空に問う。

空に問うても果てがない

2015-08-13 16:17:52 | 日記
朝から墓参りに行くぞって思っていたら、大雨。ちょっと小降りになったので行く。

本当は行きたくなかった。ここ最近って言うか、昨年から神とか仏とかとてもヘビーだからだ。何も出来ないくらい伸し掛かる・・・・。

まあ、父を助けていただいたことに感謝し、不甲斐ない自分を恥じて謝った。謝った理由は書かないけど、それはおいらにとっても最大の不幸。自分ではどうすることも出来ない問題。でもはじめて心から詫びて、どんな意味があってもいいから、もう解放されようと思った。

おいらに少しだけあった霊能は、ご先祖様からのお告げみたいなのを受け取れる些細なモノだったんだろう。風邪を引くと誰かが緊急入院したり、亡くなった。

良いか悪いか分からないけど、神の力はこの小さなスペックを封じた。

で、おいらにはご先祖の声が聴こえなくなった・・・・。って言っても、おいらが受信できたのは、父に関することを知らせるお祖母ちゃんの想い。おいらが以前のように聴こえなくなったから、怒って嫌がらせしたり、父を憎ませたりもした。もう父を救ううとか本末転倒。殺し合い寸前だった。

お祖母ちゃんの父への異常な執着、執念にもにた愛情。精神的に脆い女性だったと訊く。またその愛情が、父と言う他人を顧みない怪物みたいな性格を作り上げたとも言える。飽きっぽいその性格やすぐに許された気になり、開き直る癖。ホントに見苦しい。何よりも言葉で謝意を伝えない態度が可愛くないのだ。まあ、それもどうでもいい。

その異常性の愛情が霊障となって、おいらに障り続けたのは確かだ。台所の荒神様を移動させるチャンスは昨年にもあった。その時は猛反対された。世話もしないくせに、怠る癖に。今日も話したけど、神の世話をするのが面倒臭いのなら、神棚を置くのは辞めるように言った。格好でやられては困るのだ。もう普通の家のようにと言う「普通」は我が家に当てはある言葉ではない。おいらが思う以上は、いまだ呪われたまんまなのだから・・・・・。

父が楽になるのはいい。でも父は忘れてはいけない。今までに家族にしてきた仕打ちを反省する心は失くしてはいけない。でも簡単に手放そうとする。ふとした優しさを見せる時、それにもう甘えてしまう弱い人間なのだ。

遺伝があるとすれば、お祖母ちゃんの資質を受け継いだのは父なんだろう。憑りつかれて身体がダルイんだろう。しかしそれを祓ってくれる人はいないし、そういうことに金も使えない性格だから、そのうっぷんを親兄弟に親戚に、何よりも家族にぶつけてきたのだ。

今日は散髪屋のおばさんといろいろ話しながら、指摘されたことを痛感した。こんな父親捨てれば良かった。そして自分を呪いながら生きるのではなかったなと。

で、小さく泣いたわけだ。はじめてのことだった。もう二度とないことだろう。

自分と言う存在の小ささと自分の存在価値の低さと、それでも死ねない今の自分が少し悲しかった。たぶんもう父方の墓所を訪れることはない。呪った者が身内であったこと。それがこの数年の中でいちばん悲しい現実だったから。

雨やんだから、少し暑い。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿