東京★秩父★函館ノマド生活 末端社長!森田博の公式ブログ

趣味の世界と零細企業末端社長としての近況報告。
書きたいことを書き、たまにアッと驚くことを発表する。

ROCKな社長!で行こう!

2008-06-09 22:28:40 | ラスト
●10周年記念に大好きな、ウイスキーラガバリン16年が、友人社長から送られてきた。
 とても水割りにするのはもったいない!ロックかストレートだ。
 まして、1ケース6本も。
 彼もこの酒のファンだから、お礼にラガバリン6本を送り返しておいた。

 彼と最初に会った頃、20代後半で、お互いとなりの番組プロジェクトでデスク業務をやっていた。
 年もひとつ違いで、礼儀正しいバランス感覚のある人間だったので意気投合した。

 なぜか、二人とも独立して苦労をしている。

 たまには、温泉でも行って憂さを晴らし、心と身体をリアップしようといつも話しているが、そうもしてられない。

 このウイスキーで互いに元気付けよう!!!

●社長もロックでいこう。

「ロック」な社長はすすんで勘定を支払う。ャbプな社長は他人に払わせてトクした気分でいる。

ロックな社長は叱ったり注意したりすべき時にそれができる。ャbプな社長はそれをせず、あとでチクチク言う。

ロックな社長は社員の反対を押し切ってでもしなければならない決断を下す。ャbプな社長は社内の空気を大切にしすぎて、重要な決断ができない。

ロックな社長は我が老いを認めない。だがャbプな社長は我が老いをすぐ認める。

●会社はロックでなければならない。ャbプな会社はいらない。社長はロックでなければならない。ャbプな社長はいらない。

しかも一時的・表面的なロックでなく、首尾一貫したロックでなければならない。


仕事は教えてもらうな。

2008-06-09 02:13:31 | ラスト
ぼくは、編集者になったときは普通のサラリーマンで、定年までこの会社に勤めるんだろうなあ、と思っていました。
  
 いまは独立して仕事をしていますが、もともとは独立するつもりもなく、会社の社内の事情とほぼ無理やり、「会社を立ち上げて備えろ!」という、将来の編集者のあり方を危惧した諸先輩方に押されたからです。

  でも、なぜ独立しても大丈夫だと思ったのか。

  それは、それまで仕事を納得いくまでやっていたからとチャレンジ精神をくすぐられたからです。

  たとえば、新入社員だったころから、できるだけ「この仕事やる人」と聞かれたときに「やります」と手を挙げていたこと。

  任された仕事は、納得いくまで調べてまとめて、「この仕事は、絶対間違いない。だれに何を聞かれても説明できる。」という状態まで持って行くこと。

  自分がはんこを押した書類は、上司に何を聞かれても「こういう理由でこういう処理をしました。(文句ありますか?)」
 と、かならず説明できるようにしていました。

  
  なので、独立する前には、かなり自分の仕事のスタイルに自信があったし、大丈夫だろうという予感もありました。
  
  独立して、他の会社の人の仕事振りをみていると、そういう気持ちで仕事をしている人は案外少ないんだなあ、と思います。

  どんな仕事にも、初心者向けの本や常識を書いた書物があります。

  仕事をするのに、そういった本すら読もうとしない。

  仕事をするのに、「人から教えてもらうのが当然。教育体制の整っていない会社が悪い。」という態度の人もいます。
  
  でも、仕事は本来自分で勉強するもので、人から教えてもらうものではありません。

  自分で自分の足りないところを意識して、自分で勉強するなり訓練するなりしなければ、
 一人前にはならないと思うのです。

 偉そうなことを書いたのは、いま自分が忘れかけている「チャレンジ精神を再燃させよう」とする意識を、もう一度持たないと、流されそうでいやなんです!
 
 安定させることも大事だが、不安定要素に負けない意識を、モチベーションを持って、もっと仕事を楽しまないといけない時期に来ている気がするのです。

 まだ、いろんなことやりますよ!!!


『ラーメン屋の責任』

2008-06-09 01:29:46 | ラスト

●健啖家の私でもあきれるほどに胃袋が強い年長者はT社長だけかもしれない。
そんな氏の好物はラーメンで、ラーメンを食べない日は一日もないらしい。

●先日も夕食のあとバーで葉巻を楽しんでいると、突然T社長が「申し訳ないが締めのラーメンをつきあってくれ」と言う。

●近所のこぢんまりしたラーメン屋に入ると、店内に客はひとりもいない。カウンターに腰かけ、店の一番人気だという「オイスターつけ麺」を注文する。カウンター越しに初老の主人が話しかけてくる。

●「ご覧のとおり景気が悪い。我々庶民が汗水たらしたところで、景気経済は別のところで決まっている。世界を陰で動かしているのは、ユダヤとフリーメーソンで、この先、日本は孤立し没落する一方だろう。それに、富が富を呼ぶ資本主義は問題だらけで、そろそろ制度を変えないといけない」
などと、どこかのセミナーで聞いてきたような話を延々とされる。我々は食べる前から少々気が滅入ってしまった。

●出てきたラーメンを食べたら、本当に気が滅入った。まずいのだ。

"当店イチオシ"のオイスターつけ麺のつけ汁がぬるくて味が薄い。おまけに麺は冷や麦のように腰がない。三口ほどすすったところで二人で顔を見合わせ、店を出た。

●自分の店の閑古鳥をユダヤのせいにしてはならない。

口の悪いT社長は、「あいつばかやろ、やる気あんのか。情熱不足だ。まずいラーメンを喰わせるやつに世間の悪口を言う資格はない」と激昂している。

たしかに世の中を支配しているのは特定グループなのではなく、シンプルな原理原則。それは、「すべては自分の責任」という不変の原則だろう。

●この店の主人は、日本と世界の経済を動かすことはできなくても、この店の売上げは変えることができる。
そうすれば、主人と社員とその家族の人生も変えることができるし、客の人生だって豊かにできるだろう。

●「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」と伝教大師・最澄が言うように、経営者は一隅を照らす人であってほしい。国宝であるべきだ。

一隅(いちぐう)を照らす人が100人いれば、100隅になる。万人いれば万隅になり、億人いれば億隅になって日本と世界を覆う。

●社会をなげく前に、一隅を照らそう。

その後、T社長と私は別のラーメン屋でリベンジに成功し、我々は満足して帰路についた。
そちらのお店は見事に一隅を照らしておられたのだ。




経営理念

2008-06-09 00:28:57 | ラスト
よく「経営理念は大事だよ。」ということが言われます。

  そして、社長のなかには、「そうか。経営理念は大事なんだな。」という気になって
 「わかった。じゃあ、プロに頼んで書いてもらおう」とやってしまう人がいます。
 
  自分でできないからプロに頼む、という手法は間違いではありません。

  でも、経営理念は人がつくるものではなく、自分で考えるものです。

  
  経営理念を文章にして、だれでもわかるように発信していくことは、案外むずかしいことです。
  これがきちんとできている会社は伸びる会社。

  普通の会社は、これができないから普通の会社なのです。

  普通の会社は、理念がないので、値段で勝負するしかありません。

  そうすると、商売も苦しくなってまた値引きをしてしまう。

  こういう悪循環に入り込んでいきます。

  
  あなたの会社も、こういうことがないように、「どういう会社にしたいか」をよく考えて、そして文章にしてみましょう。

  でも、最初からいいものはできないと思います。

  最初から100点満点を目指そうとすると難しいですし無理ですから、「あとで変更OK」という気持ちでつくってみましょう。

  そのうちに、いいものができてくると思いますよ。