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モクリンの日記

お勉強、オリジナルの料理、ちょっとecoなことなど

『文学少女』映画化!

2010年04月08日 | おもしろかった本
お久しぶりです!
しばらく放置してしまいました...。
今回は、私の好きな本のシリーズの1つ、『文学少女』の映画化の報告を致します。

その前に、文学少女シリーズの紹介を少し。
主人公は井上心葉・高校二年生。
文芸部に所属している彼は、”本を食べちゃうくらい愛している”部長・天野遠子先輩と、身近で起こる事件を解決していきます。
本の中で、天野遠子先輩が他の本について語る場面がよくあるのですが、それがまたいいです!

作者は野村美月さん。

シリーズは、
  ”文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ)
  ”文学少女”と餓え渇く幽霊(ゴースト)
  ”文学少女”と繋がれた愚者(フール)
  ”文学少女”と穢名の天使(アンジュ)
  ”文学少女”と慟哭の巡礼者(パルミエーレ)
  ”文学少女”と月花を孕く水妖 (ウンディーネ)
  ”文学少女”と神に臨む作家(ロマンシエ)上下
  ”文学少女”見習いの、初戀。
  ”文学少女”と恋する挿話集(エピソード)1~2
  ”文学少女”見習いの、傷心。 ←最新巻です!!

  いちおう本編のストーリーは完結したようですが、サイドストーリーや続編らしきものがいろいろとでていて、おすすめです!映画は五月に公開されます。


おすすめの本リストアップ!外国ファンタジー篇

2009年09月23日 | おもしろかった本
私の好きな本はどのくらいあるのだろうか...。ふとそう思い、まったく自覚できていないということに気がつきました。
それで、この場でリストアップしよう!という考えへと発展しました。
今まで読んだ本の中で面白かった外国ファンタジーを書き連ねてみます。↓↓


・『クロニクル千古の闇』シリーズ    作:ミシェル・ペイヴァー  出版社:評論社
   紀元前4000年頃が舞台。少年トラクが自分を狙う「魂喰らい」と闘い、
   多くの困難を乗り越えて行く。
   血筋と天性、幼い頃の育ちの影響などで、色々な問題が起こってくるのが見どころ。
    6巻完結予定。5巻まで出ている。


・『ガフールの勇者たち』シリーズ 作:キャスリン・ラスキー 出版社:メディアファクトリー
   人間消滅後、フクロウの時代となった世界。メンフクロウのソーレンは、
   何者かによって巣から突き落とされる。
   そこから彼の、ガフール伝説を守る闘いが始まる。
    8巻まで出ている。続編が出る予定。


・『錬金術師ニコラ・フラメル』    作:マイケル・スコット  出版社:理論社
   双子の弟ジョシュがバイトしていた古書店の店長は、約700歳の伝説のニコラ・フラメル。
   ある決定的瞬間に立ち会ってしまったソフィーとジョシュは、伝説の双子だと告げられ、
   命を狙われる羽目に_!
    6巻完結予定。2巻まで出ている。


・『龍の住む家』シリーズ       作:クリス・ダレーシ―  出版社:竹書房
   動く焼き物の龍がいる家に下宿しているデービットは、龍の動きが見えないながら、
   エリザベスに龍をもらう。目をつぶると見える自分の龍に聞きながら本を書き始めるが、
   何と書いたことが、現実で起こり始め...。
    4巻まで出ている。まだ完結していない。


・『アルテミス・ファウル』シリーズ  作:オーエン・コルファー 出版社:角川書店
   生まれながらの天才児、十二才のアルテミス・ファウルは、大金を狙って妖精を
   人質に取る。そこから、彼の、知られざる妖精との付き合いが始まった。
   人間は妖精を知らないけれど、妖精は人間を知っているというのが面白い。
    4巻まで出ている、まだ完結していない。


・『バーティミアス』シリーズ     作:ジョナサン・ストラウド 出版社:理論社
   プラハの時代は去り、今や魔術の中心はロンドン。魔術師が帝国を牛耳っている。
   少年ナサニエルが御年5010才のバーティミアスという悪魔を召喚し、
   自分を辱めた魔術師に復讐を誓うが...。
    全3巻


・『ダレン・シャン』シリーズ      作:ダレン・シャン     出版社:小学館
   「奇怪なサーカス」シルク・ド・フリークを見に行った少年ダレン・シャンは、
   バンパイアの毒グモを盗む。結果友人が毒グモに噛まれてしまい、
   友人を助けるためダレンはバンパイアと恐ろしい取引をする。
    全13巻。


・『ジム・ボタンの機関車大旅行』    作:ミヒャエル・エンデ   出版社:岩波書店
   フクラム国というとても小さな島に赤ちゃんが配達されてきた。
   郵便屋さんも困り果て、フクラム国で育つことになった赤ちゃん、ジム・ボタンは、
   大きくなって、機関士ルーカスと機関車エマとともに島を出て冒険をする。
    全2巻。


・『リンの谷のローワン』シリーズ    作:エミリー・ロッダ 出版社:あすなろ書房
   リンの村で大人しい家畜”バクシャー”を飼う、内気で臆病者の少年ローワン。
   ある日、川の水が枯れてしまう。魔の山の頂へ出発する6人の勇者に混じって、
   なぜかローワンも行くことになり...。
    全5巻。


・『ミストマントルクロニクル』シリーズ 作:マージ・マカリスター 出版社:小学館
   流れ星の夜、リスとカワウソとモグラとハリネズミが暮らすミストマントル島に
   流れ着いたリスから生まれたアーチンは、キャプテン・クリスピンに仕えるようになる。
   次の日、ダンブル王子が暗殺され、平和だった島はメチャクチャに_!
    ⒊巻まで出ている。


・『サークル・オブ・マジック』シリーズ 作:デブラ・ドイル&ジェイムズ・D・マクドナルド
                    出版社:小学館
   ランドル少年は叔父の城で騎士への修行を励んでいたが、ある日やって来た魔術師
   マードックの魔法に魅せられ、魔法使いになろうと決心する。
   故郷から遠く離れた魔法学校に入学するが...。
    4巻まで出ている。


・『ナルニア国物語』シリーズ      作:C.S.ルイス    出版社:岩波少年文庫
   ペベンシー家の4人兄妹が衣装だんすをあけると、ナルニア国に続いていた。
   今は白い魔女に占領され、永遠の冬に閉じ込められているというナルニア国。
   4人は白い魔女と戦うが...
    全7巻。     
 

・『ハリー・ポッター』シリーズ     作:J.K.ローリング  出版社:静山社
   突然魔法学校ホグワーツに招かれ、自分が奇跡的に生き残った子だと知らされるハリー。
   闇の帝王ヴォルデモートに命を狙われながら対決していく。
   ハリーとヴォルデモートの闘いの行く末は...?
    全七巻。


こうやってみると、多いような少ないような...。
ファンタジー好きの方に役立てたら嬉しいです。面白いファンタジーがあったらぜひ教えて下さい。
このページのリストは、また他に面白いものがみつかったら追加する予定です。

おすすめの本のシリーズ

2009年08月14日 | おもしろかった本
今回お勧めするのは、時雨沢恵一さんの、
「アリソン」シリーズです。
一巻は『アリソン』
二巻は『アリソン 真昼の夜の夢』
三巻は『アリソン<上> ルトニを車窓から』
四巻は『アリソン<下> 陰謀という名の列車』
です。
どれも角川の電撃文庫からでています。
主人公は、女の子のアリソンと、男の子のヴィルで、どちらも17歳。幼なじみです。
2人が住むのは、巨大な大陸が1つだけある世界。
その大陸は、東半分が”ロクシアーヌク連邦”、西半分が”ベゼル・イルトア王国連合”通称”スーベーイル”の2つに分かれていて、長い間戦争を繰り返していました。
ちなみに、ヴィルは学生で寮に入っていて、アリソンは軍人として日々訓練を重ねています。2人ともロクシアーヌク連邦に住んでいます。
一巻では、休暇にアリソンがヴィルの学校にやって来て、2人で町外れまで行き、そこでほら吹きで有名な老人と出会います。
老人は、これだけは本当だと言って、『戦争を終わらせることができる、それだけの価値がある宝』の話をします。
しかし、2人の目の前でその老人が誘拐されてしまい、それを追いかけたヴィルとアリソンは命を危険にさらすことになってしまいます。
宝は本当にあるのでしょうか?どうして老人はさらわれたのでしょうか?

アリソンは金髪で、運動神経がよく、強い女の子と言う感じです。飛行機の運転がすごくうまいのが特技です。
ヴィルは、髪の毛が茶色で頭がいいのですが、自慢は大嫌いで、射的がうまいです。
軽い感じですが、かなりハラハラして、やっている事の難易度がかなり高かったです。
文庫本なので、機会があったら読んでみて下さい。

最近のオススメファンタジー

2009年04月06日 | おもしろかった本
「クロニクル千古の闇1 オオカミ族の少年」
作:ミシェル・ペイヴァー 訳:さくまゆみこ 絵:酒井駒子
出版社:評論社 出版年:2005.6.20

☆あらすじ☆
時代は紀元前4000年。
悪霊に取り憑かれたクマに父親を殺された少年トラクは、父との誓いを果たすため、オオカミの子ウルフと、ワタリガラス族の少女レンとともに、「精霊の山」を目指す。トラクはクマを退治できるのか!?

☆感想☆
トラクは、血筋などで色々な問題を持っているのですが、その複雑な設定が面白いです。
クマがとても凶暴だったり、思わぬハプニングがあったりと、とてもハラハラする場面がありました。
ウルフは、旅の途中でトラクが命を助けた、みなしごの子オオカミで、それ以来、ウルフを精霊の山に導く案内係となります。
トラクはオオカミ語を話せるのですが、ウルフとトラクの会話が可愛かったり、優しい感じだったりするときがあります。
少し重い感じな部分もありますが、読み出すと続きが気になります。
全部で六巻と予告されていて、今は途中まで出ています。
私は三巻まで読んだのですが、どんどん問題のスケールが大きくなってきて、次の巻がどうなるのか予測ができません。
酒井駒子さんの絵が、ふんわりした感じでかわいいです。

おもしろかった本「アルテミス ファウル」

2009年01月03日 | おもしろかった本
題名 『アルテミス ファウル 妖精の身代金』
作者 オーエン・コルファー
訳者 大久保寛

この本は、アルテミス・ファウルという悪天才少年が、妖精の存在を知って、妖精から黄金を奪おうと一大事を巻き起こす事件が書かれています。
妖精と言っても、小さくて美しいものではなく、普通の人間に近いものやケンタウロス、ピクシー、トロールなど数種類に分けられ、思考も人間に似ています。文化は人間よりも進んでいて、火山の活動を利用した乗り物など大地の力を利用したものがとても多いです。
アルテミスは、父親のかわりであり助手であり護衛であるバトラーという大男と、バトラーの妹ジュリエット、そして、父親が行方不明になって以来うつになった母親と暮らしています。
アルテミスは大計画を練り、ある一人の妖精ホリー・ショートをさらって身代金を出させようとします。
そうはさせじと妖精界はあの手この手を使ってアルテミス達を攻撃します。
妖精界のひとたちのセンスや会話がとても面白くて、時々笑ってしまいました。
続編も出ていて、やはりアルテミス達と妖精界の話です。
今は二巻の『北極の事件簿』まで読みました。
この後の本もまだあるので続きを読みたいです。

『鬼の橋』と『えんの松原』

2007年12月25日 | おもしろかった本
図書室で, 商を継ぐ者と一緒に借りた本を紹介します。

 鬼の橋 えんの松原
  作 伊藤 遊
  画 太田 大八
  オススメ度 ☆☆☆☆

鬼の橋は、冥界に迷い込み、そこで坂上田村麻呂に助けられた篁(たかむら)、ふた親を亡くした阿子那、篁がつけた路を通ってやってきた非天丸が出て来ます。
非天丸は、始めは鬼の考え方しか分からなかったけれど、少しずつ人間らしくなり、人間になりたいと願うようになります。
阿子那は、ふた親のかわりに非天丸と暮らし、鬼の性質に対して時々感じる恐怖を押し隠して、非天丸を信用して暮らしていきます。
篁は、2人を絶えず気にかけ、偉い身分の息子でありながらも彼らと一緒に食事をしたりして、2人を少しうらやましく思います。
えんの松原では、ちょっと訳ありで女童の姿をして温明殿(うんめいでん)で働く音羽丸こと音羽(おとわ)は、神鏡を見ようとやってきた東宮の憲平(のりひら)と出会います。
憲平が怨霊(おんりょう)に取りつかれていると知った音羽は、数々の怨霊が住むえんの松原へ幾度も出かけ、憲平を呪う怨霊の正体をつかみますが、憲平が大変なことに.....。

どちらもおもしろいですが、私は、えんの松原の方がおもしろいと感じました。おそらく、そちらのほうが、私の年に近い人がたくさん出てくるからだと思います。
たぶん、大人の方々も、楽しんで読めると思います。
機会があったら読んでみて下さい。

読んだ本

2007年12月24日 | おもしろかった本
今日読んだ本は、「博士の愛した数式」です。
きっかけは、過去問を解いていて、この本の1部が問題にでてきたからです。
 
  博士の愛した数式
   作 小川洋子
  オススメ度 ☆☆☆☆   

衝突事故のせいで記憶が80分までしかもたない博士と、そこで働く家政婦、彼女の子どもで博士がルートと呼んでいる子の温かい関係が描かれています。
途中には、完全数や220と284の深い関係など、いろいろなものが出て来ます。どれもおもしろく、そうなのか、と思ったりします。
ファンタジーではなく、いかにもありそうで、読み終わった時には温かい気持ちになれる本です。
是非読んでみて下さい。

オススメの物語

2007年12月22日 | おもしろかった本
最近読んだオススメの物語は、「月神シリーズ」です。

 月神シリーズ
  作 たつみや 章
  
  1巻 月神(げっしん)の統(す)べる森で
  2巻 地の掟 月のまなざし
  3巻 天地のはざま
  4巻 月冠の巫王(ふおう)
  外伝 商(すえ)を継ぐ者
  オススメ度 ☆☆☆
縄文時代の日本を舞台にした、神やカムイの現れる物語です。
主人公は、おもに『かがやく尾を持つ星の息子』ポイシュマです。
大昔の話ですが,考えることが今の人と似ていて、全く飽きません。
また、今の人々が忘れてしまった,自然の恵に感謝することが日常的にあります。
おもしろいので、是非読んでみて下さい。