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「いのち燃ゆ」スレッド8

2010-01-08 22:30:59 | いのち燃ゆ
32 :三好晴海入道 :2006/02/17(金) 22:57:58
ついに始まりました、作太郎さんのストーリー紹介各話編。「さてお次はいかになりゆくか」
という感じで、楽しみにしています。
『レ・ミゼラブル』はもともと新聞小説だったとか。だから起伏に富んだ
波瀾万丈のストーリーが続いていくわけですが、なるほど、それを元にした
『いのち燃ゆ』が劇的で面白いのも当然。 ドラマ本編を毎週楽しみにしていたのと同じように、
これからも作太郎さんの労作書き込みを心待ちにしています。
私もおりんが元々どういう女性なのか忘れていました。
後にたどる文字通り「落魄」の運命を思うといても立ってもいられなくなります。
思い返せばまさしく男社会のエゴ、我執に踏みにじられた女性達と、
あたかも彼女たちの苦しみを分かち合うかのように受難を受け続ける「異形」=赤毛の男、丈吉。
そして「異形」とは聖痕でもあるのです。
あまり気づいていなかったのですが、ユゴーの原作にはカトリシズムの色合いが強いようですね。
ではそれが『いのち燃ゆ』になった時にはどう生きてきているのか…。
あまり突っ込むとこのドラマの持つ根源の所まで降りていきそうです。
いつか再見できるであろうドラマ本編を待ちながら、その大テーマは追々語ることにしましょう。
原作『レ・ミゼラブル』も読んでみなくちゃなあ。
33 :作太郎:2006/02/19(日) 14:34:24
第2回不運な男
丈吉は、御赦免のめどがないのに絶望していました。大坂からきた、流人仲間から、
母と妹の消息を聞き、母からのお守りと手紙を読んで元気を取り戻しました。
庄屋は、お豊の婿に成って欲しい事、赦免状の事を話しましたが、丈吉は婿の話を
はねつけ、どうしても、島抜けしてでも、島を出ると云いました。
竜安と庄屋の会話で、庄屋は、黙認をすると云いました。丈吉の島抜けは、
庄屋に見つかりました。庄屋は、通行札等を丈吉に渡しながら、再度お豊の婿 になることを
頼みました。
その時、島抜けをしようとする別の男が、 庄屋に襲いかかりました。
丈吉は、庄屋に危害を加えたのは、 自分が罪をかぶると云いました。
島は、島抜けと、庄屋の怪我で 大騒ぎになりました。竜安の介抱もむなしく、庄屋は死を悟る、
そして隠れキリシタンの儀式をする。隠れて見た、
市蔵に固く口止めをする竜安でした。
その頃大坂では、家に戻った父親が母に無心していました。わずかばかりのお金
をかせいだ、妹のお志摩からの金をとり、芸者と家出しました、
途中芸者になっていたおりんに出くわしました。母は、丈吉の帰りを待ちわびています。
作次郎は、お豊に、自分の出生の秘密を明かしました。
自分は流人と島の女の間の子であることを、15才の時別の流人に云われた
と云うのです。そしてお豊に結婚を求めました。
お豊は、 父を殺した丈吉への仇討ちを作次郎がなせば、夫婦になると約束しました、
こうして2人の丈吉追跡の旅が始まったのです。
丈吉は、どことも知れぬ陸地にたどりつきました。

「いのち燃ゆ」スレッド7

2010-01-07 03:10:00 | いのち燃ゆ
28 :作太郎:2006/02/13(月) 00:57:33
20さん、詳細な補充レポありがとうございます。
入道さんの疑問は、記憶のとおりです。南田洋子さんで間違いありません。
今後は、私手持ちのビデオでストリー紹介を述べたいと思います。
29 :三好晴海入道 :2006/02/14(火) 02:12:00
「25」の情報収集は手間暇かかったことでしょう。本当にありがとうございます、
20さん。ついでにHNをつけてみませんか?
財津一郎や坂上二郎が最後の方まで出てきているのもびっくりしましたが、
高橋幸治が第1話から出演しているのも驚きです。
このドラマは登場人物が織りなしていく壮大な叙事詩でもあったんですね。
まさに『レ・ミゼラブル』の世界。
南田洋子は私が物心ついた時には既に『ミュージックフェア』の司会をしていて、
昼のスポット枠で夫の長門裕之と会話を交わす短い番組に出ていたことを覚えています。
つまり私にとって南田洋子はアクトレスではなく、品格の良いパーソナリティといったものでした。
今で言ったら櫻井よし子さんの感じに近いでしょうか。
だからこのドラマで初めて女優としての仕事を見て意表をつかれたものです。
しかも南田さんはほとんどすっぴん(と思われる)で、無骨で男勝りで気っ風がよい、
鉱山師の女を見事に演じていました。
あまりにバラエティ番組での清楚で上品な感じに慣れ親しんでいただけに
随分インパクトがありました。
後になってから今村昌平監督の『豚と軍艦』なんかを見て、実は南田洋子は
鉱山師の女の感じの方が元々のイメージだったのだな、と発見したものでした。
日活黄金期。そしてそのイメージを生かした役作り。素晴らしい女優だったのです。
栗塚旭の土方歳三を出してきたり、かねてから「日本人離れしている容貌」
と言われてきた信長・高橋幸治に蘭学医を演じさせたり、プロデューサーは随分と
粋な計らいをしてくれたものです。
それにしても半月もしないうちにこれだけの情報が集まるなんて、本当に感謝します。
このスレッドを立てた甲斐がありました。これからもよろしくお願いします、作太郎さん。

30 :作太郎:2006/02/16(木) 18:16:06
第1回を見てストリーを書いてみました。
第1回南海のはてに
主人公丈吉は、別名赤牛の丈吉と呼ばれる、力もちでよく働く為、他の流人仲間から
集団リンチを受けるが、無抵抗を貫く。何年かに一度、御赦免の為役人 が来る、
その年来た役人は丈吉は3年前に赦免されたはずと云う、
でもその書 類がなく、役人は、そうそうに帰る、再度赦免状は出せないという、
聞いてい た島の庄屋の息子作次郎、娘お豊。庄屋はお豊の婿に考えるが、
作次郎は反対 する。お豊は赦免状が出ない事、婿の話を丈吉に告げる。
丈吉は、赦免状が出ない事に自暴自棄になる。
島に長崎から、医師竜安と手つだいの市蔵(坂上次郎)がやって来る。
丈吉は、生まれながらの赤毛の為父の多吉(財津一郎)に疎まれ、
母お咲 (高森和子)に暴力を振るう父に反抗する。
大塩の乱の混乱時、飢えた妹 お志摩の為、空き家と思った家に入って、
ご飯を盗む、そこの家人に 大塩の一味と役人に訴えられ捕まる。
幼なじみの米問屋の娘 おりん(吉本真由美)がかばうが許されず、島送りとなった。
31 :作太郎:2006/02/16(木) 18:19:59
ひさしぶりに見ると、いろんな伏線がありますね。当時のNHKの意欲が感じられますね。
おりんの素性は、忘れていました。また、今後もストリー紹介続けますね。
興味持つ方増えて欲しいですね。

「いのち燃ゆ」スレッド6

2010-01-07 02:30:51 | いのち燃ゆ
23 :三好晴海入道 :2006/02/12(日) 13:30:21
この『いのち燃ゆ』での土方役は、栗塚旭さんのキャリアの中で、テレビで演じた
実質上最後の土方役だそうですね(舞台とかスペシャル番組は除く)。
栗塚さんのファンなら特別な感慨のある出演になるようです。
そう考えたら、そもそも『いのち燃ゆ』の配役はNHKにしては
随分思い切ったことをしています(これは『風神の門』でもそうですが)。
『シルバー仮面』は見てなかったですが、石橋正次は私にとっては
『アイアンキング』の「玄の字」でしたね。
お笑い界の人材だった財津一郎や坂上二郎を半ば敵役として出したり、
それにレッドビッキーズで女性監督役を熱演していた斎藤とも子が出てきた時は
「おおっ」と思ったものでしたよ。
この驚きの感覚は、『独眼流正宗』にいかりや長介が出演した感じを
想像してもらえば良いと思います。
この頃NHKはかつてのようには順風に視聴率が上がらなく、硬直化を打破するため、
民放でやっている手法を取り入れようとしていた頃だったと思うのです。
『人形劇三国志』で紳助竜助を投入したり、糸井重里の司会ぶりが最高だった
『YOU』を放映したり…。 映画発の俳優を使うのではなく、
テレビ発の俳優を使う時代になっていたということでしょうか。
でもまあ、どんな俳優でも、NHKに出演すればNHK風の重みが出るものです。
最後にちょっとお聞かせください。別のドラマと勘違いしているかも知れませんが、
丈吉を気に入って娘の婿養子に迎える鉱山師の女性は南田洋子だったような記憶があります。
かつての大スターだった彼女の演技を初めて見た経験だったと思うのですが、真偽の程を。
24 :20:2006/02/12(日) 17:32:21
>>21-23
ご丁寧な解説、ありがとうございました。栗塚旭はやはり栗塚旭らしい
重厚な演技だったのですね。
栗塚ファンから聞いたのですが、一連の栗塚土方のドラマを見ていた
「いのち燃ゆ」の プロデューサーのたっての願いで出演が実現したそうですね。
お礼といっては何ですが、 昨日、図書館で新聞縮刷版を調べて来まして、
以下、第1話放映当日の朝日新聞 テレビ欄の解説を紹介します。

「ビクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル』の翻案。杉山義法の脚本で、幕末の頃、
天草の流人の島を抜け出して、長崎、大阪、米子、京都と逃亡生活を続ける男の物語。
丈吉(柴俊夫)は流人生活、すでに十年になる。実は三年前に赦免されていたのだが、
役人の手違いで名簿からもれてしまったのだ。大阪で、飢えに泣く妹のため、
ひと握り のご飯を盗んだところを捕えられ、大塩の乱の一味と間違えられて島へ流された。
力持ちだが、無抵抗でまじめな丈吉の将来を哀れに思った庄屋(加藤嘉)は娘のお豊(神崎愛)
の婿にしようと考え、お豊もその気になるが、兄の作次郎(石橋正次)は猛反対、
丈吉も大阪の母や妹への思いが断てない。第二回で丈吉は島抜けを決行する。
この時、仲間が嘉右衛門を殺してしまったことから、丈吉は作次郎とお豊に追われる身となる。
世話になった医者(高橋幸治)の家から銀の燭台を盗んだり、
やがて米子で鉄山師の幸吉に なりすまして町の名士になるあたり原作とそっくりだが、
その周辺にオランダおイネや 新選組など、おなじみの人物を登場させる。」
25 :20:2006/02/12(日) 17:35:00
以下、テレビ欄から判明した、柴俊夫以外の各話の出演者です。
(81/4/08)#1 「南海の涯に」石橋、神崎、高橋、加藤嘉
(81/4/15)#2 「不運な男」石橋、神崎、高橋、坂上、財津、高森、
(81/4/22)#3 「銀の燭台」石橋、神崎、高橋、坂上、財津、高森、早乙女、
(81/5/06)#4 「さらばオランダ坂」石橋、神崎、高橋、坂上、早乙女、
(81/5/13)#5 「愛と憎しみの街」高橋、財津、高森、山田、吉本、太田、
(81/5/20)#6 「翔んで翔んで夢の中」石橋、神崎、財津、高森、山田、吉本、
(81/5/27)#7 「夢去りし町角」石橋、神崎、財津、高森、吉本、
(81/6/03)#8 「生生流転」石橋、神崎、高橋、南田、佐藤、
(81/6/10)#9 「一輪でも花にて候」南田、高森、佐藤、曽根、
(81/6/17)#10「噂の男」高橋、南田、山田、曽根、浅利香津代
(81/6/24)#11「たった一夜の涙花」石橋、神崎、高橋、南田、吉本、曽根、宝多、
(81/7/01)#12「お豊・作次郎流れ旅」石橋、神崎、高橋、南田、山田、浅利、伊達正三郎、
(81/7/08)#13「砂に埋れし幸福の日々」石橋、神崎、高橋、南田、山田、曽根、島
(81/7/15)#14「白日夢」石橋、神崎、高橋、南田、山田、島米八
(81/7/22)#15「お雪哀しや鈴が鳴る」神崎、南田、山田、曽根、
(81/7/29)#16「京都の恋」神崎、早乙女、金田、斎藤、新井、高松英郎
(81/8/05)#17「祇園囃子が聞える」石橋、神崎、早乙女、金田、斎藤、新井、栗塚
(81/8/26)#18「相呼ぶ魂」石橋、神崎、金田、斎藤、新井、栗塚
(81/9/02)#19「聖母の子守歌」石橋、神崎、高橋、坂上、財津、高森、
(81/9/09)#20「お志麻恋ぐるま」石橋、神崎、坂上、金田、新井、
(81/9/16)#21「作次郎乱れ斬り」石橋、神崎、金田、斎藤、新井
(81/9/30)#22「それ京洛の花と咲く」石橋、神崎、高橋、金田、斎藤、新井
(81/10/7)#23「ある晴れた日に」石橋、神崎、高橋、金田、斎藤
26 :20:2006/02/12(日) 17:36:25
それとこれも新聞テレビ欄からわかった情報で、>>13の役名を補足しますと
丈吉の妹・お志摩の少女時代=太田由美子
丈吉の母・お咲=高森和子
多吉=財津一郎
オランダおイネ=早乙女愛
鉄山師の女主人・おこう=南田洋子
おこうの娘で丈吉の妻=曽根千香子
旅芸人・お春=佐藤友美
おりんの妹・お雪=宝多なるみ
仙吉=島米八
お雪の恋人で長州藩士・彦馬=金田賢一
語り手=中条静夫
最近はCSでもNHKモノが解禁されているので1日も早い放送を待ち望んでいます。
27 :20:2006/02/12(日) 17:57:09
すいません。>>26の訂正です。
× おりんの妹・お雪=宝多なるみ
○ おりんの娘・お雪の少女時代=宝多なるみ


「いのち燃ゆ」スレッド5

2010-01-05 22:00:34 | いのち燃ゆ
17 :三好晴海入道 :2006/02/08(水) 23:12:05
何かこのスレッド、私と作太郎さんの往復書簡の様相を呈してきましたね。
でもまあ掲示板やチャットって本来そういうものですから、健全でよいと思います
(荒れてるスレッドを見ると悲しくなる)。
やっぱり一番鮮明に覚えているのがおりんの身請けのシーン。
心と体を通じ合った丈吉との決定的な別れ。自己の悲しき運命と、丈吉への思いに涙するあのシーンです。
これが私にとってのこのドラマの基調になりました。
だから死期に本当に真っ青な顔をして丈吉に抱かれて死んでいくシーンも覚えていますし、
だからこそ最終回、今まで敵役だった母娘が暴行されそうになったのを助けるシーンで
流れるナレーションも忘れられないです。
原作のファンチーヌも歯を売り髪を売りと本当に悲惨な境遇なのですが、それとは別個に、
思春期になって初めて正面から体験した日本的浪花節世界に心揺すぶられた、
というものだったと思うのです。
そういうこともあってか、このドラマの中で一番印象的だったのが神崎愛さん演じるお豊です。
悲しいしがらみに翻弄される女性達が多い中で、彼女だけが自身の意志で人生の選択をし、
陽性で、世俗から切り離された清々しさを持っていた様に感じます。
日本的なじめじめ感からポンと抜けているというのでしょうか。爽やかです。
もともとクラシック畑の方だけに芸能界に染まっていないところがあって、
「何か今までTVの中で見てきた人とは別次元に綺麗な人だな」と子ども心に思ったものです。
「性」という生々しさと切り離された美しさというべきものでしょうか。
だから最後の最後、石橋正次とのベッドシーンがあった時に「おお」と思いました。
いやらしくなく、でも実に色っぽくて、今思えばこういうものが
私の女性観を作ってくれていたようにも思うのです。
何か女優の方達のシーンばかりが心に焼き付いているようですが、このドラマは
フェミニズム的な裏テーマを持っていた訳ですからそんなに
外れた見方でもなかったように思います。まだまだ心に残ってるシーンがありますが、まずはここまで。
本編を見ていない人、見ていたとしても忘れてしまっている人がほとんどだと思いますから、
「ネタばれ」なんて思わずに、どんどん紹介をお願いします。「これだけ熱く語る人がいるのなら、
見てみたいなあ」という気運を起こしましょう。
18 ::2006/02/10(金) 01:39:24
こんばんは 。
入道さんの指摘されている部分、私が残念ながら、欠けている部分でした。
だから、 余り詳しく語れません。
私は勝手に物語を3部構成と解釈しています。
第1部は天草篇。つまり島の生活から、脱獄して、運命的な出会い竜安との出会い、
幼なじみの芸者おりんとの再会、家族との再会。
第2部は鳥取篇。偶然出くわした、鉱山師の母子との出会い、気に入ってもらい 婿養子になり成功。
いきさつ不明ですが、おりんとの再会、おりんが死にお雪を
託される。しかし、元の囚人仲間の処刑にでくわし、出頭。
しかし、また脱走。
第3部は京都篇。お雪を京都に呼び寄せての、親子の葛藤が中心テーマです。
私は、幕末が好きなせいもあって、第3部が好きなのです。
お雪は、丈吉の 自分への献身的愛情の理由がわからず、悩みます。
落魄して、悪の道に入っている 丹波屋親子がうらやましいとも、言います。竜安はたしなめますが、お雪は 納得出来ません。丈吉は、銀の燭台に隠されていた、秘密の文書をみつけます、
それは、おりんがお雪の父親の名が記してありました。丈吉でした。
お豊も秘密を知りますが、丈吉は、あえて親子の名乗りをせず、
献身的愛情を続けると、お豊に宣言しました。
入道さんの云われるように、お豊の存在感は大きいですね。最初は 丈吉が好きだったのですが、
父親を丈吉に殺されたと思い憎んで、作次郎と共に、 丈吉を追います。
しかし、丈吉の変化ともに、尊敬の対象に、かたくな、
作次郎に愛情をそそぐ。すばらしい女性ですね。
そうそう、中条静夫さんのナレーションもいいですね。
どうも、私はストリー紹介が多すぎて、具体的な感動場面の 描写が少ないようですね(笑)。
でも、私と入道さんの文章 を読んで、思い出した事を他の方書いてくださいね。
19 :名乗る程の者ではござらん :2006/02/10(金) 09:30:43
通りすがりの者です。
このスレッドを読んでいて、本編が見たくなりました。
本編放送時に、一話だけ親につきあって見た事があるのですが、
幼すぎて覚えていません。
ご存知の方、スレッド続けてくださいね~。
20 :名乗る程の者ではござらん :2006/02/10(金) 18:10:43
「栗塚旭・結束信二総合スレ」の住人です。
この作品で栗塚旭が土方を演じてるので前から観てみたいと思っていた作品です。
土方は何話から何話まで出て来たのでしょうか?演技はどんな感じでしたか?
21 :三好晴海入道 :2006/02/10(金) 22:35:22 ID:???
>>20
これはあくまで私の記憶なのですが、ドラマが京都編になってからはかなり重要な役
(土方歳三だから当然)で、出ずっぱりだったように思います。
最後の5回くらいは確実に出演していたはず。類推するに、第16~18話位から最終話の間という感じでしょうか。
そもそも『いのち燃ゆ』が放映される直前、栗塚旭は
朝の連続テレビ小説『虹を織る』(ヒロインは紺野美佐子!)に出ていまして、
子ども心に「あっ、朝のドラマの軍人さんの役の人だ」と印象深かったです。
演技はどんな感じだったかと言うと、やっぱり毅然としていて 貫禄ありました。
ちょっと年をとってるのは仕方ない所。先入観なかったので、
当時は近藤勇役で出ていた方がピンと来たかも。やっぱり朝の連ドラの軍人役のイメージで見てしまいましたねえ。
栗塚旭が土方歳三役のオーソリティだと知ったのはずっと後でしたし、
私は再放送で何度も目にした『暴れん坊将軍』の山田朝右衛門が記憶の中心になっていますから、
もう一歩踏み込んで思い出せません。
でもまあ、栗塚旭は何を演じても栗塚旭であり、『いのち燃ゆ』でもそうでした、と評価しています。
22 :作太郎:2006/02/11(土) 15:39:20
こんにちは。
少しずつみなさんの興味ひくように、なってきましたね。
栗塚さんファンの方ようこそ。
私は、そちらの方はロム専門ですが、かくいう、私も栗塚さんファンのひとりですので(笑)。
この物語が、放映当時、栗塚さん登場と新聞記事で読んだ時は、愕然とともに、 嬉しかったです。
制作サイドの方が新選組登場なら、当然栗塚さんの土方を
出すのが当然のコメントを出していましたから。
さて、ひとつ笑い話ながら、作次郎の姓は近藤ですので、近藤さんは出せませんよ(笑)。
栗塚さん、登場シーン、ひとことで云えば、ミスター新選組といいたいぐらい、
貫禄と存在感あった気がします。鬼の面より、新選組としての、矜持がすごい感じでした。
丈吉を捕らえても、心意気に感服して、釈放しました。
度量大きい感じで栗塚さんファン必見と 思います。

「いのち燃ゆ」スレッド4

2010-01-05 21:30:20 | いのち燃ゆ
14 :作太郎:2006/02/06(月) 01:51:10 私なりのストリー紹介書いてます
主人公のパン盗みが大塩の乱で、妹のご飯をとった事に適合。
主人公は、長崎の女と異人の混血で赤毛。義父は主人公が赤毛で憎む。
母は出生の秘密を夫にうちわけず家族崩壊。主人公、九州の果ての島送り。
島での役人の養子が石橋正次。役人の娘は、主人公へ恋心。
御赦免されたはずの主人公、なぜか書類からぬけおち、自暴自棄になっ
て、主人公脱走。役人殺しのぬれぎねもきせられる。
長崎で、医者との銀の燭台事件。大阪に帰り、妹を売ろうとする父親。
借金の肩代わりをする芸者と一夜の契りを結ぶ。
逃げ回り、鳥取で鉄山師の婿養子となって成功。そこには、落魄の芸者 とその娘もいた。
石橋が、主人公の正体を見破るが、誰もとりあわない 。脱走仲間がつかまり、自分として処刑寸前。
で、悩み自首。石橋は、 敗北を認め、姿を消す。主人公再収監。
しかし、事故で死んだと思われ 、脱走。芸者が死んだので、その娘を長崎に銀の燭台の医者に預ける。
京都で小さな米屋をいとなみ、娘を養女として引き取る。
それから娘は 長州の若侍と恋仲になる。石橋は新選組隊士として登場。
生き別れの妹 は沖田の恋人。石橋は、主人公の過去をネタに献金要求。
石橋は鳥羽・ 伏見の戦いで敗れ、捕虜になっているのを主人公が救う。
新選組隊士は、石橋と沖田、土方が登場
15 :三好晴海入道 :2006/02/08(水) 00:46:31
ありがとうございます、作太郎さん。おそらくネットで調べることの出来る
最も詳細な『いのち燃ゆ』情報が「13」と「14」です。
私もずっと「明石の譲吉」だと記憶していましたが、今考えれば「赤牛の丈吉」だったのではないか、
と思えてきました。何たって赤毛ですし、 怪力の持ち主だというのは
原作のジャン=バルジャンの特徴ですし(原作通り、荷車の下敷きになった人間を救おうと
怪力を発揮してばれてしまうシーンがあったはず)。
島流しの場所も何となく種子島のように記憶していましたが、
そうすると脱獄して長崎で竜安先生に出会うのには無理がありますね。実際には天草だったようです。
中1の記憶はあやふや。「商人になったから港町の名前がついたんだっけなあ」
「歴史の舞台となった九州の島だったような」なんて薄ぼんやり思いこんでいたから
そんな風に記憶違いしていたようです。
やっぱり本編を再見したいですねえ。忘れているから新たな感動を持てるし、
しかも記憶がよみがえってくるという感動と輻輳して楽しめます。是非DVD化を。
ファンの声が届いて『風神の門』も再び世に出たのですから。
16 :作太郎:2006/02/08(水) 21:24:02
こんばんは、作太郎です。
ストリー紹介等喜んでもらって光栄です。
さて、具体的に入道さんは、どのあたりの場面や、今も心に焼き付いているのでしょうか。
私の場合、本放送の時は、学生時代で数回しか見ることがなかったのですが、
原案の「レ・ミゼラブル」は 新潮文庫で読破しておりました。衛星放送での再放送は、
全話完結してから、みな見ようと思っていたのですが、録画の失敗で、真ん中あたり
余りみていないのですが。最後の幕末篇あたりは、親子の絆を考えさせる
すばらしい脚色になったと思います。実父を探索するお雪と医師竜安の会話はすばらしいものでした。
この機会にまた、持っている部分だけでも、初めから見ようと思います。
ネタばれ的ストリー紹介を今後続けていいでしょうか。