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アーユルヴェーダのお勉強

独学でアーユルヴェーダ

心の状態〜サットヴァ〜

2017-04-03 09:20:54 | 基礎勉強
アーユルヴェーダでは、気質を望ましいもの、つまりサットヴァ<純質>と望ましくないものとに分けています。
望ましくない気質はさらに、ラジャス<激質>とタマス<惰質>とに分けています。
私たちはだれでも、よい気質と悪い気質の両方をもっていますが、サットヴァ、ラジャス、タマスのどれを多くもっているかによって、つぎのグループに分けることができます。


サットヴァブーイシュタまたはサーットヴィカ<サットヴァ型人格>

サットヴァで満たされている人という意味で、このタイプの人は節度があり、純粋な心をもっています。
信心深く、真実と正義の道に従います。
行儀作法も人柄のよさもきわだっていて、自制心が強く、簡単に動揺したり腹を立てたりしません。
たとえ精神を使い果たしても、それが精神的疲労となることはなく、四時間の睡眠しか必要としません。
教師を尊敬し、いつも自分の知識、実力、技能を高める努力をしています。
明晰な知性をもっているので、物事を慎重に考え、分別のある正確な決断を下すことができます。
生まれつき信仰心が厚く、知識欲が旺盛で、物事を公平に見ることができます。
この人はイドや自我(エゴ)よりも超自我が強いのです。
サーットヴィカ人格には、ブラフマー神型、インドラ神型、ヤマ神型、クベーラ神型、ヴァルナ神型、ガンダルヴァ半神型、リシ(聖仙)型の七つがあります。



(以上、「アーユルヴェーダ式育児学 アーユルヴェーダの基礎と小児科学」V•B•アタヴァレー著、潮田妙子/クリシュナ•U•K訳、春秋社、1994年発行 より引用)



久しぶりの投稿になりました。

サーットヴィカ人格には七つあるそうですが、この七つの説明は書いてないのです。(そのうち調べます…)

イド、エゴも初めて出てきた単語ですよね。次回、調べて書きますね。


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