もりんの日々是迷い人

もりん。50代主婦。
×あり。子あり。
良い職場と幸せを探し求める日々。

台無しにされた時間を取り戻したい…

2020-11-23 11:05:00 | 日記
誰でも
期待していたことが
台無しにされることは
あると思う。

手に入るはずだったものが
他の人の物になってしまったり
楽しみにしていた事が
中止になったり

コロナ禍の今年は
特にそんな事の連続ですよね。


私は…

去年は
ご主人が実家を建て替えて
姑との同居が始まって。

引っ越しの挨拶周りで
近所の誰にも紹介すらしない
姑に不信感を覚えて。
本当は同居したくない?とか
私の存在は無視?って感じた。

それでも仲良くやろうと
姑を旅行に連れて行ったりも
したけど……

私たち夫婦より
自分や義弟一家の都合を
優先ばかりする姑に
嫌気がさして

今年の夏に
あの「家」を逃げ出した。


姑と同居するくらいなら
離婚で良かった。

でもご主人は離婚をせず
ただ私が出て行くのを
許してくれた。


ひとりでのアパート生活は
ただ寂しいだけじゃなくて

仕事の見つからない不安と
他の住人の怖さに
怯える毎日になってしまった。 
下の階の住人の奇声や大音量。
壁や天井を叩く音は本当に怖かった。


このまま
ひとりでここで死んでしまう?
そんな孤独と恐怖。


そんな中
私を救ってくれたのは
ご主人だった。

家賃を払い続けるくらいなら
一緒に中古マンション買おう
と。


実家を建て替えたご主人に
お金の余裕があるわけもない。
私の貯金だってたかが知れている。

それでも…
またご主人といられる
ひとりぼっちじゃなくなる
ならと
この中古マンションを購入した。


築40年近くて
見た目は昭和な団地で
エレベーターすらない。
4階なので荷物が重い時は
結構キツい(笑)

お風呂に追い焚きもないし
床も所々緩い。
リフォームされてるから
綺麗ではある(笑)

それでもここは
私の新しい『お城』

ご主人がいる。
姑がいない。
それだけでもとても落ち着く。


私は元々料理は
好きでも上手くもないけど
『誰かのためにご飯を作る』事が
楽しいことに思える。

姑と同居していた頃は
姑はキッチン独り占め。

建て替えを考えた頃。
ご主人は私と姑が
仲良くキッチンを使うと思っていた。

いざ同居が始まれば
私が使うのは2階のミニキッチンのみ。

料理も
メインはいつも姑で
私は簡単な副菜ばかり

たまに作った物が被れば
姑のもの優先で
私の作った物は
明日上(私たち夫婦)で食べれば?
と言われたっけ。
要するに不要品?


今の中古マンションに
住むことになって
ご主人が繰り返し言った言葉。

ずっと奥さんに
大きなキッチン使わせて
あげたかった。
だった。

私の気持ちに
少しは気付いていたのかな?


お風呂も姑優先で
自由に入れない。

ご主人のために
ご飯を作れない。

近くに住む
義姉、義弟一家は
知らない間に家の中にいる。

そんな姑との同居生活だった。


今もご主人は
週に一度は姑のいる「家」に戻る。

でもそれ以外は一緒。

結婚してこの地に来て。
ふたりでアパートで暮らしていた頃と
同じ様に
穏やかで自由な暮らしが
ここにはある。
 


姑と暮らしたのは1年余りだったけど
本当に嫌だった。

姑のすることも
自由に「家」で振る舞う
義弟一家も大嫌いだった。

ご主人と旅行に行って
嫌な顔をされたり
いない間に部屋に入られる心配も
今はなくなった。


嫌だったあの同居の頃のことは
忘れたい。

でも。

嫌な記憶ほど
なかなか消えないものでもある。

だったらせめて
嫌な記憶の上に
新しい生活を上書きして行こう。

今は
そんな気持ちになりました。

















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