白髪頭の独り言パート1

2011年を機会に隠居しようと思ったんですけど、大震災だもの、老け込んでいる場合じゃないよねー。

木口小平を想いましたー。

2011-05-07 | 日記
昨日のKスタでの試合は「西武ライオンズ」に2-0で「楽天イーグルス」は負けてしまいました。
本当にもったいない」敗戦投手となったマー君の弁。たった一発に泣きました。それも嶋捕手がホームに帰って来る走者を完全ブロックして、アウトにした所までは、良いムードだったんですけど、このブロックで嶋捕手は怪我のため退場。一発はその直後でした。

前日「福岡ソフトバンク」と全く逆の展開のような試合で、相手の新人牧田投手に、完全に抑えられ、牧田投手も一勝をあげ、自信を付けさせてしまったようですねー。大体が下手投げに弱いのか、初めての対決では打ちこなすのは、難しい投手なのかもしれません。



マー君は、この3回の一発による2失点以降は、きっちり抑えたんですが、打線の援護を受けることが出来ず、初黒星ですねー。

始球式は あの乙武さんがやってくれて、被災地民としては感動のオープニングだったんですけど、嶋捕手の怪我は痛すぎました。(今朝の新聞では打撲だけで済んだようで、少しほっとしましたが)。

Kスタからの帰り道に、嶋捕手が担架で運ばれて行く情景、私自身の心境などから、何故か「死ンデモ口カララッパヲハナシマセンデシタ」の「木口小平」を想ってしまいましたねー。

木口小平」と言ってもラッパ吹きの私なんで知ってますけど、かなり古い人しか解らないかも知れませんねー。「ウィキペディア」ででも調べて見て下さい。


日清戦争に陸軍兵として進軍ラッパを吹きながら参戦し、敵の銃弾に倒れても、なお「死ンデモ口カララッパヲハナシマセンデシタ」と修身の教科書に載った有名な人なんですけど、「口から離しません」は死後硬直だとか、その兵士は実は、白幡源次郎という兵隊さんだとか諸説あるらしいんですけど、私が見た訳では有りませんので解りませんが、ラッパ吹きとしては、ラッパは咥えて吹くものではなく、唇をあてて吹く物ですので、死後硬直でマウスピースに唇が付いていたまま死ぬというのは考えにくいんですけど、そんなことで「木口小平」を想ったんでは無く、退場して行く嶋選手の心境、負けても負けても尚、不変の応援姿勢を崩さないぞという私の固い決意と照らし合わせた次第なんですけどねー。


念のため、島根県浜田市の浜田神社に奉られている「ラッパ卒 木口小平」です。

心境としては、身近なところで「宮澤賢治」の「雨ニモ負ケズ」でも良かったかなーなんて気が付いたのは寝床に着いてからでしたー。

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