東方のあけぼの

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裁判員制度一号判決

2009-08-06 18:45:50 | 社会・経済

懲役15年だそうだが、従来の判決にくらべて重いなという印象。法曹界のプロでもないし、マスコミで報道された裁判ニュースのあいまいな記憶をもとにして言っているだけだがね。

今回の事件の内容もしらないしね。被告は高齢だし、こわもての背景もない、孤独な老人だから反撃してくることもないだろう。

今度のケースはショーケースとして絶対に成功するようなものが選ばれたから当然だろうが、今後難しい裁判になった時にどうかだ。

一体裁判官たちは今まで何をしていたのか、と言いたい。逆恨みを恐れて求刑を適当にディスカウントしていただけではないのか。今後は裁判員との共同責任になったから強気になったんじゃないか。

裁判員制度が,、本来その双肩に全責任を負うべき職業裁判官の負担を軽減するのが目的であってはならない。そして民間の裁判員の安全は絶対に担保されなければならない。

今後、やくざとかマフィアのような強力な組織的犯罪とか反社会的、残酷な犯罪、そして特殊な主義者的な弁護団がつき、裁判員に法廷外であらゆる圧力をかけ、裁判員の私生活を示威的に脅かす圧力をかけてくるような裁判でも裁判員制度がしっかりと機能して冷酷厳正無慈悲な判決を下せるようになって、はじめて成功と言えるのではなかろうか。

今回、6人中5人が女性だったということも、被害者が女性だったので、相当に影響していたように思う。あの人選は本当にランダム・プロセスだったのかね。