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アーユルヴェーダのお勉強

独学でアーユルヴェーダ

小児期

2017-02-28 22:31:19 | 基礎勉強
生命は受精の瞬間に始まります。
受精とは精子と卵子と我(アートマン)と精神(マナス)が合体する事です。
出生は人の一生のうちの一つの通過点にすぎず、小児期とは受精したときから十六歳までをいいます。

成長と発育は十六歳までにはほぼ完了しますが、「カーシャパ」によれば三十歳まで、「チャラカ」によれば三十四歳までつづきます。

小児は繊細な身体をもち、組織は未成熟で十分に分化していません。体力も十分ではないので、重労働には耐えられません。
小児は消化力、勇気、記憶力、自制心、感情などの心作用(精神機能)に関しては成人には及びません。けれども、組織を形成する力、組織の再生力、創傷治癒力では、成人よりも優れています。生まれもった愛くるしさがあり、快活です。
女子は十二歳で月経が始まり、思春期を通じて二次性徴が出てきます。
小児期はカパが増えているので、よくカパ性の病気にかかります。


(以上、「アーユルヴェーダ式育児学 アーユルヴェーダの基礎と小児科学」V•B•アタヴァレー著、潮田妙子/クリシュナ•U•K訳、春秋社、1994年発行 より引用)


”受精とは精子と卵子と我(アートマン)と精神(マナス)が合体する事です”…さらっと書いてありますが、どう言う事なのでしょうか…
そもそも、我(アートマン)と精神(マナス)が理解出来ていないです。
1つ目のブログの中にも出てきていましたが、ここに来てつまずいてしまいそうです。(ウィキペディアで調べて読んでみても、分かるような、分からないような…)

読み進めるうちに理解できるかな。

アーユルヴェーダにおける小児科学

2017-02-27 23:15:45 | 基礎勉強
小児科学はアーユルヴェーダの八部門の一つです。

小児科学以外の医学部門は子供が成長してからしかその役目はありませんが、小児科学は生命が胎内に宿る前から誕生して成人になるまでのあいだの全部門を網羅しており、いちばん重要な部門であるとカーシャパは指摘しています。

〈小児期の分類〉

1、「ガルバ」胎児期
2、「クシーラダ」乳児期:乳汁だけを摂取している時期で、生後六か月まで。
3、「クシーラーンナーダ」乳(幼)児期:乳汁だけでなく他の食品も摂取している時期で、生後六か月から二歳まで。
4、「アンナーダ」:授乳をやめ、普通食だけになった時期で、二歳から十六歳まで。この時期を、さらに二つに分けます。
a.「バーラ」:就学前の二歳から五歳まで。
b.「クマーラ」:就学後の六歳から十六歳まで。


(以上、「アーユルヴェーダ式育児学 アーユルヴェーダの基礎と小児科学」V•B•アタヴァレー著、潮田妙子/クリシュナ•U•K訳、春秋社、1994年発行 より引用)


文中に出てくる”カーシャパ”は一体誰なのだろう…と、調べてみましたら、とあるサイトにアーユルヴェーダの小児科の知識を伝えられた弟子だというような事が書いてありました。内科は誰それ、外科は誰それと伝えたそうです。

今読んでいるこの本を読み進めていくと、分からない事が出てくると思いますが、その都度色々なサイトで調べて教えてもらおうと思います。



アーユルヴェーダの八部門

2017-02-26 22:23:44 | 基礎勉強
アーユルヴェーダは八部門から成り立っています。

1、内科
2、小児科
3、一般外科
4、頭頸部外科
5、毒物学
6、鬼神学:a.精神病学/b.感染症/c.超自然力による疾患を含む
7、老年医学と強壮法:身体組織の質の改善により抵抗力を高め、老化を遅らせるための方法
8、強精法〈生殖細胞の質の改善により健康な子供を生み、活力を保つための方法〉

(以上、「アーユルヴェーダ式育児学 アーユルヴェーダの基礎と小児科学」V•B•アタヴァレー著、潮田妙子/クリシュナ•U•K訳、春秋社、1994年発行 より引用)



アーユルヴェーダの医学書は「チャラカ•サンヒター」や「スシュルタ•サンヒター」と言うものがあるという事はネットで調べて知っていましたが、いかんせん、高価で手が届きません。

上記のように八部門に分かれて書かれているのでしょうか。いつか読んでみたいです。
7番目や8番目なんてとても知りたい内容だな。

アーユルヴェーダの意味

2017-02-25 23:59:01 | 基礎勉強
アーユルヴェーダは生命の学問という意味で、生命に関するあらゆる知識を伝える学問を指します。

「生命とは肉体(シャリーラ)、精神(マナス)、感覚運動器官(インドリヤ)、我(アートマン)がつねに結びつき、一体となっているものである」

語源的には、アーユスとヴェーダからなる言葉。
アーユスは「動く」、「継続する」という意味の「イ」という動詞からきた名詞で、寿命または生命を意味する言葉である。
ヴェーダは「知識」、「学問」を意味し、「知る」という意味の「ヴィド」という動詞からきている。この動詞は聖なる知識をくり返し聞いて覚えるという意味を含んでいる。

(以上、「アーユルヴェーダ式育児学 アーユルヴェーダの基礎と小児科学」V•B•アタヴァレー著、潮田妙子/クリシュナ•U•K訳、春秋社、1994年発行 より引用)


健康で長生きする為にはどうしたらいいのだろうと、様々なサイトを検索していたら、アーユルヴェーダに辿り着きました。
でも、アーユルヴェーダってそもそもなんだ?オイルマッサージだけじゃないのか?健康にいいなら何でもっと広まらないの?
少し開いてみたら、とても興味深いアーユルヴェーダの事もっとを知りたくて文献を読んで独学で勉強中です。


生命に関するあらゆる知識って、深過ぎる。
どこまで私の頭で理解できるか分かりませんが、学ぶワクワクを忘れないように書き続けます。

今読んでいる本は上記の「アーユルヴェーダ式育児学」ですが、たまたま近くの図書館にあったアーユルヴェーダの本がこれだったからです。
まずはこちらの本を読んで学びたいと思います。