Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

魔法にかけられて

2008-04-02 22:26:46 | 映画
ディズニー映画『魔法にかけられて』を見てきました。
ファンタジーというかコメディーです。笑える!
1人で行ったんですが、誰かと行けばよかったなあと真剣に後悔。

以下ネタバレあり。


キャラクターについては、まあだいたいは典型的なキャラクターですね。アンダレーシア勢はおとぎ話に、ニューヨーク勢は現代のドラマとか映画によくいる感じです。
ちょっとはずれているとすればナサニエル(ティモシー・スポール)。ディズニーの悪役の手下はどこまでも忠実なやつらが多いんですが(イアーゴみたいなのもいるけど)、彼はそうじゃないから、ねえ。
ただ解説とかで『ジゼル(エイミー・アダムズ)の世界が広がった』みたいな感じはどうかと。おとぎ話<現実世界では、必ずしもないと思う。確かに現実世界に来ることで成長したとは思うけど、おとぎ話の世界が現実世界に比べて劣っているわけじゃない気もするんだけどなあ。
ピップ(リス)はディズニーによくいる感じで大好きです。アブーとジーニーと魔法のじゅうたんを足して3で割ったような。といえばいいかな。

ストーリーも良い意味で『良く知ってる』感じ。途中でジゼルとロバート(パトリック・デンプシー)、エドワード(ジェームズ・マースデン)とナンシー(イディナ・メンゼル)になるってわかったし。とはいえ、ナサニエルがニューヨークに残ったのはちょっと意外だったかも。
ただナリッサ女王(スーザン・サランドン)ってたぶん死んだんだよね。
どうでもいいけど、ナンシーがニューヨークからいなくなって困る人はいなかったんだろうか……。
総じて、子ども向けという感じじゃない。いや、子どもでも楽しめるかもしれないけど、ある程度大人になってからの方が楽しめるかも。

そのほか。
まずは音楽が素敵。もっとミュージカルっぽくしてほしかったけど、現実世界とおとぎの国の対比ってのはこれくらいでいいのかな。聞き込めば覚えるかなあ。でもほとんどラヴ・ソングだからなあ。
それからあちこちに仕掛けられたディズニーのパロディ。夢で王子に会うとか、ベラ・ノッテ・レストランとか、靴を片方落とすとか、女王がドラゴンに変身するとか、毒リンゴとか、動物たちと掃除をするとか、バンクス夫妻とか。なんでもゲストでアリエル役の人とベル役の人、それにルミエール役の人も出てたんだとか! すごすぎるぜディズニー……。
ま、個人的には【王子と王女の物語】もいいけど、ピーターパンとかアリスとか、そういうのもあっても面白かったんでは、と思う。
そういえば隠れミッキーどこにいたんだろう……。

本編とは違うけど気になったこと。
ジゼルとかエドワードは頻繁に「ありがとう」って言うんだよね。だけどロバートやナンシーはあんまり言わない。いちいち言ってたらうざいかもしれない。だけど、現実世界でも、もうちょっと『ひとに感謝する』っていうことを表現してもいいかもね。



総じて。
ぜひもう1回見たいです。スクリーンでもDVDでもどっちでもいいけど、いろいろチェックしたいからDVDの方がいいかな?

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