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認知症の治療薬のこと

2023-03-11 17:56:18 | レビー小体型認知症

(↑は 昨日もらった精神科薬と 内科薬の薬のセット、2週間分。)

 

 

ほぼ一年半前から レビー小体型認知症の治療薬を飲み始めた母。

アリセプト3mgを1錠/日 から 飲み始めて 症状に合わせて少しずつ 増量され、 昨年12月に10mgの維持量になってから、

食欲が極端に落ちてしまった。体が疲れやすくなり 横になる時間が増えた。

体重は 昨年5月に51kgあったのだが、どんどん減っていき 今は43kg。認知の状態は 随分安定していたが

体力がもたなくなり、

今年1月から 5mg そして、2月から 3mgになっていた。

約二か月間の薬の減量で 食事が食べられるように なってきたものの、

やはり 認知症状が 悪化してきた。

(自分の考えに固執して、同じようなものを次々と 買うこと。歩くには 遠いスーパーに一人で行こうとすること。

メモを自分で書いても 内容がなかなか 理解ができないこと。同じメモを何度も書くこと。

姉に被害妄想的な電話を かけて苦情をいうこと。

指が腫れていて、痛みがあっても、自分では思い当たる原因がわからないこと。

手から指の振戦が増えてきたこと。)

薬に頼らなければ、あとは 見守る体制をしっかりしなくちゃいけない。

今回 医師の提案で 認知症薬が 貼り薬に変更になった。

毎日一回の貼り換えと 皮膚のただれを防ぐようなケアが必要になる。

でも、胃への負担は 軽減される。

 

この先は 色々とケアマネさんや デイや 入居いている住宅の支援員さんなどとの連携をとって、

やっていく予定。

昨日は、眼科受診(逆さ睫毛の抜去)も あったので、外でランチ。ちゃんと 美味しそうに完食してくれて

良かった。(*^-^*)

施設見学なども出来れば していき 母が希望するなら 入所も視野にいれていきたい。

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レビー小体型認知症のこと

2022-08-02 08:55:18 | レビー小体型認知症

今朝の 「団塊シニアのひとりごと」さんの ブログを 拝読して、ご両親のことを思い お辛かった気持ちが 沁みました。

私の母の認知症がわかったのは 1年前ですが、初めの診断は うつ病、でした。そのとき、認知検査の「長谷川スケール」でも・・・認知は ない!と判断されていました。

車の運転も、「止める必要がない」と言われていました。(85才でしたが)

レビー小体型の認知症に中核的な4つの症状というものが あり、それが ほぼ 母にはありませんでした。

抗うつ薬で なんとか 自立して生活していけそうに なっても、他の母を苦しめていた 多くの身体症状は 取れることなく経過していて、

ついに

抗うつ薬を服薬拒否!病院も受診拒否!となり、「めまいが辛すぎる!この薬のせいだから 飲まない!」と言い張り、

薬をやめて、また症状悪化し 寝たきりの生活に戻りました。

先生に そのことを 相談して、「そのめまいは・・・もしかしたら レビー小体型・・かもしれない」といわれ、アリセプトという薬を お試しで処方されました。

診断されて 抗うつ薬とアリセプトを服用するようになって、 母の身体症状も 性格も 本当にびっくりするほど 変化していきました。

めまいのほかに 動悸、失神、などの本人が死の恐怖を感じやすいものもありましたし、

ドライアイ、ドライマウス、発汗、のぼせ、など 日常に不快な症状も それぞれの診療科で薬をもらっていたのです。

それが、みんな 脳から来ていたなんて! 本当に思いもしませんでした。(この本は そのあと 私がどう接していったらよいのか?を学ぶために購入したものです。)

 

(循環器も、耳鼻科も、脳外科にも いって 調べてもらっても、どこもなんともないといわれてしまっていました)

 

4つの中核的症状とは、認知機能の変動、幻視、レム睡眠行動障害、パーンソニズム)だそうです。母にときどき見られるのは、パーキンソニズムです。

顔や口の周りに 不随意の小刻みな振戦がみられます。

 

先日の診察の時に 私は 「今は絶好調です!」と先生に 話したのですが・・・

母の行動や意欲も そうですが、

一番は 性格の変化です。数年前から 人を疑ったり、悪口を言ったり、私たち娘のところに 誰か知らない人の悪口をいう電話をかけてきていたのです。

電話は 一時間も続き・・・そんな母をたしなめると、今度は「親の見方も できない娘、なのか?」と攻撃が 私たちに向かってきて、

また延々と 電話が続くのです。電話恐怖症になり、一時は 居留守を使うほどでした。

 

以前の母とは、まったく違う人格になってしまったようでした。

それもこれも・・・・今は 全くなくなり 昔通りの 優しく 誰にでも、声をかけ、手伝いもいとわない母に戻っているのです。

物忘れは 結構ありますが、それでも、元の母に こうやって接することができ、素直に笑って 色々なことが話せる母になった 今が

やっぱり 絶好調!だと思います。

これからきっと また違う症状もでて 変化していくのでしょうが、 後悔しなくて済むように いま たくさんの会話をしておきます。

 

母のケースは ラッキーだったと思います。あのまま 診断がつかなければ ・・・・なにも 解決せずに

苦しんでいたと 思います。

レビー小体型認知症は 専門医でなければ あまり しられていないようですから、

母のような苦しみで 過ごしている方もいるのはないか、と思います。

 

高齢化時代の家族の問題・・私も 最近 物忘れというか・・・

結構失敗が増えてきているので  身に迫る思いでもあります。

**************

余談ですが、私自身 去年 帯状疱疹になり、皮膚科ですぐに 診断がつき 治療も始まったのですが、

夜中に起きる突然の激痛(発疹部ではない場所)について 相談すると、「それは 関係ないよ!」と 笑って 皮膚科の医師に言われました。

それでも、毎晩 息も止まるほどの 痛みが 何度か 襲ってくるのです。。。石でもあるの?と思い

不安になって 泌尿器科にいって 検査してもらいました。色々調べても 何ともないといわれました、

皮膚科の医師と同じように・・・「帯状疱疹の痛みとは、関係ないでしょう?整形に行ってみたら?」と言われたのです。😢

後日 TVで 帯状疱疹の番組が あり、やっぱり、「その痛みは ある!!」ということが わかりました。

体験しなければ 知らないことも たくさんありますね・・( ;∀;)

 

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