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頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

ハムスターを鳴かせる程度の能力。

2013-10-24 19:46:10 | 「ねずみ」のことについて
ハムスターというのは滅多に鳴かない動物です。
ハムスターが鳴く時というのは、ケンカをしていたりとか、激しく痛めつけられるとか酷い恐怖心を覚えた時のみで、無理やり掴むとかそういうことでもしない限りなかなか鳴く姿はお目にかかれません。
現に、ゴールデンの「こがね」は、薬を飲ませるときどんなに嫌がっても、鳴きません。3年間飼っていて、現時点で鳴いた姿を見たことは一度だけです。
その時もなにかしたからというわけでわなく、何故か冬の日の昼間に起き出して、

「ギー…キュッ」

と、2、3回繰り返して鳴いたのみでした。原因はよくわからなかったけれど、おそらく寒さに不満なんじゃないかということで、部屋の温度を上げたら鳴きやみました。

ところが、これほどまでに忍耐強い(?)ハムスターを、全く手を触れることなく大声で鳴かせる能力の持ち主が身近にいました。

それは、私の弟です。

高校生の頃、無知から同じケージで飼われていた「ねずみ」達ですが、ケンカを繰り返しジージーギーギー激しく鳴くのを見て、こりゃまずいと思いケージを新しく用意して分けて飼い始めました。それでもなぜか「ねずみ」たちは鳴くのをやめませんでした。ケージの位置がお互い近すぎるのか?と考えたりしたのですが、そうではなく、ある一定の時に限ってお互い激しく鳴くのでした。

ある一定の時とは…私の弟が通りかかった時、でした。

本当に何もせず、通りかかるだけ。激しい物音をさせるわけでもなく、そもそも普段は全くハムスターに関心がないので触ったこともないのです。にもかかわらず、弟がケージの近くに来た途端、「ねずみ」たちは敵意むき出してギーギージージーと鳴き出すのでした。

思えば、弟は野良犬には追いかけられるわ、猫を撫でようとすると毛を逆立てて威嚇されるわ、バナナワニ園ではワニの檻の前に立つと一斉に口を開けられるわ、挙句の果てにはペットショップの熱帯魚コーナーの淡水エイにまでぱくぱくと威嚇される始末でした。一体何が悪いのか。人間には好かれる方なのですが、動物にはものすごく嫌われるのです。

弟のお陰で、私は滅多に聞くことのないハムスターの鳴き声を、2年ほどさんざん聞かされることになりました。弟には、何か、悪い霊でもついてるんじゃないの?と疑いたくなりました。

ちょっと心配です…。

2013-10-24 19:12:48 | 毎日のお世話…こがねの場合(ゴールデン)


昨日、「おねむ」になったあと、こがねさんは少しごはんを食べていたようです。
みかんはそこまで口に合わなかったのか、ひとかじりして放置。それはいいとして、いつもは巣箱に持って帰るほどの好物であるカボチャが、ちょっと歯型をつけただけで置きっぱなしにされていたのです。



そして、何故かトイレの脇で、びろーんと寝ていました。何となく、見るからに元気がないみたい…ペレットもあまり食べていないみたいです。こがねさんは比較的ペレット好きで、朝には餌皿が空になっていることも多かったのですが…。



インターネット某所で、ペレットに水を振りかけると食欲増進作用がある、と聞いたので、試してみます。ふやかすほどではなく、軽く霧吹きするくらい。そうするとペレットの香りが立って、ハムスターの食欲を刺激するそうです。



さっそくペレットに頭を突っ込んでみるこがねさん。カラカラ、カリカリという音からして、頬袋に幾つか詰め込んでいる様子です。



最近与えた野菜の中では最も食いつきの良かったスイートコーンを与えます。あとはいつもどおりオオバコとタンポポ。
因みに余ったスイートコーンとカボチャは、今夜の夫の夕ご飯になりました。鬼嫁。



トイレのお掃除。
カテナールを飲む前は、砂が殆どおしっこを吸ってしまって、トイレ砂の消費量がとんでもないことになっていたのですが、今は掃除用のスプーンでひとすくいすれば済んでしまうようになりました。



昨日辺りから、こんな風に巣箱からお顔を覗かせていることが多くなりました。
今日のこがねさんの様子はいつもより明らかに「老い」を感じさせるところがありました。歩くときも、なんだか体を引きずってるように見えたのです。先に書いたように食欲も減退しています。
今までは、薬をあげるときもジタバタと元気に前脚でスポイトを払い除けたり、逃げようと「腹筋」してみせたりと、3歳とは思えない動きを見せていました。動物病院の獣医さんからも、腎臓以外の健康状態はお墨付きでした。

それでも、老いというものには逆らえないのですね…。
来たるべき時のことを考えていきたいと思います。