと緑化して硬くなっててしまう。

そこで考えたのが、蓋のない収納ボックスを逆さまにして、アスパラに被せて日光を遮る事。

そうすると日光が遮られ、柔らかいホワイトアスパラが収穫できるという案配。

シーズンが終わる頃まで飽きるほど食べられる。

 

 

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il.(イルドット)

2025-03-20 17:31:12 | ワイン日記

3月のワイン会はイルドットでした。

ここは倉庫型の店舗なので解放感抜群!

Amuseカツオのタリアータ バルサミコ酢と八朔のビネグレット。カツオの表面をグリルし、中はレアにしたタリアータ。八朔を実ごと入れ柑橘の香りを移したさっぱりとしたソース。

トレダメ[2022] カ・デ・ノーチ (エミリア・ロマーニャ) https://wineya.com/SHOP/A9201.html スガベッタ(品種)を中心に野性品種が混植されている畑の葡萄。普通に打栓されたコルクを開ける際にポンッと軽く泡が弾ける微発泡感が心地よく口中で感じられるロゼワイン。カシスや小梅ちゃんの甘酸っぱいアロマを感じるが、味わいはドライで、華やかな酸と小気味よいタンニンが鰹とバルサミコの風味に良く合いました。

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Appetizer 季節野菜のプレート:旬の県産野菜を盛り込んだプレート。ソテー、ボイル、フレッシュとその野菜の一番美味しい調理法で盛り込み、ソースはバーニャカウダのソースでいただきます。

ランゲ・ビアンコ ネ?[2023] プンセット (ピエモンテ) https://wineya.com/SHOP/337623.html 品種:アルネイズ主体、ナシェッタ、ファヴォリータ、コルテーゼといった土着品種で造られる、日常的に楽しめる白ワイン。「NE?」という名前はピエモンテの方言。その前に言った内容を強調する意味を持ち、日本語で「ね?」と言う時と同じようなニュアンスがあるそうです。 柔らかくフレッシュな果実感のある白ワインで、フローラルでリンゴのような果実味、中盤も凝縮感があり、フレッシュなハーブや野菜と一緒にぐびぐび飲みたい味わい。バーニャカウダはピエモンテ発祥という事で、同じ産地で合わせてみました。 

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Potage 菜の花とネギのポタージュ:春の苦味の菜の花とローストし、甘さを引き出した長ネギを使ったポタージュ。

ォン・ブランコ[2022] アントニオ・マデイラ (ポルトガル) https://wineya.com/SHOP/636522.html 品種:エンクルザード、ビカル主体、その他18種類ほどの土着品種で造られる白。香り穏やかながら、味わいは旨みが大変豊かで、柑橘系ドライフルーツを嚙んだような印象のワイン。余韻に仄かに感じる苦みが良い仕事をしています。2022年は非常に乾燥した年らしく、発酵が難しく、発酵を終わらせるために果皮浸漬を行い、酵母の養分となる窒素を果皮から抽出した淡い黄色の色調、透明感があり、ハーブやスパイス、穀物を思わせる表情豊かな香り。塩味を損なわないために、ろ過や清澄は一切行っていません。菜花の苦みと葱の甘味など様々な要素が一体となったポタージュとの相性は秀逸。

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Pasta 猪肉のラグー カサレッチェ:粗挽きにした猪肉を赤ワイン(サンジョベーゼ100%)で煮込み、トマトを加えたラグー。もちもちのショートパスタと合わせて、粗砕きのブラックペッパーとパルミジャーノをたっぷり仕上げにふりかけます。

ラモレスカ・ロッソ [2021] ラモレスカ (シチリア) https://wineya.com/SHOP/A7419.html 乾燥の年だけに凝縮して肉厚でジューシー。開けたては果実のみでシンプルですが、翌日から立体感が出てきて、この年のポテンシャルの高さを感じさせてくれるワイン。 所有する畑の樹齢の古い区画の特に状態の良い葡萄を選別。品種毎に9月の中旬から収穫開始して10月末まで続く。出来る限り遅く収穫する事で品種を超えた葡萄のエネルギーを得るそう。プラスチック発酵桶の上部を開放し、酸素を供給しながら野生酵母のみでゆっくり発酵。温度管理は行わない。マセレーションはシチリアワインとしては例外的に長い30日間。アッサンブラージュしてザルで漉してから大樽に入れて12ヶ月間熟成。品種:ネロ・ダヴォラ,フラッパート,グルナッシュ

ワインのポテンシャルは素晴らしいのですが、まだまだ若い果実味主体の状態なので、もうちょっと年を経た状態で合わせられたら良かったです。サンジョベーゼ主体、キャンティ・クラシコ・リゼルバあたりだったらもっと楽しめたかも。

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Fish 本日鮮魚のカチュッコ:トスカーナ地方の魚介料理カチュッコを地物の鮮魚で。

ノットゥルノ [2021] ドレイ・ドナ テヌータ・ラ・パラッツァ (エミリア・ロマーニャ) Notturno / Drei Dona Tenuta La Palazza (赤) 750ml

トスカーナではなくエミリア・ロマーニャの赤を起用。カチュッコはイタリアのブイヤベースとすれば当然ロゼも合うので、熟成感のあるトスカーナではなく、軽めに仕上がるエミリア・ロマーニャのサンジョベーゼを選びました。ワインは熟した苺やブラックチェリーフレーバー。スパイスやオークの乾いた森のニュアンスも感じられます。丸みのある果実味の中にも豊かなミネラルと酸があり、樽熟成由来の余韻も長いワイン。21年のノットゥルノは出来が良くて、ワイン単体で飲んでも美味しい仕上がりの印象。前のラモレスカと入れ替えれば良かった?かとも思ったが、魚介の出汁がたっぷり出た料理と響きあいました。

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Main 美明豚肩ロティ:レモンと大粒マスタード:脂のキメが細かい美明豚の表面をしっかりと焼き上げ、余分な脂は落としロティに。シンプルにレモンとマスタード、ゲラントの粗塩で。ガロニチュールはサツマイモ。

リースリング グラン・クリュ アルテンベルグ・ド・ベルビテン [2021] ローラン・シュミット (アルザス) https://wineya.com/SHOP/2100060019726.html  最初は柑橘類の爽やかなアロマが、やがて熟したオレンジやグレープフルーツのような芳醇な香りに変化。まだ若くペトロール香は僅かにしか感じられないが、複雑な要素の片鱗が見え隠れ。 土壌に由来するたっぷりとしたミネラル、ほどよい塩味。これが、じっくりと手をかけた豚肉との相性を抜群にしてくれます。

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一通り食べ終えたらデザート。

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茨城産いちごの赤いマリネとブルーベリージェラート:ドライフルーツ、オレンジ、レモンと赤ワインで作ったマリナードで苺を漬け込み、ブルーベリーとヨーグルトを主体としたジェラートを合わせたドルチェ。ジェラートのミルクには鈴木牧場の牛乳を使用。

デザートにはブルゴーニュとニュージーランドのピノ・ノワールを合わせました。

アイテムのひとつは「マリアージュ=結婚」と名付けられたロマンティックなピノ。

リッチな果実味と美しいミネラル感が融合した華やかな風味に、やっぱブル赤はうまい!ってなりました(笑)。

 

手の込んだ料理と快適なおもてなしに感謝。

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