A：久しぶりに出るな～と思ったら、なに？またページが足らなくなったの？
松原：そうそう。最初はいけるかな～と思ったんだけど、作りながらやっぱりあれもこれも載せたいと増やしていったらとんでもない事になって。完全にキャパがオーバー。ついでに俺の頭のMOで済ませられるぐらいの少ない容量も完全にオーバーしちゃって。
A：で、俺が呼ばれたと？
松原：そう。前もやったんだけど、ページが足らなくなってブログで「あとがき」ってやつ。まあ、今の時点では刷り上がってなくて、入校した翌日なんだけど。もう、燃え尽き症候群で頭が真っ白なんで、君に来てもらって対談形式ならいけるかなって。
A：毎回、そんなんじゃそりゃー躁鬱気味になるわ（笑）。
松原：パンクはパラノイアが多いねん。
A：これって発表はいつなん？
松原：ん～、取次の搬入日から逆算して、22日には早いところでは店頭に出てるはずだから、22日にしようかな。
A：だったら他に発表出来る情報もあるんじゃない？
松原：うん。今回はリリース後に地元FM Moov Kobeのラジオ番組『SPACE DOG! ラジヲ』、タワレコのUst『NAOKI（SA）のBARボイラールーム』と連続して出演します。あと、まんだらけで特設ブースが出来ます。他にもポップを作ったのでいくつかのお店で少し大きめの展開が予定されてます。それは、随時詳細をアップしていくと思うけど。
A：肝心の内容だけど、THE MODSは感無量だったんじゃない？
松原：10代……色んなものに影響を受けまくった童貞時代、影響を受けた日本のバンドは何といってもラフィンノーズ、亜無亜危異、THE MODSだったから。去年の『MAVERICK KITCHEN 4』でTHE MODSが出演して、相変わらずのカッコよさにガンガンにテンションが上がったからね。もう、次は絶対にTHE MODSの特集しなきゃって。同志・国広さん（タワーレコード）の協力で実現したときは嬉しかったな～。本当にいつも感謝っす!! で、僕の盟友・お髭のマツオカくんが以前に森山さんにインタビューした事もあるし、僕は絶対的な信頼を置いてるからお願いして。インタビュー時の雰囲気を完全に再現してくれて、完璧でしたよ! 森山さんも周さんも話をしっかり聞いた上で、200％の答えを返してくれるし。ライブ写真もケンタくん（NO/ASSOCIATION）がガッツリと良いのを撮ってくれて。ウチの読者は年齢層が低い人も多いし、はじめてTHE MODSに触れるって人向けにと、きっかけ的なミニ・コーナーも掲載しました。
A：大特集は「パンクなマンガ100」だけど、完全に趣味丸出しだね～。
松原：SO FUCKIN WHAT? もう、好きな事しかしたくないねん。それに作ってる人の顔が見えない本ってつまんなくない？ コラムやインタビューを集めて「ホイ！ 出来ました」っていうのは、個人的にはもうどうでもいい。ましてや、広告を打ってくれたからこのバンド掲載しました的な愛情のない誌面には興味ないもん。そんなのパンクじゃないし。僕が好きだった『噂の真相』、『ファンロード』、『アウト』、『コミコミ』、『スーパーアクション』とか、どれも編集長やの色が濃厚だったり、しっかりとした本の色があったもんね～。でも、5号でやった「パンクな映画」特集のマンガ版なんだけど、その時みたいにまた「このマンガが載ってない」なんてつまらない感想がでるんだろうな。
A：あ～、それはいちばんつまらない感想だわ!
松原：「僕はこの作品がパンクだと思う。理由はうんぬんかんうん」みたいなのは面白いけど、「あれこれが載ってない」って、建設的じゃないよね。みんな色んな意見があって、色んな趣向があるのを提示するのが面白いのにね。パンクの多様性というか。まあ、どんなものであれ、反応があると嬉しいけどね。昔、杉作J太郎先生が「なんでわざわざこの映画がつまらないとか言うんだろう？ 面白いものだけ紹介すれば世の中がいい感じになるのに」みたいな感じのことを言ってて、至極もっともだと思ったよ。だから、MOBSPROOFも好きなものしか載せてないんよ。
A：今回は制作中に私生活も色々あったやん？
松原：いちばんは第２子誕生やね! さて、制作に取りかかるぞって時に産まれて、また女の子なんだけど可愛いやね～（ニマ～と変な笑顔で）。他には事務所の引っ越し。こっちは引っ越し作業の衝撃で、パソコンが壊れるという最悪の事態が起こって……。なんとか復旧したけど、バックアップを取ってない箇所もあったから、制作も半分ぐらい進んでたから難儀したね～。パソコンを使えなかった数日間は部屋の隅で体操座りですよ、ホント!!
A：フフフ。このデカいのが部屋の隅で。
松原：部屋の隅で、藤子不二雄A（アナーキー）の『明日は日曜日そしてまた明後日も……』のラストシーンみたいに（笑）。
A：で、次号は？
松原：全く考えてないよ! また１年ぐらいかかるんじゃない？ 予定や人生設計とか立てるのは得意じゃないから、行き当たりばったり。テンションが上がったらすぐに作るし、上がらなかったら作らない。それ以前にある程度売れないと次を作れないしね。それに今回のが売れないならもう何を作ってもダメだと思うし、それぐらい自信作だから、皆さんよろしくお願いしまーす!
（10月上旬、MOBSPROOF編集部にて収録）
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MOBSPROOF VOL.08は2012年10月24日発売!!!!!!!!
通販予約受付中!!→★
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松原：そうそう。最初はいけるかな～と思ったんだけど、作りながらやっぱりあれもこれも載せたいと増やしていったらとんでもない事になって。完全にキャパがオーバー。ついでに俺の頭のMOで済ませられるぐらいの少ない容量も完全にオーバーしちゃって。
A：で、俺が呼ばれたと？
松原：そう。前もやったんだけど、ページが足らなくなってブログで「あとがき」ってやつ。まあ、今の時点では刷り上がってなくて、入校した翌日なんだけど。もう、燃え尽き症候群で頭が真っ白なんで、君に来てもらって対談形式ならいけるかなって。
A：毎回、そんなんじゃそりゃー躁鬱気味になるわ（笑）。
松原：パンクはパラノイアが多いねん。
A：これって発表はいつなん？
松原：ん～、取次の搬入日から逆算して、22日には早いところでは店頭に出てるはずだから、22日にしようかな。
A：だったら他に発表出来る情報もあるんじゃない？
松原：うん。今回はリリース後に地元FM Moov Kobeのラジオ番組『SPACE DOG! ラジヲ』、タワレコのUst『NAOKI（SA）のBARボイラールーム』と連続して出演します。あと、まんだらけで特設ブースが出来ます。他にもポップを作ったのでいくつかのお店で少し大きめの展開が予定されてます。それは、随時詳細をアップしていくと思うけど。
A：肝心の内容だけど、THE MODSは感無量だったんじゃない？
松原：10代……色んなものに影響を受けまくった童貞時代、影響を受けた日本のバンドは何といってもラフィンノーズ、亜無亜危異、THE MODSだったから。去年の『MAVERICK KITCHEN 4』でTHE MODSが出演して、相変わらずのカッコよさにガンガンにテンションが上がったからね。もう、次は絶対にTHE MODSの特集しなきゃって。同志・国広さん（タワーレコード）の協力で実現したときは嬉しかったな～。本当にいつも感謝っす!! で、僕の盟友・お髭のマツオカくんが以前に森山さんにインタビューした事もあるし、僕は絶対的な信頼を置いてるからお願いして。インタビュー時の雰囲気を完全に再現してくれて、完璧でしたよ! 森山さんも周さんも話をしっかり聞いた上で、200％の答えを返してくれるし。ライブ写真もケンタくん（NO/ASSOCIATION）がガッツリと良いのを撮ってくれて。ウチの読者は年齢層が低い人も多いし、はじめてTHE MODSに触れるって人向けにと、きっかけ的なミニ・コーナーも掲載しました。
A：大特集は「パンクなマンガ100」だけど、完全に趣味丸出しだね～。
松原：SO FUCKIN WHAT? もう、好きな事しかしたくないねん。それに作ってる人の顔が見えない本ってつまんなくない？ コラムやインタビューを集めて「ホイ！ 出来ました」っていうのは、個人的にはもうどうでもいい。ましてや、広告を打ってくれたからこのバンド掲載しました的な愛情のない誌面には興味ないもん。そんなのパンクじゃないし。僕が好きだった『噂の真相』、『ファンロード』、『アウト』、『コミコミ』、『スーパーアクション』とか、どれも編集長やの色が濃厚だったり、しっかりとした本の色があったもんね～。でも、5号でやった「パンクな映画」特集のマンガ版なんだけど、その時みたいにまた「このマンガが載ってない」なんてつまらない感想がでるんだろうな。
A：あ～、それはいちばんつまらない感想だわ!
松原：「僕はこの作品がパンクだと思う。理由はうんぬんかんうん」みたいなのは面白いけど、「あれこれが載ってない」って、建設的じゃないよね。みんな色んな意見があって、色んな趣向があるのを提示するのが面白いのにね。パンクの多様性というか。まあ、どんなものであれ、反応があると嬉しいけどね。昔、杉作J太郎先生が「なんでわざわざこの映画がつまらないとか言うんだろう？ 面白いものだけ紹介すれば世の中がいい感じになるのに」みたいな感じのことを言ってて、至極もっともだと思ったよ。だから、MOBSPROOFも好きなものしか載せてないんよ。
A：今回は制作中に私生活も色々あったやん？
松原：いちばんは第２子誕生やね! さて、制作に取りかかるぞって時に産まれて、また女の子なんだけど可愛いやね～（ニマ～と変な笑顔で）。他には事務所の引っ越し。こっちは引っ越し作業の衝撃で、パソコンが壊れるという最悪の事態が起こって……。なんとか復旧したけど、バックアップを取ってない箇所もあったから、制作も半分ぐらい進んでたから難儀したね～。パソコンを使えなかった数日間は部屋の隅で体操座りですよ、ホント!!
A：フフフ。このデカいのが部屋の隅で。
松原：部屋の隅で、藤子不二雄A（アナーキー）の『明日は日曜日そしてまた明後日も……』のラストシーンみたいに（笑）。
A：で、次号は？
松原：全く考えてないよ! また１年ぐらいかかるんじゃない？ 予定や人生設計とか立てるのは得意じゃないから、行き当たりばったり。テンションが上がったらすぐに作るし、上がらなかったら作らない。それ以前にある程度売れないと次を作れないしね。それに今回のが売れないならもう何を作ってもダメだと思うし、それぐらい自信作だから、皆さんよろしくお願いしまーす!
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