NOW現状打破!写真28 内藤基裕ブログ

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WB(早稲田文学、Vol,03.2006.03フリーペーパー)

2006年05月03日 23時39分27秒 | Weblog
 新宿ベルグにおいてあったフリーペーパーより。

 はしょりつつ、歪曲してカキコ。

 高い鉄塔があって、地上100メートルほどに

 八畳のスペースがある。

 鉄柵があり、鉄塔自体も極めて頑丈。

 外敵もなし。天候にも左右されない。

 とにかく、考えうるヤバさは何もない。

 こんな場所で、ただいるだけのバイトがあったとして

 らくちんで、お金もいくらも払うというのに

 やらない人がいる。

 それはどういうひとか?

 高所恐怖症のひとである。


 安全をまもられているのに??

 絶対、ただ、いさえすれば、何も起こらないというのに??

 それは高所恐怖症は外からの攻撃で揺らぐ恐怖とは違う
 
 内在的な恐怖との対峙からくる恐怖だからである。



 つまり、あなたじしんが、不意に鉄柵から

 一躍したくなる衝動にかられるということ。

 誘惑に晒される「自由」を完封することの難しさ。

 100パーセント安全でも誘惑のヤバさはついてまわる。

 サルトル曰く、「自由」は「めまい」をおこす。

 こいつがやっかいだ。

 では、どうすればよいのか?

 その間、ゲームなり、鉄柵のスケッチなり、

 何かに没頭するというのが、ひとつの解決法である。

 そのバイトに、何らかの「目的」や「使命」や「役割」を

 感ずるも一策。

 いずれの場合も対峙の裂け目はふさがれ、

 現に私たちは「自由のめまい」を懐柔しながら生きている。

 さらに、積極的使用法として

 自己拘束→アンガー

 社会参加→ジュマン

 を「他者」を絡めて展開してゆく~~~…???

 こっから先はよく書いてることわからんし、意味分からんかった。

 以上

 撮影先の帰りの電車で乱読。

 風景撮影100枚。ROW!!