Momonga Lovin' It

MOMONGAの趣味や興味があることを雑記風に書いてます

塩狩峠 / 三浦綾子

2006年06月11日 | Books
こんばんは☆
この本を初めて読んだのが確か高校生の時 そのときにはまだまだいろいろ書いてあることをちゃんと理解できなくて、読んでいるといろいろ違和感を覚えたのを記憶してます。
その後20才頃この本をまた読み返してみるとやや考え方の古さは感じる部分(時代背景を考えると)と差別的な考えがどうなんだろうという疑問点 そして主人公が大人になるに連れて人との関わり(とくに自分の母親)に対してうまく対処できないところ、そして実直なところ 主人公が考え行動すること1つ1つがわかってきました。
そしてもの凄く久々に今度は文庫本で再度読みなおしてみました。
主人公の実直さそして信じることを最後までやり通す芯の強さ... そして人に対する愛情・やさしさが文面を通して伝わってきます。
そして物語の最後には、主人公が電車にのり結婚を約束した女性のところへ向かう途中 列車の連結部分が外れ... 社内の人々が叫ぶ中 手動のブレーキを一杯に引きスピードは落ちるがその先には下り坂が... 主人公は最後には自分の身を投じて最悪の状況を避けた... 事故の一報を聞いた女性はその事故死を受け入れられず、駅に向かい... 主人公を見たと... そして後日事故現場に向かい主人公からおくられた手紙を読み返し自分が妻であることが誇らしいと... 
最後まで読み終わってみて。自分ではマネのできないことであり、このことがモデルになった人がいたことにも驚きです。
単に涙を流すという本ではなく人としての生き方・関わり方をものすごくリアリティがある文章で書かれてます。
読む歳で感じ方もこうもかわるもんだなぁと思う本です。
1度は読んでみると良いと思います。

また読みたいか度 ★★★★★ すばらしい作品だと個人的には思います。

パイロットフィッシュ / 大崎善生

2006年06月11日 | Books
こんばんは☆
ちょっと前に読み終わっちゃいました。
19年ぶりに昔付合ってたひとから電話がかかってきて合う約束をする。
その女性との出会いから、主人公の就職 女性との別れ... 主人公が積み重ねてきた人生 そして出会った女性達 死という別れ様々なシチュエーションがちょっと軽い感じのタッチで書かれてます。
そして女性との再会 ホームでの別れ... 文面中にもありますが、”人は、一度巡り会った人と二度と別れることはできない”印象的な言葉ですね...

また読みたいか度 ★★☆☆☆ ちょっと間をおいてから... 
               表現されている言葉が良いと思うところがあります。

VariusArtist / Midnight Lovers -Soul Ballad-

2006年06月11日 | MOMONGA RECOMMEND☆
こんばんは☆
日曜の夜いかがお過ごしですか?
今日はずぅ~っと雨模様でしたねぇ...
明日はFIFA WORLD CUP 日本戦ですね... 寝不足の人達多そう...

さてさて音楽ネタもちゃんとアップしとかんとですね...
今回はコンピレーションアルバムです。
都会の夜 しっとりと降る雨 少しダウンライトでウィスキーでも飲みながら聴いてみてはというアルバムです。
入っている曲はけっこう甘めのSweet Soulばかり... 
Wind Beneath My Wings/Gladys Knight & The Pips
Shower Me With Your Love/Surface
Between The Sheetrs/The Isley Broders
Any Love/Luther Vandross
Someone To Love Me For Me/Lisa Lisa And Cult Jam
I Need You/Maurice White
すでに発売から14年経ってますが、なかなかセレクトの良いアルバムだと思います。

■データ
アルバムタイトル : MIDNIGHT LOVERS ~SOUL BALLAD~
発売元      : Sony Records
製品番号     : SRCS5756

鎌倉散歩3 お土産

2006年06月11日 | YOKOHAMA・KAMAKURA
こんばんは☆
昨日鎌倉に行ってきました。
紫陽花はまだまだってかんじでしたが、色とりどりのお花が咲いてましたねぇ...
プチシリーズはもうちょっとまっててください...

その前にお土産を先にアップしとこうかと...
由比ケ浜から鎌倉駅方面へテクテク歩くと雑貨屋さんがあってその店先にディスプレイされてました。
ちょっと早い夏をお土産にしてきました。
壜につめられた貝殻です... ちょっとすずしげでしょ?

奪取 / 真保裕一

2006年06月11日 | Books
こんにちは☆
今日は朝から雨模様ですねぇ... 昨日は鎌倉にいってきました。
まだまだ写真整理ついてないんでこれからアップしてこうと思います。

さて先週じっくり読んでみました1冊 真保裕一さんの”奪取”です。
真保裕一さんというと”ホワイトアウト”が思い浮かべると思いますが... 個人的にはこの”奪取(上・下巻)”をすすめます。
友達がつくった街金借金を返すためヤクザからの厳しい支払いを突きつけられ大胆にも偽札造りを... パソコンを駆使し、ATMを破壊・持ち出し札センサーの弱点を突きまんまと大金をつかむところまで... そしてヤクザとの約束・突如現れたジジイ... 結局は友達はヤクザにとらわれ... 主人公は友達を助けるため警察へ売る 主人公は整形・名前を変えジジイそして物語中盤から後半にキーにもなってくる女の子を交えヤクザ・大手銀行を相手に精密な偽札造りへ... 最後の最後はある人物にだまされ...
登場する人物・人物関係・お札に関する詳しい情報など読み応えあります。
そして2・3転する展開も面白いです。
そして最後には真保裕一って... 事がわかります。

一度読んでみられてみては?