珍しい器具を教えてもらいました。
メデラ社の
「SNS(母乳哺育補助システム)
胸に装着して長期間の母乳育児を補助します。赤ちゃんはお母さまのおっぱいを吸うことで、刺激が伝わり母乳分泌を確保できるようになり、お母さまと赤ちゃんの絆を一層深めます。」
(メデラ社ホームページより引用)
だって。
来所したママのなかに使っている方がありました。
首からかわったかたちの哺乳瓶を下げながら、でもおっぱいをあげている????
どういう状態なんですか?ときいてみました。
「わたしは母乳があまり出ないのですが、この器具を使うと、ミルクをおっぱいと一緒に、あげることができるのです。これのおかげで、私はおっぱいをあきらめずにいられて、また子どもにとっても、足りない分はミルクで補えるのでいいです。一時は出ないことに悩んだり、出るようにいろいろやってみたりもしましたが、私は乳量が増えなかったので、これがとても重宝しているんですよ。」
哺乳瓶からつながっている細いチューブを伝わってミルクは出てきます。そのチューブは早く言えば乳腺のひとつ、と考えてもらうと分りやすいですね。
乳首の横にそのチューブを貼り付けて乳首に吸い付く時に一緒に吸わせればいいのだそうです。チューブの太さで出る量を調節できるのだそうです。
←こんな感じ。
そんなものがあるなんて知らなかった。
おっぱいが出なくてあきらめちゃったけど・・・知っていたら使っていたかもなぁ、なんていうママもいるかもしれませんね。
その話をしている時も、一緒にいるママ達はそうなんだぁ、ととても興味深く聞いていらっしゃいました。
おっぱいは人それぞれで違い、思いも違うけれど、だからこそ、いろんな選択肢があることを知っているといいな、と思います。
というわけで、こういうのあるんだって、知ってた?というお話でした。
使っているママはとても満足してオススメしていらっしゃいましたヨ。(も)