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新一生青年が!

日常の日記です。

汗水節之碑

2022-02-06 15:14:47 | 日記

           

 

 

           

 

 

           

 

「汗水節」は働く喜びを歌い、社会奉仕を説く沖縄の代表的な教訓歌です。

昭和3(1929)年に八重瀬町字仲座出身の仲本稔さんが歌詞、「えんどうの花」を生み出した宮良長包さんによって作曲されました。

当時、沖縄県は昭和天皇の即位を記念した事業の一環として勤倹貯蓄の論文、民謡、童話を県民から募集するというものがありました。

琉歌をたしなんでいた仲本さんはこれに応募し、民謡の部で原稿3等に入選しました。

民謡の部では1等、2等の該当作はなく、「勤倹貯蓄の奨」が3等に当選し当時県男子師範学校の音楽教師だった宮良長包さんが「汗水節」に改題、作曲し発表されると県内各地に広まり社会教育の教材として学校や各種集会等で歌われました。蓄音機さえあまりなかった時代に口伝えに広がり当時に流行歌にもなりました。

仲本稔さんの功績を讃え、昭和58年に「汗水節記念碑建立期成会」を結成し、「汗水節の碑」が建立されました。