もうすぐ鷹渡りの季節
箕面駅前から歩いて10分ほどの西江寺へ
西江寺境内にある私の好きな放浪俳人 種田山頭火 その句碑の前でしばし 山頭火 がここで詠んだ当時の風情を思い浮かべます
西江寺の裏山から聖天の森を上ると、少し汗ばむ額に涼しい初秋の風が吹き抜けます
聖天展望台に着くと、数人のカメラマンが大型カメラを空に向けています。今年も<鷹渡り>の季節です
「もう来てますか?」「ボチボチでんな~ これからですわ・・・」と。
皆さんワクワクしながらタカの到来をまっています。これから1~3週間ほど、ここ聖天の展望台やこの下の桜展望台は、鷹渡りを撮影する人々で溢れます
(ちなみに毎年9月下旬は満員電車並みの人です)
あの孤高の猛禽類のタカが、ハチクマ、ノスリ、サシバ、ハヤブサ、ハイタカ など等、その種類を越え一丸となって列島の北から下り、この箕面の森の上空で輪となり一気に上昇し、ジェット気流にのって遥か遠き何千キロもの南の島へ帰っていく姿は神秘的でもあり実に壮観です
<鷹渡り>を見る私のお薦めは、満員の聖天の展望台から上方に登った才ヶ原林道です。この林道は車も通らず空が開けているので、毎年この路上に寝転がり空を見上げてショーを楽しむハイカーやナチュラリストの皆さんもいますよ。
「あ! 見えた!」<あほ! あれはカラスや!>な~んて言いながらね・・・
9月の箕面市広報「もみじだより」や駅前の箕面観光案内所、滝道の箕面観光ホテル入り口前の森の施設、箕面ボランティアガイドなどに詳しく聞くことが出来ます。