Punk Book-MOBSPROOF

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『A FAT WRECK:ア・ファット・レック』2017年2月、日本公開

2016-11-29 12:01:03 | ROCK
個人的に所謂メロコアには全く興味ないのですが、初期のBAD RELIGIONは好きだし、PROPAGANDHIにはシンパシーを感じるし、SWINGIN UTTERSはNew Red Archivesからリリースしていた関係でずっと好きだったし、初来日したNO FXを十三ファンダンゴで観たりもしました。まあ、その辺はパンクとして聴けるんですけど、あえて名前は出さないけど、今言われている“メロコア”は正味の話がパンクでもなんでもないよと今でも思っている頑固なおじさんな僕。

FAT WRECKが始まった頃、“D.I.Y.”に関する考え方もクラストやメロコアで違っていたりして、僕もバンドをやっていた当時は色々とガチガチでアンチな姿勢だったんですが、ニュートラルな感じに物事を見れるようになった(?)現在、本作『A FAT WRECK:ア・ファット・レック』で描かれる、メジャーになったインディーバンド・レーベルの栄枯盛衰が純粋に面白そうで楽しみであります!

『A FAT WRECK:ア・ファット・レック』(2016 年/ 88 分/ アメリカ)
2017年2月4日(土)~2017年2月23日(木)渋谷HUMAXシネマにて劇場公開

A Fat Wreck (film) Tease and Indiegogo Pitch Video


「FAT WRECK、25年に渡る戦いの記録」
25年に渡り90年代のメロコアブームを牽引し、最盛期には年間100万枚以上のレコードセールスを記録、これまで150タイトル以上のアルバムを発売してきたFAT WRECK。しかし2000年代以降、音楽配信が主要な市場となったアメリカで、リストラを余儀なくされるなど苦境に立たされる。
この映画はその創業者であるファット・マイク(NOFX)と元妻エリンが、そのレーベルの誕生、成長、苦難などなど、巨大企業があらゆるものを飲み込み、インディーズが駆逐されようとするこの世の中で、いかにしてサヴァイヴしてきたかを綴る最新のドキュメンタリー映画。
市場の縮小によって多くのインディーズ・レーベルが勢いを失い、一部は廃業に追い込まれるなど厳しい環境にも関わらず、現在も完全なインディペンデント経営を貫き、唯一スタンスを変えずに踏ん張っているといってもいいレーベルの物語。
本作はメロコア直撃世代へのノスタルジックな情景を提示するとともに、当事者たちの証言の数々によって、あくまで現在進行形で今を生きるレーベルと所属バンドたちの姿を映し出す。監督はFAT系の大ファンで本作が初監督作となったショーン・M・コロン。











出演(本編でインタビュー出演、もしくはフィーチャーされているバンド)
NOFX / LAGWAGON / NO USE FOR A NAME / Hi-STANDARD / PROPAGANDHI / STRUNG OUT / ME FIRST AND THE GIMME GIMMES / FOO FIGHTERS / BAD RELIGION / RISE AGAINST / MXPX / PROTEST THE HERO / FACE TO FACE / AGAINST ME! / GOOD RIDDANCE / TILT / PENNYWISE / THE VANDALS / THE BOMBPOPS / LESS THAN JAKE / SWINGIN UTTERS / TEN FOOT POLE / WAX THE IMPLANTS / A WILHELM SCREAM / THE FLATLINERS / MASKED INTRUDER / GET DEAD / BADCOP/BADCOP / TEENAGE BOTTLEROCKET / RED CITY RADIO

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