気ままに楽しむ四季写真

趣味で撮った写真(風景、ネイチァー、花 etc)を掲載します
週1~2回程度の更新予定です

白鳥 朝空の飛翔

2016-02-13 | 白鳥写真
撮影日 2016-02-13  撮影場所 高崎市 烏川

昨日の予報では今朝は曇りだということだった。
朝起きて空を見上げたら雲は切れ切れに空に広がっている程度。
全くの曇り空なら今日は白鳥撮りには行かないつもりだった。
曇りの朝は空も川も鉛色で白鳥とのコントラストがなく冴えない写真になってしまう。
しかし東の空は明るく日の出が見られそうだし、状況によっては朝焼けの期待も出来そうな空模様に今朝も白鳥撮りに出かける。
朝焼けが期待出来そうな朝は左岸のポイントで撮ることにしている。
昨日の夕方の撮影時は餌場近くに130羽以上いた白鳥が今朝はその餌場に1羽もいない。
夜には皆それぞれのねぐらに帰ってしまうようだ。
近場のねぐらには最近はほとんどいない。
それで今朝は遠くのねぐらから餌場に向かって飛んでくる白鳥を狙うことにした。
幸いに東の空が色付いて来たので、朝焼けの空に白鳥が飛ぶ、というシチュエーションの写真が撮れるかもしれない。
ポイントで待つことしばらくして太陽が昇る。
思ったほどの朝焼けにはならなかったが日の出の情景はそれだけでも感動するし写真にもなる。

白鳥が飛んでくるだろう方角に目をこらす。
彼方に米粒ほどの白鳥の一群を視認する。レンズの射程に近づくまでファインダーを覗きながら神経を集中して待つ。
射程に入ったら連写、連写でファインダーから外れないよう夢中で白鳥を追いかける。
今日は白鳥を大きく写すのが狙いではなく、焼けた空や変様の激しい雲をバックに飛翔する白鳥、というイメージで広角気味に撮ってみる。
次から次と10羽から15羽くらいの一群が編隊を組み、また横一線になって飛来する。
ねぐらのある下流から餌場の上流へと川の流れに沿って私の目の前や頭の上を東から西へと飛んで行く。
日の出時刻からわずかに30分ほどの間に80~90羽くらいが飛来し通り過ぎたのではないかと思う。
捉え損ねた群れも中にはあったが、何回ものチャンスに太陽と絡めたシーンも撮れたし、焼けた空、色々な形や色模様の雲をバックのシーンも撮れた。
比較的に速いシャッタースピードで撮ったので失敗作も少なく満足の出来る朝になった。













































































白鳥 朝の飛び立ち(Ⅶ)

2016-02-11 | 白鳥写真
撮影日 2016-02-08・11  撮影場所 高崎市 烏川

毎日、朝の白鳥撮影が続いている。
最近は夕方の撮影にも行っているので写真の整理が大変だ。一日が忙しなく過ぎてゆく。
朝の撮影はねぐらからの飛び立ちを右岸から、また左岸からと空模様によって変えながら狙う。
ところがいつも写真を撮っている近くのねぐらにここ二、三日白鳥の数が少なくなってきていて心配だ。
昨日はたったの3羽だけ、今朝は40羽くらいに増えて居たが最近までは60羽くらいはいつでも居たのでちょっと寂しい感じがする。
まだまだスローシャッターでの飛び立ちシーンの納得できる写真が撮れていない。
カメラの届くこの近場のねぐらにまだまだ居て貰い多くのシャッターチャンスが欲しいのだが。
だんだんに餌場から遠くにねぐらを替えて行くみたいだ。
そのためか、朝、日の出時刻頃ずっと遠くの川下から群れごと編隊を組んで飛来して来る白鳥が多くなった。
8日の朝と今朝 1/10秒のスローで挑戦した飛び立ちシーンの連写の中に見られるカットが何枚かあった。
下手な鉄砲も数撃てば当たるの類の偶然に撮れた写真だが今の私の技術では満足できる作品だ。
幻想的と言えるのか、ただピントが合わないブレブレの写真と見えるのか、あるいは抽象的な何が何だか分からない写真と見えるのか、見る人によって様々だと思われるが私が撮ってみたかった写真に近づいてきたのは確かのようだ。
流し撮りの技術研鑽に励み、幻想的なベストな作品を目指してこれからも挑戦を続けて行きたいと思う。





































夕映えの白鳥

2016-02-07 | 白鳥写真
撮影日 2016-02-03  撮影場所 高崎市 烏川

今日は朝と夕方と二度の白鳥撮影。
太陽が沈む直前の光線で撮るとクリーム色を帯び、夕焼け空ならピンク色を帯びるので昼の光線で撮るのとは違った美しい白鳥が撮れる。
今日は雲の無い山際に太陽が落ちて行く。徐々に光を弱め赤い太陽に変わっていく。
太陽が沈む前30分くらいが撮影の時間。
その間に忙しく白鳥をカメラで追う。
どんな場面にも対応するにはカメラ設定の迅速な変更が求められる。
スローなシャッターで撮りたい場面、高速シャッターで撮りたい場面などが代わる代わるに訪れる。
その時は瞬時に設定を替えなければならないが頭の回転と手の動作が追いつかない。
前の設定を替えるのを忘れてそのまま撮ってしまい意図しない写真になってしまう事も度々だ。
こんな時は衰えた脳細胞がつくづくうらめしく思われる。
イメージするシーンを辛抱強く待つのが傑作をものにする近道なのかな?

今日は夕焼けにならない日没だったのでピンク色ではない黄味を帯びた白鳥になった。

























































ブラックスワン飛来

2016-02-05 | 白鳥写真
撮影日 2016-02-05  撮影場所 高崎市 烏川

今朝も朝早くに白鳥撮影に行く。
最近は空気が乾燥しているためかきれいな朝焼け、夕焼けが無い。
朝焼けが期待できない時は右岸の土手下が決まりのポイントになっている。
そこでねぐらからの飛び立ちのシーンを狙う。
今朝そのポイントに立ったら目の前の川面に白鳥のような黒い塊があった。
まだ夜の明けきらない薄明かりの中なのではっきりとは分からないが白鳥の夜の色とは黒さが違う。
もしかしたら黒白鳥かもしれないと期待を胸に夜明けを待つ。
やはり黒白鳥だった。去年は2羽飛来したが今年は1羽だけの飛来。
それでもこの川の越冬地を覚えて居てくれて再飛来してくれたのは素晴らしいことだ。
朝の撮影時は遠路の飛行に疲れたのか首を羽の中に埋めて休んでいた。
動きがほとんど無い状態なので撮影はあきらめて夕方出直すことにした。
夕方4時ころ左岸の橋脚脇のポイントに行く。
この橋前の水面に夕陽の光が差し込むようになったので夕方はいつもここを定番のポイントとしている。
いつにも増してこのポイントに多くのカメラマンとギャラリーが居る。
黒白鳥が来たとの情報を早くも知って駆けつけたのかもしれない。
目当ての黒白鳥は目の前の岸辺に居た。
この鳥は人馴れしていて手が届くくらいの近さで餌をついばんでいる。
そのせいもあってかこの珍鳥の前には人がいっぱいだ。
私も近くにカメラを構えて多くのシャッターを切った。



































































白鳥 朝の飛び立ち(Ⅵ)

2016-01-31 | 白鳥写真
撮影日 2016-01-27.28.29  撮影場所 高崎市 烏川

毎朝の白鳥撮影が続く。
朝の天気を見てポイントを変えながらの撮影。
朝焼けになりそうな朝は左岸河川敷の突端でねぐらの白鳥と朝焼けの空や日の出の太陽を絡めて、また逆光での飛び立ちのシーンを狙った写真。
朝焼けが期待できない時は右岸土手下で朝の飛び立ちをスローシャッターを基本に撮影している。
白鳥の数が日に日に増えねぐらに60羽くらいがいるようになった。
撮影チャンスは何回もあるようになったが超スローなシャッターでは何回試みてもピントの合った写真は撮れない。
撮った写真の全滅状態の時は気分が冴えないし心がへこむ。
そんな時には意にそぐわないが安全策に自分の技術で撮れそうなシャッタースピードに設定してピントの合った写真も撮るようにしている。
ひとシーズン終わって白鳥写真が一枚も無かったでは情けないし恥ずかしいので窮余の一策と納得してのこと。
ねぐらからの飛び立ちのシーンは1/45秒~1/10秒に設定して試みる。また状況に応じてそれ以上の高速シャッターを使う時もある。
1/10秒ではほぼ全てのカットが全滅だ。
1/15秒、1/20秒でもピントの合った写真を狙って撮るのは難しい。それでも何百枚も撮ったカットの中にどうにか見られそうなのがある時がある。全くの偶然だしまぐれのカットだがそんな時は小躍りしたくなるうれしい瞬間だ。
1/15秒、1/20秒では幻想的な写真というには物足りない。
しかし動感は十分に描写されていて満足できる域の写真だ。
今シーズン中に1/10秒の写真が一枚は欲しいものだがはたして撮れるものかどうか?
1月27日、28日、29日、三日間で撮った1/15秒,1/20秒の写真の中から見られそうなカットを掲載してみます。


1/20秒の写真












1/15秒の写真