Punk Book-MOBSPROOF

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CJ RAMONE @ 大阪Umeda CLUB QUATTRO ライブレポート

2014-11-07 01:43:13 | punk/HARDCORE PUNK

パンクならバンドを組んで、最初に練習する曲ベスト1は「電撃バップ」ではないでしょうか? 僕はそうでした。もちろんピストルズやクラッシュなどなど弾いてみましたが、やはり「弾けた!」と思わせてくれるのはラモーンズなんですよね。でも、実は弾けてるように思うだけで、本当にコピーしようと思ったら、あの独特のストロークが再現出来ないんです。やはり、あの鬼軍曹・ジョニーはタダ者じゃないです(ガクブル)!!

そんなラモーンズの遺伝子を伝える2代目ベーシスト・CJ ラモーンのジャパンツアーが絶賛開催中。本日はUmeda CLUB QUATTROで行われた大阪公演へ伺ってきました。CJのステージを観るのはRAMONES時代の『モンドビザーロ ツアー』@大阪IMPホール以来! あの時の興奮は今でも覚えています。会場の端から端までダイブして流されて気持ちよかったんですよねー。

さて、平日にも関わらず、ほぼ満員でスタートした大阪公演。一番最初はザ50回転ズが登場。この日のライブに相応しい「Mr.1234 man」からブッ飛ばして壮快。もちろん「Thank You For RAMONES」も演奏。約25分のステージングは非常に熱かったです。

続いては少年ナイフが登場。考えたら今のメンバーになって、ライブを観るのは初めて。オリジナルメンバーの頃はよく観に行ってたのですが。そういえばザ50回転ズはハードレインで観て以来だし、両バンド共に久しぶりに観れていい機会でした。1曲目は70’s ロックな雰囲気の新曲を披露し、2曲目からはアッパーな名曲を連発。後半には「ROCK’N’ROLL HIGH SCHOOL」「SHEENA IS A PUNK ROCKER」「THE KKK TOOK MY BABY AWAY」とラモーンズの名曲を、それぞれNaoko、Ritsuko、Emiと順にボーカルを担当してカバーしてハッピーな気分になりました。

そして、CJ ラモーンの登場。メンバーがまた強力で、ボーカル&ベースは当然CJなのですが、2人のギターは何とあのADOLESCENTSのメンバー・Dan RootとSteve Soto!! さらに、マッチョになったケント・デリカットなルックスながら(しかもナイス・ガイ!)、凄いパワフルでタイトなドラマーはD GENERATIONのJoe Rizzo!! その歴史を感じさせる彼らによるラモーンズのファースト・アルバム『ラモーンズの激情』の完全再現ライブは非常に説得力のあるものでした。だんだんとスピードアップされたラモーンズのライブですが、今回はファースト・アルバムを完全に再現することに焦点が当てられているため、あの速度での演奏が原曲の良さを引き立てていました。完全再現の後は、CJが加入して初めてのアルバム『モンド・ビザーロ』からの曲「STRENGHTH TO ENDURE」。数々のラモーンズの名曲にCJの曲を挟み、「Pinhead」ではお約束のGABBA GABBA HEY!のプラカードも登場し、最後はMOTORHEADの「R.A.M.O.N.E.S.」(ラモーンズ・ヴァージョンは『ラモーンズ・マニア2』で容易に聴けるので要チェックです)。ステージを去り際にCJが「ラモーンズ・フォーエヴァー」と言ったのが印象的でした。相変わらずラモーンズ直伝の、脚を大きく開いて一心にベースを弾く姿にはグッと来るものがありました。

残る公演は11/7(金)広島 SPACE4.14と、11/8(土)宮崎のWEATHER KINGの2公演です。会場に併設されているラモーンズ・レアグッズの展示も素晴らしいですよ!



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ライブ終了後、楽屋にお邪魔して『MOBSPROOF VOL.09』に掲載しているラモーンズの記事ページに、CJとDan Rootにサインしてもらいました。ミーハーだな~。



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