goo blog サービス終了のお知らせ 

頬袋日記

いまいち飼育法の確立されてない動物「ハムスター」に翻弄されっぱなしの「ニンゲン」の観察記録。

こがねさん、新居へ。

2013-10-20 17:32:58 | 毎日のお世話…こがねの場合(ゴールデン)
出来たてほやほやの新居(衣装ケース)に、こがねさんをお引越しさることにします。まずは、こがねさんにお薬を飲ませてから、新居の方の準備を整えます。



寒さが気になってきたので、まず古新聞を底に敷きます。



その上に床材をこのくらい。ケアペーパー4.5Lを二袋分使いました。



あとは食事、トイレなど、移せるものを移せるだけ、そーっと置いていきます。最後に気配に気づいて出てきたこがねさんを手に乗せて、新しいケージに移します。



巣箱の周りには巣箱の中と、巣箱周辺にあった古い床材を、なるべくたくさん置いてみました。お陰で巣箱の周りがこんもりしてます。自分の匂いが付いたものが多いほうが、こがねさんも安心するよね。



横から見るとこんな感じ。特にアクリル板をはめたりしなくても、中の様子が十分わかります。
あとは通気性が気になるところ。温度調節はパネルヒーターやエアコンで行うとしても、湿度がどうしても上がりやすいという欠点があります。幸い、プラスチックに穴を開けるのは、根気があれば大して難しいことではないとわかったので、通気性に問題があるようならまた側面の穴の数を増やしていきたいと思います。





お部屋のレイアウトはほとんど変えず、引っ越しの方法も私なりにこがねさんにストレスを与えない方法で行ったつもりです。また、今回衣装ケースの改造を行ったことで、次に迎える子があっても窮屈な思いはさせなくてすむかな、という安心感が生まれました。
けれども小さな老ハムスターの身体に、果たして引っ越しという行為がどれだけ影響を及ぼしたのか、私の目では判断できません。

狭いけど慣れた家で一生を終えるほうが良かったのか?
それとも短い間でもより良い環境で暮らしたほうが良かったのか?

…なんだか、人間における在宅介護か老人ホームかの選択のような話になってしまいました。

こがねさんの様子を見ていると、お薬を飲ませている時に「腹筋」して必死の抵抗をしてみせたり、硬いペレットやお野菜を食べているので、まだまだ元気でいてくれると思うんですけどね。
これからも楽しくお世話していきましょう。

おそらく、日本で一番ヘタクソな衣装ケース改造法。

2013-10-20 14:39:40 | 住処のこと
老ハムスターの住環境をコロコロ変えていいものか悩みましたが、やはりミニデュナでは体格のいいゴールデンハムスターには窮屈だろう、生きているうちに少しでも広い住処を用意してあげたい…そう思って衣装ケースの改造に着手しました。
用意した衣装ケースは、幅40×奥行74×高さ31と、購入可能なものの中で一番大きなものを通販で買いました。後日、近所のドラッグストアで、全く同じ衣装ケースが半額近い値段で売られていたのはまた別のお話…。

まずは、フタの部分を改造することにしますよー。



取り出しましたるはアクリルカッター。フタに取り付ける金網より一回り小さいところに油性ペンで印をつけ、金型定規を当ててアクリルカッターで切ります。はみ出しちゃったのはご愛嬌!



アクリルカッターといえど、一度や二度歯を入れただけで切れるわけではないので、結構根気が必要です。また、衣装ケースには変なところに溝?のようなものがあって、そこだけやけに分厚く切りにくくなっているので、いっぺんに切ろうとはせずに、溝の部分を避けて切ります。



切れた!
網の大きさにもぴったりフィットします。
しかしこのままだとなんとなく「バリ」が気になる。さりとて我が家にヤスリはないし…。



仕方ないので爪切りのヤスリで代用しました。



お次はキリをコンロで熱して、適当なところに穴を開けます。



穴が開いたのでここで結束バンドを取り出して金網を取り付けて、と思ったら、買ったはずの結束バンドが無い!!またしても仕方ないので、手元にあった麻ひもで代用して結びつけました。なんて不格好なんでしょう…。



ここまで来たらあと一息です。衣装ケース側面に、通気性を良くするために穴を開けます。再びキリを取り出して、コンロで炙ってじゅっ。やってから気づいたけれど、穴を開ける作業は、なにか目印を書いてから開けたほうが綺麗に仕上がります。一応、一定の法則に則って穴を開けたつもりなんだけど、やっぱりバラ、バラ。

そんなこんなで、一応、完成しました!







凝った作りにする人は、側面にアクリル板を取り付けて観察しやすくしたりするそうですが、さすがにそこまでやる体力も気力もありませんでした。この程度の透明度なら中が見えなくもないのでまあいいかな?と思っています。
また、コロが付いている部分の出っ張りを齧ってしまうケースもあるというので、床材を厚めに敷いて対処しようかと思います。

衣装ケースは安さと手軽さと大きさでハムスター飼育にプッシュされていますが、実際に作ることの気力体力、そして道具代を考えると、決して安いものとは思えませんでした。幸い、私は何とかうまく行きましたが、中には途中で失敗してしまうケースもあるといいます。それを恐れて業者さんに頼む人もいるそうですが、なんかそれも本末転倒じゃないかと。

お金に余裕があるならば、広いハムスター専用飼育ケースか、水槽を買ったほうが、手っ取り早いし楽だと思います。

【今回使用したもの】
衣装ケース(40×74×31)
バーベキュー用焼網(27×21)
アクリルカッター
金型定規
油性ペン
爪切り(ヤスリとして)
キリ
ガスコンロ
麻ひも
気力
体力

【制作時間】
多分1時間半くらい