岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

聴覚障害児の特別児童扶養手当の認定が改善

2014-11-13 | 福祉・医療充実のとりくみ
 聴覚障害児の特別児童扶養手当の認定について、今年6月から低年齢の聴覚障害児も認定される検査方法に見直しされたことが、12日の政府交渉で明らかになりました。

 民主党政権時代の「事業仕訳」がきっかけで、聴覚障害児の特別児童扶養手当の認定は、「オージオメーターを用いた聴力測定に限る」とされました。
 オージオメーターというのは、健康診断で一般的におこなわれる「ピー」と聞こえればボタンを押す聴力測定器です。聴覚障害の子どもは「音」の認識が当然ありません。従って、おおむね3歳未満の子どもでには、オージオメーターでの測定は困難で、それまでは別の測定方法を用いていました。民主党政権が測定方法を限定したために、それまで対象となっていた低年齢の聴覚障害児に、特別児童扶養手当が支給されなくなってしまいました。
 私は約2年半前、この話を聞き、さっそく国に是正を求めました。この時の交渉では「客観的な測定方法に変更したもの」と冷たい対応しかありませんでしたが、「早期対応が必要な低年齢児を除外するのは許せない」と再検討を求めました。2年前の交渉では一歩前進し「専門家のチームをつくり検討する。その際、岡山県の専門家にも加わってもらう」との回答を得ました。
 そして今回、「複数の測定を組み合わせこと、2年後に再検査することで、おおむね6か月の子どもも対象になるよう改めた。6月に改善の通知を出した」との回答を得ることができました。

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