通称 山梨ZERO研究会 (旧OLぷー子 れきし文化荘203号室)

街に残る何気ない文化や歴史をぶらぶら探索追及。趣味と実益を兼ねたぷー子の日記です!

その筋の人は読むべき本

2019年10月02日 | ぶらぶら日記
 

遺跡の調査、保存、整備の体制と手法が作り上げられる戦後黎明期に活躍した碩学たち。
この碩学たちが今だからこそ語ることのできる、当時のリアルな動きや思想があります。
そうした観点から計九回にわたるインタビューまとめた、
『遺跡学の宇宙―戦後黎明期を築いた13人の記録』

やはり素敵な本です。文化財や考古学に携わるなら、いま自分がよって立つところを知って、傲慢にならないよう注意しようね


インタビューに出てくるすべての遺跡と人名、また主要な出来事に注釈を添えていまのもGoodです


■目次
はじめに
第1章 「戦後埋文保護行政の羅針盤」 坪井清足氏
第2章 「遺構主義から遺跡主義へ」 平野邦雄氏
第3章 「関西考古学界の戦後」 金関恕氏・水野正好氏・中尾芳治氏
第4章 「黒板昌夫先生の思想」 仲野浩氏
第5章 「奈文研と遺跡の調査・保護」 狩野久氏・八賀晋氏・河原純之氏
第6章 「測量と庭園と遺跡整備」 牛川喜幸氏
第7章 「遺跡と都市計画の接点」 渡邉定夫氏
第8章 「史跡保護の広がり」 笹山晴生氏
コメント
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