箕面の森の小さなできごと&四季の風景 *みのおハイキングガイド 

明治の森・箕面国定公園の散策日誌から
みのおの山々を歩き始めて三千余回、季節の小さな風景を綴ってます 頑爺<肇&K>

豪雨の爪痕!(5年前のこの日に)

2019-08-27 | 箕面の森のあれこれ話し!

5年前のこの日 豪雨による箕面の森の被害の一部を当時のブログでそのまま紹介します。

 ‘14-8-27  

 3日前 箕面に一時間100ミリ程の集中豪雨があり、山麓の住宅に土砂被害もあったとか・・・今日もまだ箕面の森は箕面ドライブウエイが如意谷付近の土砂崩れにより箕面山荘まで通行止めです。

箕面瀧道でも一部が土砂崩落などのため通行禁止で、箕面大瀧へは迂回路や桜道、天狗道を通れば行けそうです。

 先日の豪雨の時、あの<千里川>が警戒水位を超え<洪水警報>が発令されたと聞き、まさかあの千里川が・・・? と ビックリ! 信じられない思いでした。今日はその千里川源流の<谷山谷>を歩きます。

  箕面ヴィソラ Q‘sモール箕面 イオン箕面などの街の真ん中を流れる<千里川>この千里川が溢れるような水量とは・・・すごいです。

   

 白島(はくのしま)から老人ホームを北へ上り谷山林道へ

      

 薩摩池 新薩摩池 五藤池のよこから白姫大明神前<G-6>へ

      

 谷山林道を歩いていると後ろから軽バンがやってきて道を聞かれました・・・若い男女4人組です。

 「箕面の瀧へ行きたいんですが・・・どこからも行かれへんのでこの道いけますか?・・・」と。

この道は行き止まりを告げ、勝尾寺からの道を説明すると、残念そうに引き返されました。遠いところをせっかくきてくれたのに・・・

この林道は一部崩落しているようです。 何とか通れますが後は自己責任です。

 

      

 産廃場を抜け林道を進むと、いつも少ない谷川が増しています。砂防ダムを水が乗り越えたようです。

            

 おっと!  え! まさか!  危ない!  前方の道がない!?

 横の川の流れを見ながら歩いていると、危うく落ちそうになりました

           

 現場は<G-7>の手前で、西谷川と東谷川が合流する地点です。  

  周辺を見回すが西斜面は急で迂回できない・・・仕方なく川に下り正面から見ると、完全に側面が崩落し

復旧作業を急いでも数ヶ月では終わりそうにない規模です。

(* ここからしばらく撮った崩落現場の写真をランダムに掲載します。   

   * (小さな写真は画面をクリックすると拡大します)

            

      

 

      

      

 

        

          

 それにしても一切の通行止め処置など為されておらず 危険です!

ここはマウンテンバイクマニアの人気コースでもあり、オフロードバイクがよく遊んでいる所なので、そのまま知らずにスピードで突っ込めば大事故になりそうです。ここにきて改めて今回の豪雨の大きさを知りました。

 川の中をよく見ると、川幅いっぱいに水が流れた跡が見受けられ、ものすごい水量だったことを感じます。何とか先に進もうと東谷川へ向かい、斜面を上れそうな所からやっと東谷山谷の道に出て<G-7>前へ するといつも歩いている土の山道が川となり削られて岩肌がむき出しでビックリです

      

        

 

         

         


       

 先程の崩落地を逆からみると、少し暗い夕暮れ時など知らずに下ればベテランハイカーでも谷へ落ちそうで怖い! まして知らないマウンテンバイクなどスピードが出ていればあっという間です。緊急<通行止め>の処置が必要です。(でも 近くに靴跡が全くないことから、ひょっとしたらまだ行政もこの崩落を把握していないかもしれません・・・?

 <G-7>から谷山谷を上り<G-8>まで歩く・・・この間 流木倒木は多いものの崩落などはなく、随所に左右の斜面から大量の雨水がこの谷川へ集中して流入した形跡が見受けられます。

千里川を一気に増水させた形跡を見た思いです 

         

       

 森の中で渓流を眺めるのが好きな私も、今日は谷山谷の流れを見ていても落ち着きません・・・

(* 下山するとともに携帯電波が通じたので、早速関係する行政機関に連絡しました)

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 郷愁の田舎 | トップ | 箕面・六箇山へ »
最新の画像もっと見る

箕面の森のあれこれ話し!」カテゴリの最新記事