Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

発表会からいろいろ

2018-03-04 23:37:34 | 音楽
いろいろ溜まってるので消化します。
まずは発表会の記録。

去年の10月に曲を決めて(少し悩んだんだけど)練習開始。
ソロはミュージカル『レ・ミゼラブル』より、「Empty Chairs at Empty Tables」。日本語では通称「カフェ・ソング」とも呼ばれています。
そして今回は同じクラスの人をナンパして(?!)、デュエットも歌います。曲はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』より「Aimer(エメ)」。私はロミオパートの担当です。

で。
音程がなかなか取れなくて、歌唱指導の先生にも伴奏の先生にも非常にご迷惑をおかけしました……。そして、わりといつものことですが、移調して歌ったので伴奏の先生にはご負担だったと思う……。申し訳ない。

なかなか浮上しないメンタルとあまり本調子じゃない体調を叱咤しつつ、2曲を何度も聴き、ピアノ弾きながらはもちろん、ドライヤーかけてる最中やカラオケでも歌いました。
仕事中もハミングしたり(ちゃんと仕事してたよ……結果はついてこなかったけど)、このためにメトロノームダウンロードしたり、と。
本番間近にはジュリエット役の人と振りも確認した。
歌詞を聴きながらこの部分ではどういう気持ちなのかな、と思いを巡らせました。

2月25日。
出たかった同人イベントを蹴って本番!
全3部、49曲という長丁場。ソロが1部、デュエットが2部で、個人的には逆が良かったけどまあ仕方ない。
歌のクラスのメンバーと先生の個人レッスンのお弟子さんが出演します。
個人レッスンの生徒さんたちはプロを目指す人とプロがいるのでまあレベルが違うといえばそうなんだけど、クラスのメンバーだって歌が好きな気持ちは負けてない。
ちょっとだけ毒を吐かせてもらうと、個人レッスンの生徒さんの中には性格的にどうなの、と思った人もいる……。若いから仕方ないのかな。

閑話休題。
ソロは課題だった出だしの音がやっぱり取れなくて、途中の高音も上がりきらなくて。そのせいか、いつも飛ばないところで歌詞が飛んで。
それでも音楽は止まらないから歌いきったけどね。
スタンドマイクではなく、手持ちのマイクだったので思うままに動いてみた。
そしたら、最後に膝から崩れ落ちた……。
曲を知ってる人はわかると思うけど、「Empty Chairs at Empty Tables」って大事な友人達を亡くして悲嘆に暮れている歌なんですね。
なんか、うん、立ってられなかった。声も震えてたし。聴きに来ていた父曰く「演出過多」だったらしいけど……。
あとでクラスの人に聞いた話。「本当に泣いてるのかと思った!」だそうです。
デュエットの方が少し気が楽だったんですが、それでも歌詞が飛んで、正直「ヤバい!」と思いました……。振りは大丈夫だったと思う。クラスの人曰く「ラブラブしてた」とのこと。

まあ、うん。
楽しかったのはそうなんだけど、個人的には「練習不足!」の一言に尽きる。
もっと歌わないとダメだね。

でだ。
他の皆様は非常に楽しそうに歌ってたし、聴いてて「すごい!」って思った。
ものすごく上手いわけじゃない。技術的にも未熟だと思う。
でも、「音」を「楽しむ」ってこういうことなんだな……と、素直に思った。
心に響くっていうのかな。そんな感じ。

先生方には感謝とお詫びを。
そして出演者の皆様、お疲れ様でした!



以下独り言。

私は音楽が好きだけど全然上手くはない。器楽も声楽も。
でも、自分の「心」が「動いた」ことはわりと伝えられる方だと思う。
それは文章を書いてることが少なからず影響してると思うし、演劇や映画が好きで自分でもやってたことが関係してると思う。もしかしたら写真も何か関連あるのかな?

自分の中にある引き出しの中身を最大限に使っているのはきっと歌も文章も同じ。
たくさんインプットをすれば即中身が充実する、ってわけじゃないと思うけど、でもインプットは大事だと思う。

心が動いたこと……いわゆる「感動」を伝える。
私はきっとそれに魅せられている。
これからもずっと続けていくんだろう。
それが歌なのか文章なのか他の媒体なのかはわからないけど。
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