やった！メダル1号2号：バンクーバーオリンピック

男子スピードスケート500mで長島圭一郎選手と加藤条治選手が、それぞれ銀メダルと銅メダルに輝きました。

インスタートとアウトスタートの2本滑るのですが、2本目にインスタートが有利といわれているそうです。そういう意味では、1本目3位の加藤選手と2本目6位の長島選手では、インスタートを残す長島選手に逆転の期待が持て、加藤選手には何とか現状以上を維持して欲しいという状況でした。

一本目でややタイムが縮まず焦りの見えた長島選手でしたが、2本目でトップを取ると2位で逃げ切りました。後のない2本目で最高タイムを出すあたり、抜群の集中力です。何度も世界の表彰台を経験している実力を発揮してくれたといえるでしょう。
一方の加藤選手は、前回大会世界記録保持者で望みながら、スタート時間を遅らされてリズムが狂い、6位に沈んだ前回の雪辱を果たしてくれました。

特に長島選手は、私の地元北海道出身です。
最近、スキーは植村選手の長野や皆川選手の新潟に押され、お家芸だったジャンプは世界に勝てなくなりと、カーリングやスケートの北海道出身選手に期待していましたが見事やってくれました。

ちなみにですが、スケートが盛んな地域は帯広周辺・釧路・苫小牧、スキーは札幌・小樽周辺と地域が分かれています。
実は太平洋側は雪が比較的少なく、体育の授業もスケートが多いらしいんですね。日本海側や道央、道北地域は雪が多くスキーが盛んというわけです。