ゴダールよりもデ・パルマが好き(別館)

ホンも書ける映画監督を目指す大学生monteによる映画批評。

2009年 注目!の作品 vol.3

2009-01-03 16:01:33 | 映画全般
2009年の注目作品を期待度とともに。
(期待度★~★★★★★)

「邦画・ミニシアター編」

「クローンは故郷をめざす」(1/10)★★
スチール(↓)に惹かれました。
ヴィム・ヴェンダースがプロデュースしたらしいです。
たぶん、お金を出しただけで、実際はほとんど絡んでいないのでしょう。


「愛のむき出し」(1/31)★★★★
「自転車吐息」「紀子の食卓」の鬼才・園子温が237分の長尺で描く
奇想天外なラブストーリー。
なんかもう237分っていうだけで期待してしまいます。
それだけで監督の思いが詰まっている力作だといえるのではないでしょうか。

それより、AAAって誰?


「恋極星」(3/14)★★★
予告編だけで泣けると前評判の高い戸田恵梨香主演のラブ・ストーリー。
最近、日活が元気なのは気のせい?
すぐに終わりそうなので見逃さないように注意が必要。

「フィッシュ・ストーリー」(3月)★
伊坂幸太郎が大好きです。
ただ、「アヒルと鴨のコインロッカー」で中村義洋監督の底の浅さを
知っただけに期待できない。評価が高かったのも謎。
主演が伊藤淳史なのも納得できない。
公開された予告編もダサい。

「重力ピエロ」(5/23)★★★
伊坂幸太郎が大好きです。
「フィッシュ・ストーリー」よりは期待できそう。
原作が映画化に向いていないと思うのは自分だけ?
もっと面白くなりそうな作品がいくつもあるのに・・・。

「鈍獣」(5月)★★★★
人気脚本家、宮藤官九郎の同名舞台劇を浅野忠信、北村一輝、
ユースケ・サンタマリア、真木よう子、佐津川愛美、南野陽子ら
超強烈個性派俳優たちで映画化する。
これはおもしろそう!


「ウルトラミラクルラブストーリー」(6/6)★★★★
「ジャーマン+雨」の横浜聡子監督が自身の出身地である青森を舞台に
同じく青森出身の松山ケンイチを迎えて全編津軽弁で贈る
“超究極”のラブストーリー。
詳しく知りたい方はこちらが便利。


「インスタント沼」」(初夏)★★★★
「時効警察」「亀は意外と速く泳ぐ」←大好き
「ダメジン」「図鑑に載ってない虫」←大嫌い

上は普通な人がまだ出てくる比較的マイルドな路線。
下は異常な人しか出てこない過激でやりすぎな路線。

本作はどっちに当てはまるのか?

主題歌はYUKIの「ミス・イエスタデイ」

「おと・な・り」(初夏)★★★
熊澤尚人監督作品は結構好みです。
岩井俊二(熊澤監督の師匠らしい)がマイルドになったようなタッチが
程よくて見やすい。岩井監督も嫌いではないが、ちょっとしつこ過ぎるのです。
ただそれだけで選びました。
ストーリーははっきり言ってどうでもよさそうです。
麻生さん(総理じゃない方)の好演に期待。

「色即ぜねれいしょん」(夏)★★★★
何でこれが入っているかと言いますと・・・。
出たんです!エキストラとして。
映っているのか、ワクワクドキドキです。(デジャブ)

鴨川ホルモーのときよりも参加したシーンが3倍ほどあるので、
よほどのことがない限り映っているでしょう・・・期待!
ただ、田口トモロヲ監督の前作「アイデン&ティティ」が全く肌に合わなかったのが不安です。
現場を見る限り、同じような雰囲気だったので。

「山形スクリーム」(年内)★★★
竹中直人が監督として放つ日本初のホラーコメディ。
おそらく、恐ろしくシュールな笑いが待っているのでしょう。
主演が成海璃子なのはどうも映画のイメージと結びつかない。

「わたし出すわ」(年内)★★
最近、絶不調な森田芳光監督の12年ぶりのオリジナル脚本作品。
「間宮兄弟」(06)「サウスバウンド」(07)、「椿三十郎」(07)と
原作もので初期作品ほどの良い評価が得られなかっただけに、今回の
作品には期待と不安の両方を抱いてしまう。


「ディア・ドクター」(年内)★★★★★
この作品に期待しない人は映画ファンだといえるでしょうか。(言い過ぎ?)
「ゆれる」の西川美和監督の新作。
笑福亭鶴瓶と瑛太を主演に僻地医療の実態を描くドラマ。
前評判高し!!