ウルグアイ東方共和国 モンテヴィデオ市の住人より

モンテヴィデオ市の住人のつぶやき・・・・

オペラハウス

2009年03月28日 | 文化・芸術
旧市街地と新市街地の境界に、1856年から建つ、市営ソリス劇場(オペラハウス)。日中この前を通ると、最近はやりの劇場ツアー参加の為にチラチラ人が居るのを見かける。多くの人の印象が「小さいわね・・・ コロンに比べと・・」と。スタッフの話を聞かないで写真ばっかり撮っているとこうなるようで・・・ 
このオペラハウスが建てられた1856年は、ガスや電気の導入前でオペラを、油脂ランプで鑑賞していたのです。必然的に大きさが割りだされてきます。民間資本によって建設され当時のモンテヴィデオの人口は周辺地域をあわせても推定3万人前後・・・劇場の開幕初日は、村のあらゆる職業の人がやってきたそうで、着飾った人は正面玄関から、天井裏で気楽に鑑賞したい人は劇場のサイドの出入り口を利用したとか・・・・

建設から150年たってはじめて大掛かりな修復・改築が行われ、メインホール、リハーサル室、サロン、そしてあの伝統的なレストラン”アギラ”がなくなり、シアターショップ兼カフェがオープン。公演前の待ち合わせ場所に丁度いい・・・
モンテビデオ市営ソリス劇場は、市立フィルハーモニーオーケストラのホームシアターです。

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