『もじんのくに』

―知ってほしい私の人生~こういう運命の人もいる―

【ネタバレ注意】映画『超能力研究部の3人』感想

2014-12-31 23:41:39 | 乃木坂46
(つづき)


帰宅後、サプリとドリンクを飲んですぐに小牧コロナシネマワールドへ。


22:25頃、到着。



上映時間22:50~1:00の回の映画『超能力研究部の3人』のチケットを買った。

全席空いていた(笑)



映画を観に来たのは『RAILWAYS』以来か?

前回が鉄道で今回はアイドル……って俺が観るのはヲタク的な映画ばっかか! (笑)



チケットを買った後、
一旦ドリンクを買いに外へ。

自販機で買ったところ、
誰かがお釣りを取り忘れたらしく70円得してしまった。



『超能力研究部の3人』のグッズを売っていた。



自分が入室した時には貸し切り状態かと思うくらい誰もいなかったが、
開演前までに6人くらい入ってきた。



これ、感想を書くとネタバレあるいはネタバレのヒントになってしまうので
ほとんど何も書けない。

まぁ、もし面白かったかどうかを聞かれたとしたならこう答える。

「ある意味面白かったけど、やられたという悔しさが残る。」

ただ、こう書くと「やられた」という一言だけでは
この映画を観た人にはいろんな意味の解釈ができるので、
自分の場合の「やられた」の意味を誤解されかねないから、
それを書きたいのだけれど、
最初に書いたとおり「ネタバレ」になってしまうので
少なくとも今は書くことができない。

それも悔しい。

まぁ自分用の日記には書き残しておくけど。

映画公開終了になったら時期を見て改めて感想を書くかも。



……と思って打ち込んだんですが、
後になって映画の公式サイトに既に大半のことが書かれており、
自分がそれに気付かずに映画を観ていたことが分かりました。

また、あらゆるメディアに掲載されている主演3人のインタビュー記事にも
結構いろいろとネタバレ的なことが書かれていることも分かりました。

となると、下記感想文が非常に恥ずかしいので、
その前に上記文を追記しました。

そして、終了を待たずに感想をアップすることにしました。


とはいうもののネタバレには違いないので、
やはり見たくない人は以下文面を見ないでください。

この下の5行空き以降に映画『超能力研究部の3人』を観た感想を書きます。





以下、映画を観た“直後の”感想。


自分はこの映画を見終われば、
どんなことが嘘でどんなことがホントなのか判るんだと思っていた。

まぁそれが気になっていたからお金を払ってでも見たいと思って
普段は見に行かない「映画」を観に行ったわけだが。



自分が最初に「あれっ? 」と思ったのは
46のマネージャーと思われる人が、
「クソゲボ野郎」という暴言のセリフに対して
それをまなったんに言わせられない、
NGだと言い出して上司に確認の電話をした場面だった。

そんな暴言セリフごときでNGにするか?

いちいち上司に確認の電話なんかするか?

という疑いの気持ちから、
これは本当のマネージャーじゃなくて役者なんじゃないかと思ったのである。

つまり、自分は割と早い段階で、
「あれ? これはもしかして山下監督が騙そうとしてるのは
 46の3人じゃなくて観客なんじゃないか? 」と思い始めたわけである。


これが「やられた」の意味である。


全く同じ暴言を既にななみんは映画中で使っていたのだが、
マネージャーいわく、
キャラが違うからななみんはいいけれども真夏には言わせられない。

これにはちょっと笑えてきたが、
リアルにあってもおかしくはないことだと思ったので
実際に笑うことはなく静観していた。



そして、その疑いの心がほぼ確信に変わったのがその後間もなくで、
撮影現場に現れた46チーフマネージャーの態度のでかさ(笑)

これは絶対役者だろうと思って見たので、
その後の緊迫感がありながらも滑稽なやりとりに自分は笑えてきた。

これに関してはエンドロールで役者であることが明らかになった。



その後も次々とおかしな光景が出てきた。

まなったんのファンを名乗るスタッフが暴走して現場から連れ出されたが、
これは一見まなったんを騙そうとしてやったように見えるが、
もしかするとまなったん本人も知っていた台本どおりの演技だったのかもしれない。

要するに、まなったんがまなったん役の演技をしていたという可能性である。

これが「何が嘘で、何が本当なのかが分からない」というシーンの1つである。



いくちゃんやななみんも同様である。

いくちゃんの涙や激怒、ななみんの涙、
3人に対するインタビューも一見ドキュメンタリーだが、
もしかするとそれらも全て演技なのかもしれない。



ななみんが偶然スタッフの中に友人を発見していろいろと会話をするが、
その友人も役者と思われ、
そのやりとりもきっと演技なんだろうと自分は思って見ていた。

つまりこれも嘘か本当かは判らなかった。



何度か出てきたバス停の停留所名は明らかに映画用につくられた地名だし、
バスのフロントに付いていたエンブレムは
「BS-TBS」のロゴをアレンジしたんじゃないかと思われるデザインだし、
なんかバスが変な位置に停車したなと思ったら、
それにななみんが突然閃いたかのように飛び乗ってるし。



ただ、これらの多くは自分の推察であり、
結果的に「何が嘘(演技)で何が本当(事実)か」は
分からずに映画は終わってしまった。

エンドロールが終わった後、
最後にネタばらしがあるのかと思っていたら
客席が明るくなってちょっとビックリした。

つまり観客に対するネタばらしは
エンドロールで流れた「役名と出演者名」のみ。

要するに映画で映っていた撮影スタッフなどは
(恐らく)全て役者だったんだよというどんでん返し。

このため、何とももやもやしたすっきりしない気持ちになった。



つまりこれが自分の映画の感想、
「やられた」、「悔しい」の意味である。


もし自分がこの映画を観た満足度を表すなら「60%」といったところか。


まぁ自分は先にも書いたとおり結構早い段階で
「嘘(演技)」に気が付いたわけなんだけど、
エンドロールを見て初めて「えっ? 」と気付く観客もいるだろうし、
たぶん最後まで観終わっても騙されていたことに気付いていない観客はいると思う。

つまり、ドキュメンタリータッチ的なシーンを全て信じたまま観終わった観客は
間違いなくいると思う。



終わってみれば主題歌の『君の名は希望』はエンドロールでしか流れなかったな。

大ヒットするような内容の映画じゃあないし、
これでは密かに期待していたこの曲の再ヒットは来ない。





……と、ここまでいろいろ書いたが、
この映画を観た翌日、
事前情報がどう書かれていたんだったか確認するため
この映画のサイトを見直してみた。

すると、ちょっと恥ずかしいことが分かった。

事前に読んだ時はなんとなくしか理解していなかったんだけど、
映画を観終えた後でもう一度プロダクションノートを読んでみれば、
なんだ、スタッフ役に役者を起用していたことなど、
結構いろいろ正直に全てつくり話であることが書かれていたんだな。

つまり、プロダクションノートの内容を理解していた人は
ほとんど全て演技だということを念頭において最初から観ていたんだ。

う~ん……、読解力の弱い自分がこんなところに出た。

同サイト中のインタビューページにも
ほとんど演技だということが正直に書かれている。

まぁ、いい方に考えれば、
このサイトを見直さずに映画を観たから、
いろいろ推察してある意味楽しみながら観られたのかもしれないな。

もし、ほとんど全て演技だと知った状態で観たとしたら、
きっと満足度は60%どころじゃなかっただろうな。

もっと低かっただろうと思う。



自分の感想に興味を持たれた方は公式サイトもご覧ください。

あぁそういうことかと解っていただけると思います。


映画『超能力研究部の3人』公式サイト





観ている時に咳が出たらどうしようと思っていたが、
浅田飴を舐め続けていたら一度だけ咳が止まらずにヤバい時があっただけで済んだ。

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