ゴダールよりもデ・パルマが好き(別館)

ホンも書ける映画監督を目指す大学生monteによる映画批評。

2010年 注目!の作品 vol.5

2010-03-13 12:58:15 | 映画全般
やっと最終回です。時間かかりすぎました・・・・・・。

(期待度★~★★★★★)

「その他の気になる映画編」

「ハート・ロッカー」(3/6)★★★★★



ご存知、第82回米国アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品(長い)です。
今週末、見に行きます!

「月に囚われた男」(4/10)★★★★



デヴィッド・ボウイの息子、ダンカン・ジョーンズの初監督作にして、昨年、イギリスで最も高い評価を受けた作品の一つ。
原題はそのまま「Moon」、「月に囚われた男」は久々に良い邦題だと思う。見たくなる。
21世紀の「2001年宇宙の旅」?とまで言われる。

「ファンボーイズ」(4/24)★★★



最近、流行っているファンによる公開署名活動。
効果も結構あるようで、次々と公開されています。
ツィッターなどの力、恐るべし。
最近、盛んにテレビなどで報じられているツィッター。
ある意味、ツィッターのキャンペーン状態です。
ただし、僕はツィッターに陰謀論的なものを勝手に感じているので、絶対に参加しません。

「オーケストラ!」(4月)★★★★
フランス映画祭って、いつの間に大阪で開催しなくなったのでしょうか。
最近、フランス映画に興味を持ち始めているだけに残念です。
この作品は比較的早く劇場公開されますが、公開未定の作品で見たいものも多いので。

「ローラーガールズ・ダイアリー」(5月)★★★★



原題の「Whip It」も微妙だけど、「ローラーガールズ・ダイアリー」、こちらは微妙な邦題。
どうもこのタイトルが覚えられず、文字を打つたびに、
「ローラーブレード・ダイヤリー」とか、「ローラースケート・ガールズ」とか
ぐちゃぐちゃになってしまうのは、なぜ?

「トイレット」(8/28)★★★



荻上直子監督ともたいまさこが「バーバー吉野」「かもめ食堂」「めがね」に続き、4度目のタッグを組む。
全編トロントで撮影された。また、あのゆるい雰囲気なのでしょうか。
荻上監督は熱狂的ファンが多くて少し近づきがたい感じがします。

「インシテミル」(10/16)★★★

「リング」の中田秀夫監督が殺人ゲームを題材としたベストセラー小説を映画化。
出演するのは、藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、片平なぎさ、武田真治、北大路欣也、
阿部力、平山あやという豪華ホリプロ俳優。
このメンバーが殺人ゲーム・・・・・・藤原竜也が一人で暴走しそうだ。

「白いリボン」(秋)★★★★



ミヒャエル・ハネケの新作。
カンヌで最高賞であるパルム・ドールを受賞。
日本での公開が遅いので、ドイツに旅行へ行ったとき、見てやろうかと思ったのですが、
よく考えれば、この映画はドイツ語なんですね。
皆さん、ドイツの公用語をご存知ですか?そうです。ドイツ語です!
当然、英語字幕も付いているはずがなく、諦めました…・・・。

「瞳の奥の秘密」(年内)★★★★
今年のアカデミー最優秀外国語映画賞受賞作品。
やはり、今年もアカデミー賞の映画祭嫌いが露骨に出た。
「白いリボン」はパルム・ドール、「A Prophet」はグランプリ、「Ajami」がゴールデン・カメラを
カンヌでそれぞれ受賞。「悲しみのミルク」はベルリンで、金熊賞を受賞。
ノミネート作の中で、ヨーロッパの映画祭に絡んでいないのは、唯一、「瞳の奥の秘密」だけだった。

「ハングオーバー」(年内)★★★★



こちらもファンの熱烈な署名活動に
ゴールデン・グローブ作品賞受賞が後押しとなり、ついに公開決定。
もちろん、皆さんも投票しましたよね?

「キック・アス」(未定)★★★★★



次に署名活動が起こるなら、おそらくこれでしょう。
特別な力は何も持たないのに、憧れだけでスーパーヒーローのコスプレして街に繰り出す
貧弱男が女子高生ヒットマンやB級の帝王ニコラス・ケイジら愉快な仲間たちと共に戦うアンチヒーロー映画です。
予告編からして素晴らしさが滲み出ているのですが、知名度がゼロなこと、
さらにバイオレンス描写が過激であること、などが災いして日本での公開は未定です。

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