どこ行きたい?
主人は今年の春、私にそう聞いてきた
う・・・ん。どこでもええよ~
困んねんけどなぁ。。。
白川郷・・・なぜか、ぽつりと頭に浮かんだ。白川郷は行ったことがない
というと、じゃ、白川郷にしよっか
で 決まった。
行きはなぜか、土砂降りの雨
どうすんねん、、、
関ヶ原のあたりで 雨は重たく、ワイパーを猛スピードにしても、窓にぶっかけられる雨の強さで
前が見えないほど
強烈
だけど、そこを抜けると、嘘みたいに晴れている
そして、白川郷につきました。
雨が上がって(運がいいなぁ
)、じめじめはしているけど、蒸し暑いけど
素敵な場所でした。

駐車場から徒歩5分くらいのところに流れる川です。
川の鮮度はよかったです。だけど、雨のせいか流れはかなり急でした。
橋を渡ります・・・
橋の上から見た
川です。きれいです。
橋を渡ると、そこには世界遺産 白川郷が待っていました。
鳥居をくぐってまっすぐ行くと
まばゆい光を浴びている蓮の花に出会いました。

蓮の花は白というイメージがありましたが、ピンクのものもありました。
きれいだったなぁ。。。お釈迦者様がお好きになられるのもわかる気がする。
きれいというよりも、清楚なんです。
街並みの紹介です。

日本家屋というのはなんというか、とっても味が深いものです。
その土地の気候に沿って建てられ保存され
後世に伝える努力はたまものだと痛感しました。
私の祖母の家のようなおうちもありました。洗濯物の干し方が懐かしかったです。
平成の時代に生まれた人にはわからないかもしれません
昭和生まれの私には懐かしいテレビでした。
土産物屋です。ここで、下駄を買いました。
しばらく行くと、面白いものに出会いました。
「よう、きなはった」と、言っているように思えました。
愛らしいその姿に、シャッターを押さずにはいられませんでした。
本当は、この方の横で、並んでポーズしたかったのですが、
息子たちと主人と周りの人の顰蹙を買うかもしれないので、
やめました。(とっとけばよかった・・・
)
「やめといて正解だぜ
」
子供たちが面白そうに、これ
何?と、聞いてきました。
水車だよと、答えてやると、不思議そうに観察していました。
白川郷の街並みです。
私のお気に入りの一枚です。
のどかな風景の中にひっそりとたたずむ家。やさしい風がそこにありました。
絵にしたい一枚です。
さらに歩いていくと、町の中を流れる川
がありました。この白川郷の人たちが、この町をいかに大切にしているか、この自然をいかに大切にしているか
そんな尊い気持ちを感じました。その川には色とりどりの鯉が泳いでいました。次男はうれしくてうれしくてずっと見ていました。
そして、ついに、写真集でテレビで出てくる、名場面に出会いました。
なにも言えません。ただ、ただ、日本の四季に寄り添うように、今まで生きてきたその佇まいに感謝させずにはいられないです。

国定指定重要文化財 和田家 へ 行ってまいりました。
子供たちにはその家の素晴らしさはわからないかもしれませんが、わたしにはその和田家の佇まいがとても、懐かしく思えました。
私が育った祖母の家とまるきり、同じでしたから。土間があり、庭があり、井戸があり。。。懐かしくて涙がこぼれそうになりました。

和田家から見た、風景です。
和田家の中です。
こんな照明の明るさが、日本的なもののような気がします。今の家についているライトは眩しすぎると思うのは私だけでしょうか。。。


和田家を出てきました。
町の中をぶらぶらして、食べたり休憩したりしながら、そして、ついに欲しかった風鈴も買えて
白川郷をあとにしました。