もりんの日々是迷い人

もりん。50代主婦。
×あり。子あり。
良い職場と幸せを探し求める日々。

親として出来ることは人によって違うから。

2021-08-23 12:05:00 | 日記
『いじめ』がいけないことだって
本当にわかってる? 
って世間に感じることは多い。

辛さや苦しさなんて
いじめに合った人にしか
わからないし

やってる方なんて
面白がってるし

先生なんて
所詮自分の身が大事で……
そう思えることが多くて。

私が学生だった昭和に限らず
時代が変わった今でも
そうなのかもしれませんね。


 
他人ならなんとでも言えるでしょ?

そう思う人もいるかもしれないけど
私は私なりに『いじめ』には
戦ってきました。

自分自身のやられた『いじめ』では
ひたすら我慢だったし
親も先生も味方になんて
なってくれなかった。

だからこそ
自分の息子の時には
何があっても
私だけは味方でいようと思ったし
息子にはそう伝えて来た。


息子が小学6年生の時。
いじめというより
クラスそのものが荒んでいました。

昭和のドラマみたいだけど
親が共働きで家にいなくて
そのウサを学校で晴らそうとする
男の子がいて。

子供って『悪いこと』が
好きだったりするから
授業を邪魔したり騒いだり
仲間を作って回りに嫌がらせしたり。

軽い知的障害を持つ息子は
彼らの絶好の標的にされました。

なぜそれを私が知った?

担任から電話が来ました
お宅の息子さんのせいで
学級崩壊してますって。

はぁ!?(゜ロ゜

息子は何もしてないし
被害者なのに?
ちょっかい出される奴がいるから
ちょっかい出す奴がいるという
担任の言い様。

いじめを
されるような奴が悪い
と言いたいらしい。

そうは言われても
私が学校に行ってる訳じゃないから
真実はわからないですよね。

知り合いに電話をかけたりして、
色々調べました。
この中には息子をいじめた側の親もいた(笑)

で。真相は
ボス的に悪さをしてる男子がいて
面白半分にうちの息子が
いじめに合ってること。

担任は何も出来ないしない状態で
学級崩壊が起きている。
ということらしかった。

ついには担任
学級崩壊が起きているので
PTAは監視に来てください
とまで言い出した(-""-;)
ダメ過ぎだろ担任

でもね。私その時
良いこと思いつきました♪

来いと言うなら行ってやろう!
ってことで
授業中の学校に出向き
まずは『校長先生にお会いしたい!』と申し出。
その日校長先生はいらっしゃらず
教頭先生が対応してくれました。

担任の先生が
自分のクラスの学級崩壊を
いじめに合っているうちの息子の
せいだと言うので見に来ました。
一緒にご覧いただけますか?
と。伝えました。

今思えば、この時の教頭先生が
まだ話がわかる人で良かった。

一緒に教室へ向かうと
体育の授業中で誰もいない(笑)
窓から体育の様子を眺めながら
これまでの経緯をお話しました。
後に教頭先生から担任に
話が行ったようで
息子が悪く言われることは
なくなりました。

で。
問題なのはいじめてる奴!
な訳で。
 
私が取った行動は……

体育が終わって教室に戻ってきた
生徒たちに向かって
めちゃめちゃ笑顔で
こんにちは♪って
言って回りました(笑)



なんじゃそれ!?
って思います?
 
今の時代の小学生はどうだか
わからないけれど 
その頃の小学生って
まだ結構純粋な『子供』な部分が
あって。
 
ほとんどの子が
『こんにちは』とか
『〇〇君のお母さんだ!』って
返してくれました。

そう、私
〇〇君(息子)のお母さん。

いじめてる側は
私を見てどう思うでしょう?
私に満面の笑顔で挨拶されて
どう感じるでしょう?
私の笑顔の下は
きっと鬼の形相(笑)

私の意図は。
お前らがいじめてる奴の
親はな
いつでもこうして
学校に来れるんだぞ!
お前らがしてること
分かってんるだぞ!

と、無言の圧を
笑顔でかけることでした。

当の被害者本人の息子は
「なんでお母さん学校にいるの?」
って笑ってましたけどね(笑)


加害者男子。 
仲間の中には知り合いの息子もいて
その子の性格はわかっていたので
『嫌!』って言ってることは
しないでやってね。
助けてあげてね。
と、直接やんわり注意。

加害者リーダーは。
私の顔を見て
とても気まずそうにした。

この作戦
少しは効果があったみたいですよ。






 
昨日の記事のコメントで。
私がいじめて亡くなった子の親を責めている。とか
HSPだから何を言っても良いってもんじゃないでしょ!
というのがありました。
私の息子はたまたま生かされただけ
とも…。
 
色々考えてしまう体質だからこその
私なりの考えを述べたことが
不快に思えたのならお詫びします。

人の考えを批判することの全てが
良いとも悪いとも思いませんが
そのコメントによって
私が傷付いたことも
お分かりいただけたらと思います。




















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