風がヴギウギ

自由気ままな風の様に毎日を切り取っていく

曾良庵の許に・・・ 如瓢の碑

2012年05月29日 | 曾良庵ヴギ

「如瓢の碑」

僕の生家 「松の木の下」に鎮座していた碑 重圧感が凄かったです

 

書かれている内容

翁 通称 弥平治 如瓢という号を持つ信州中洲村の人である

その先祖は神長官といい 永禄年間に豊後というものがいて

神長官より分家して 大政所の職につきこれが如瓢の祖先である

 如瓢は子供のときから院本(日本の茶番狂言)を愛読し

特に浄瑠璃曲を・・と続いています

小川平吉氏 中村不折氏の名も彫られている!!

*この松の木は 「御柱祭」時 難所として各町内の腕が試された場所で有名だったようです

父が生きていた頃は 時々 この碑を拓本取りに来る人がいたようです

僕は一度だけ 数人の方が来られ写真を撮っていった場面を見たことがあります

碑としては 前回記載したように功績をたたえ 

中村不折氏が書を書き 石屋が彫たものですが

不折氏と生家は親戚関係にある事から 書面等が数多くあります 

不折氏の書を祖父が彫り物にした作品は 

僕が言うのも変ですが「素晴らしい」と思います

如瓢の碑と生家について  新聞に連載され その切抜きが手元にありますので

碑の内容だけを掲載しました

この連載は 生家の歴史を知る上でも 重要なものであると父は言っていました

生家をたたんでしまった今 この碑だけは まだ 庭に佇んでいます

大変貴重なものであり 父が生きていた時 市が他に移動して管理するという約束を

したようですが 守られることはありませんでした

生家をたたむことは 時代の流れの中でしょうがないとあきらめも付きますが

碑を持って来れなかったということに 自分の非力を感じています

 


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