Myselves

言葉と音楽に隠された魔法を探して放浪中。
そんな『自分自身』たちの旅の様子は?

G.P.

2005-10-15 00:32:57 | 音楽
明日は演奏会!
ということでバイト先から黒い革靴をかっぱらってくる。あ、磨いたほうがいいかな。ってか靴って意外と重い。
前日のパー練で他の3人が5限まで講義ということを確認していたので、1人で行くかな、と思う。だけどアングレ(イングリッシュ・ホルン)を持っていかなきゃ行けないので部室へ。
途中、体育から戻ってくるTに出会う。
私「悪いけど楽器は自分で持って行ってね」
T「わかりました」

部室に行くと、結構人がいた。先輩がメイン乗り(=前中降り)の1年生に指示して鍵番を頼んでいた。そんなわけで5限がない2年生、鍵番頼まれた1年生などでちょっとだべる。
ファゴットのMちゃん(2年)がやってきたので、じゃあ行こうかと言って部室を出て靴箱のところでホルンのTちゃん(2年)に出会う。
M「T、あと1人誘ってタクシーで行かない?」
T「行く!」
ホルンを取りに部室へ行ったTちゃんの後を追うように、ヴァイオリン2年のYちゃんがやってくる。ので彼女も一緒に4人でタクシーに乗ることに。

会場着。
語劇の話をしたり、早い夕食にしたり、関係ない話をしたり(大部分は語劇の話)して時間をつぶす。
そして時間になったので中へ。荷物を適当に観客席において、舞台のセッティングを開始。
なぜか知らないけど、過去2回の定演も授業をさぼってセッティングしたんだよな。今回はもともと取ってないけど。今年は英語の時間割の都合で2年生の参加率が低い。まあ、そういう日年もある。
やがて5限あったメンバーが続々と到着。アングレをMちゃんに渡し、客席で音だし。『真夏』からだから今音だししてもしばらく吹けないんだけど。
と、隣にTがやってきて一言。

「すみません、楽譜忘れました」

……は?
正直焦った。どうしようかと思った。往復で30分だから取りに帰るというT。しかし、『真夏』がいつ終わるかわからないので制す。実際には、行って帰ってくる時間はあったんだけどね。でもそうすると帰ってきてすぐ練習って感じだったので。
と、たまたま練習用の楽譜を持っていたことを思い出す。書き込みが大量にしてあるので正直言って見にくい。仕方がないので本番用の楽譜を貸し、私は練習用のを使うことに。
とりあえず解決してどこかに消えたTを見て、ファゴットのMちゃん一言。
Mちゃん「I(Tの苗字)君ってさ、しっかりしてるように見えて実は抜けてるところもあるよね」
私   「意外とね。そこが可愛いところでもあるんだけど」
Mちゃん「確かに可愛いね」
いや、Tは男ですけど! ってか学年は1つ下だけど浪人してるからタメだし。
ところが。『真夏』はかなり長く時間を取った。そのおかげで普通に取りに帰れる時間あったな、と思う。悪いことした。許せ。
おかげさまで『シルヴィア』もドヴォ8も十分に吹けなかった。全曲通さなくて大丈夫か、『シルヴィア』。ってかアンコールにいたっては練習しなかったし。

帰り道。
ファゴットのMちゃんとは家が近いので一緒に帰る。そこでなぜか座高の話になる。ファゴットの前に座るのがオーボエだから当たり前か。Mちゃんいわく、オーボエのほうのMちゃんと私が前に座るのは全然問題がないらしい。が、Tだとちょっと見にくいとか。それって……。確かに、オーボエの2年生は2人とも小柄ですけど。

ところで、このG.P.は本番前にバリバリ吹ける最後の練習の日である。
本番直前のリハでがんばるとやばいしね。
それなのにほかのトレーナーの先生がいろいろ言ったり、なぜか目立つところがあんまりうまくいかなかったりでちょっとへこむ。
本番はどうなることやら。
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