
点検活動は、障害者週間(12月3日~9日:2004年6月の障害者基本法の改正により、国民の間に広く障害者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的として設定されました)のとりくみとして、障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会(吉田裕美会長)が、「学ぼう! 最新のバリアフリーの街・さんすて岡山から」としておこなったものです。私も会の一員として参加しました。
段差はまったくなく、車イスでも不自由なく歩けるし、フードマーケット(生鮮品スーパー)の陳列棚も低い位置に設置されており、「使いやすい」とみな感心していました。苦言を言えば、荷物用のエレベーターしかないこと(荷物の受付で係の人に声をかけて上げてもらわなければならない)、トイレはホテルグランヴィアへの通路の途中(エレベーターの2階降り口の近くですが、「さんすて」から行こうと思うとかなり戻らないといけません)にしかないため混雑していたことです。これだけ大きな駅で、未だに一般の人も自由に使えるエレベーターがないというのは恥ずかしい話です。早急に整備してもらいたいものです(毎年要望していますが・・・)。「さんすて」の西口への通路側にもトイレがほしいです。
一方、視覚障害者にはまったく歩けるものではありませんでした。階段を使って2階へ上がりました。点字ブロックに沿って何とか歩けたものの、左へ右へ何度も曲がって大変です。自分がどっちを向いているのか、わからなくなります。切符売り場(自動券売機)まで、どうにかこうにかたどりつきました。しかし1人では買えません。点字の運賃表が貼り付けられていましたが、目の見えない人には、そこに貼り付けられていることがわからないのです!
何とか切符を買えたとしても、改札口がどこにあるのかわかりません。以前は、新幹線に乗ろうと思えば、階段は1つしかありませんでした。それを上がれば正面が改札口でしたから、(何度か通っておれば)スムーズに行けたのです。今度はわけが違います。公共施設の入り口で「ピンポン」となっているのを聞いたことがある方はご存知でしょうが、ワンフロアーでどこへ行けばよいかわからないような構造の場合、誘導チャイムが必要です。ところが新幹線改札口にはそれがありませんでした。早急につけてほしいです。在来線では、駅員に尋ねたらならしてくれました。在来線改札口には誘導チャイムがついているのに鳴らすようにしていないという、これまたヒドイ話でした。
さて、目的の「さんすて」。誘導点字ブロックは、券売機や改札に向けて貼られているものの、「さんすて」向きにはまったくありませんでした。「目の見えんもんは入ってくるなということか!」と、みな怒っていました。
点字の案内板、点字の案内チラシが必要です。「どこそこに案内があるよ」「どこにチラシがおいてあるよ」などという情報はすぐ仲間内で伝達されます。市の点字広報につけてもよいのではないかと思います。西口のリットシティ-ビルで、やっと点字を貼った案内板をみつけました。読んでみました。「全日空ホテルのご案内」・・・「さすがホテルだ」と思いましたが、デジタルミュージアムの存在も、NHKがあることも、目の見える人にはわかっても、視覚障害者にはわからない案内板でした。もっともっと工夫が必要です。
障害者の生活と権利を守る県連絡協議会では、今日の行動結果をとりまとめ、JR西日本岡山支社、岡山市に要望する予定です。
段差はまったくなく、車イスでも不自由なく歩けるし、フードマーケット(生鮮品スーパー)の陳列棚も低い位置に設置されており、「使いやすい」とみな感心していました。苦言を言えば、荷物用のエレベーターしかないこと(荷物の受付で係の人に声をかけて上げてもらわなければならない)、トイレはホテルグランヴィアへの通路の途中(エレベーターの2階降り口の近くですが、「さんすて」から行こうと思うとかなり戻らないといけません)にしかないため混雑していたことです。これだけ大きな駅で、未だに一般の人も自由に使えるエレベーターがないというのは恥ずかしい話です。早急に整備してもらいたいものです(毎年要望していますが・・・)。「さんすて」の西口への通路側にもトイレがほしいです。
一方、視覚障害者にはまったく歩けるものではありませんでした。階段を使って2階へ上がりました。点字ブロックに沿って何とか歩けたものの、左へ右へ何度も曲がって大変です。自分がどっちを向いているのか、わからなくなります。切符売り場(自動券売機)まで、どうにかこうにかたどりつきました。しかし1人では買えません。点字の運賃表が貼り付けられていましたが、目の見えない人には、そこに貼り付けられていることがわからないのです!
何とか切符を買えたとしても、改札口がどこにあるのかわかりません。以前は、新幹線に乗ろうと思えば、階段は1つしかありませんでした。それを上がれば正面が改札口でしたから、(何度か通っておれば)スムーズに行けたのです。今度はわけが違います。公共施設の入り口で「ピンポン」となっているのを聞いたことがある方はご存知でしょうが、ワンフロアーでどこへ行けばよいかわからないような構造の場合、誘導チャイムが必要です。ところが新幹線改札口にはそれがありませんでした。早急につけてほしいです。在来線では、駅員に尋ねたらならしてくれました。在来線改札口には誘導チャイムがついているのに鳴らすようにしていないという、これまたヒドイ話でした。
さて、目的の「さんすて」。誘導点字ブロックは、券売機や改札に向けて貼られているものの、「さんすて」向きにはまったくありませんでした。「目の見えんもんは入ってくるなということか!」と、みな怒っていました。
点字の案内板、点字の案内チラシが必要です。「どこそこに案内があるよ」「どこにチラシがおいてあるよ」などという情報はすぐ仲間内で伝達されます。市の点字広報につけてもよいのではないかと思います。西口のリットシティ-ビルで、やっと点字を貼った案内板をみつけました。読んでみました。「全日空ホテルのご案内」・・・「さすがホテルだ」と思いましたが、デジタルミュージアムの存在も、NHKがあることも、目の見える人にはわかっても、視覚障害者にはわからない案内板でした。もっともっと工夫が必要です。
障害者の生活と権利を守る県連絡協議会では、今日の行動結果をとりまとめ、JR西日本岡山支社、岡山市に要望する予定です。
できましたら、本文中に念のため、日付をいれたら、アクセスしてくださる人に親切だと思います。
基本的に「日記」ですので、その日の行動を投稿しております。そうでない時に限って日付をいれておりましので、ご了解ください。
なお、記事の一番上「今日も元気です」にそのことを付記しました。
最初からこのような構造の中自分一人で在来線・新幹線まで行く事ができるのか?疑問を持たざるおえないものでした。
私ですらこの状態ですから、視覚障害者の人達の通行はかなり困難であると感じていました。
あまりにも複雑な駅の構造で改善が必要です。
言葉が進歩しても中身が変わらないのではいけませんよネ。さっそく12月議会でとりあげ、改善を求めたいと思っています。