全国高校サッカー選手権大会ベスト4決まる

今回の高校サッカー選手権は波乱の連続です。

最多6回の優勝を誇る古豪帝京が一回戦でルーテル学院に敗れ姿を消すと、同じく6回優勝の国見も初出場の藤枝明誠に敗退。
じゃあ、インターハイ上位勢はといえば、優勝した前橋育英、ベスト4の佐賀東などが早々に敗退。
優勝候補の一角、3年前ベスト4の千葉の古豪八千代も敗退しました。

ベスト8に残ったチームは矢板中央、広島観音、関大一、藤枝明誠、山梨学院、ルーテル学院、青森山田、神村学園と、どこが勝っても初優勝で、一体どこが優勝するのか、まったくわからない状況です。
多分、大会前に予想していたらとんでもない大外れになっていたでしょう。

今大会の傾向は3年前に全員サッカーで優勝をもぎ取った盛岡商業が優勝したときのパターンに似ています。
同じようにスター選手を擁さないチームが優勝してしまうのでしょうか。

準々決勝の結果は下記のとおりになりました

矢板中央　2-1　広島観音
関大一　　4-1　藤枝明誠
山梨学院　1-0　ルーテル学院
青森山田　3-0　神村学園

最近安定した成績を残している広島県と鹿児島県が残っていましたが、敗退してしまいました。
広島観音は矢板中央に終盤逆転負けし、攻撃サッカーが爆発していた神村学園は青森山田に完敗。
帝京を破ったルーテル学院は1点に泣き、国見を破った藤枝明誠は関大一にやはり完敗という結果です。

準決勝は矢板中央-山梨学院、関大一-青森山田という組合せです。
このカードを見てみる限り、選手権の常連で、U-17/U-18代表・代表候補を擁する青森山田の実力が一歩リードしているように見えます。
しかし、3年前は盛岡商が優勝していますように絶対はありません。
関大一も勢いで青森山田を破る可能性がありますし、矢板中央と山梨学院はどちらが勝つかわかりませんが、展開次第で青森山田を破る力はあるでしょう。

うーん、全然予想にも何にもなっていないですね・・・。

とにかくどこが勝っても初優勝ですし、悔いのないように頑張れ！