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アーユルヴェーダのお勉強

独学でアーユルヴェーダ

医学部の入学審査

2017-05-07 22:29:43 | 医学教育と理想的な医者
偉大な内科医チャラカは、「武器、学問、水は、それによって我々が恩恵をこうむるか否かは、使い手次第である」と言っています。
たとえば、人の命を救うことのできる医学知識や手術用具も、よこしまな人にかかれば人を殺す手段にもなりうるのです。
ですから、医学部の学生選考に際しては、学生の倫理・知性・身体の審査をすることが大切です。
なかでも、倫理観の審査には、いちばん重点がおかれるべきです。

学生が医学生として、また、臨床医として、苦難の道程を耐えていけるかどうかを判断するために、体質が健康か、知覚機能が正常か、特に念入りに検査しなければなりません。
知能が高いことも欠かせない条件です。というのは、種々の緊急事態に即座に対応し、問題点を把握し、人命を救わなければならないからです。




(以上、「アーユルヴェーダ式育児学 アーユルヴェーダの基礎と小児科学」V•B•アタヴァレー著、潮田妙子/クリシュナ•U•K訳、春秋社、1994年発行 より引用)



医学教育についてのアーユルヴェーダの考え方が書かれています。
医学は学んだ事がないので分からないのですが、日本の医学教育もこの様な定義(というのかな?)があるのでしょうか。

この後もしばらく医学教育等についての内容です。

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