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欧米では政治と芸術は不可分 プーチンはロココの時代にバロック的な軍事侵攻を行った(三枝成彰)

2022-03-12 18:22:00 | 日記


〘 …かつて作曲家のリヒャルト・シュトラウスや指揮者のメンゲルベルク、フルトベングラーは、ナチスの協力者として戦後にパージされた。イタリアの作曲家マスカーニもムソリーニと親しかったため全財産を没収された。

 指揮者のカラヤンも25歳でナチスに入党した件で戦後に連合国の審査を受けて世論に非難され、2年間は活動ができなかった。それほど西欧人の意識は厳しいのである。

 それに比して日本人の政治と芸術への意識は希薄だ。山田耕筰は軍歌や戦時歌謡をたくさん書いて戦意高揚に寄与したが非難されず、戦後は巨匠の道を歩んだ。

 モーツァルトの「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」は当時の権力者と貴族社会への痛烈な批判だったし、ベートーベンの「第九」には「王様と乞食は人間として同格だ」という強烈な主張がある。だから名作とされるのだ。ピカソが巨匠と呼ばれるのも スペインの内戦 を批判した「ゲルニカ」を描いたからである。

 ジョン・レノンの「イマジン」も、そのメッセージがベトナム戦争をやめさせたといわれる。当時米国在住だった彼が「想像してごらん 国境なんて存在しないって/殺す理由も死ぬ理由もない/みんな兄弟同士なんだから」と歌うことは命がけだったに違いない。東京五輪と北京五輪でも使われていたが、日本語字幕は出なかった。歌詞が放送されたら、物議を醸しただろう。…


…政治と芸術の結びつきは、是非はともかく、欧米人にとっての常識なのだ。

(三枝成彰/作曲家)〙


これはもう、先生のおっしゃるとおりで…


「お前、また、こないだと違うじゃないか!」


…とおっしゃる方もいるかもしれませんが…


世の中に、百かゼロかというのは(よほどよほどよほど…)稀にしかなくて…


(しいていえば「人の致死率は100% … 必ず最後は亡くなる … 人生(与えられた時間)は有限」… )


「政治と芸術の結びつきは、是非はともかく、欧米人にとっての常識」なのは、事実なのだと思います。


詳しくは、記事本文をご覧になって下さい。


私は、文楽(人形浄瑠璃)で「仮名手本忠臣蔵」を観劇したことがあるのですが、


あの当時(江戸時代 !?)も、


「武装集団が、他家の屋敷を襲撃して押し入り多数殺害する」というある種のテロ行為みたいなものがまかり通ることは、


当時の支配(統治)階級である江戸幕府としては、当然、見過ごすことはできない…


一方で、


「忠君」を、自ら(江戸幕府)の支配(統治)の基礎・土台にもしていたわけで…


しかも、その当時は(も !?)「贈収賄」が当たり前のようにまかり通ってて、それが発端で、この大事件が起きてるわけです。


これを題材に、庶民が歌舞伎や文楽(人形浄瑠璃)等の舞台で取り上げるなんざぁ、本来、ダメだ!👊😠 💢


…と言いたいところだったんでしょうが…


あれだけ大っぴらにやられると、隠しようもなく、もう世間に知れ渡ってるから…


私の記憶では、なんか(一番偉い人と思われる)登場人物の名前を足利某とかに変えて、その他の登場人物も、全て架空の人物にして、時代背景(!?)もすり替えて、上演してたと思います…


仮名手本忠臣蔵 | 歌舞伎の演目 | ユネスコ無形文化遺産 歌舞伎への誘い


〘 仮名手本忠臣蔵

かなでほんちゅうしんぐら

時代物


作品のあらまし

歌舞伎を代表する演目の1つで、元禄時代に起こった赤穂浪士による仇討ちを劇化した「時代物」の「義太夫狂言」です。


物語の設定は、南北朝時代の騒乱を描いた『太平記(たいへいき)』に移されているため、登場人物の名前は『太平記』の人物名に置き換えられています。史実の吉良上野介(きらこうづけのすけ)は高師直(こうのもろのう)、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)は塩冶判官(えんやはんがん)となり、大石内蔵助(おおいしくらのすけ)は大星由良之助(おおぼしゆらのすけ)という役名で登場します。


物語は全11段構成で、師直による判官の妻・顔世御前(かおよごぜん)への横恋慕から、苦心の末に由良之助以下の四十七士が討入りを遂げるまでを描いています。


『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』・『義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)』とともに「義太夫狂言」の3大名作の1つとされ、各時代の名優によってたびたび上演されてきています。…〙


すいません… 🙇


架空の人物ではなくて、


〘 …物語の設定は、南北朝時代の騒乱を描いた『太平記(たいへいき)』に移されているため、登場人物の名前は『太平記』の人物名に置き換えられています。… 〙


…だそうです…


私、歴史詳しくありません…


(何事もそうなのですが)必要があったら調べます…


本質的(大切)なことだけ、考えます…


細々とした “ 名称 ” が何であろうと、


古今東西、人類は、圧政や戦争、陰謀・権力闘争・テロリズム・支配と服従・人種と民族・宗教…様々な残酷・残虐・極悪非道なことを繰り返していて…でも、少しずつ進歩してるわけです…


要するに、アフリカ原産のチンパンジー 🐒 が我々人類の祖先で、だから、マウントをとったりしてるわけですよね…!?


それが大脳を異様に発達させて…


それ以外に発達したものとしては…


他の野生の動物と比べると、人の乳房は、授乳という目的からすると、無駄なものらしいです…そうゆう記事を読んだことがあります…


また、ペ●スも、人間くらいの大きさだと、受精という目的からすると、無駄な大きさらしいです…そうゆう記事を読んだことがあります…


それにも関わらず、そのように発達したということは、何か理由があるのだと思います…


私には、よくわかりませんが… 🙄


私は、科学技術・テクノロジーの進歩が、世の中・社会を大きく変えて発展させるものだと思っています。


だだし、必ずしも、プラスに作用するだけでなく、それまで必要だった人手(勤労者)が必要なくなって失業者が増えたり、軍事に転用(応用)すれば、より強力で破壊力・殺傷力のある兵器・武器等を開発できるわけです…


こういった問題を、上手く調整し解決するのが、政治の仕事だと思うのですが…


仕事は結果が最も大切なのだから、結果が悪い…例えば、戦乱になって多数の犠牲者が出て街が破壊されていれば、やはり、それに関わるべき責任のある方々は、結果が悪い以上、政治的な責任・評価を、良しとすることはできないのではないでしょうか…!?


宝塚歌劇団宙組「NEVER SAY GOODBYE」が初日 初舞台から16年、真風涼帆が主役に(神戸新聞) - goo ニュース


〘 …小池修一郎作・演出、作曲は「ジキル&ハイド」など大ヒットミュージカルで知られる フランク・ワイルドホーン。… 〙


ワイルドホーンが作曲してるようです…はじめて知りました…この作品も含めて…


〘 …1936年、ナチス政権下のベルリン五輪に対抗してスペイン・バルセロナで開かれる人民オリンピックの取材に訪れた写真家ジョルジュ(真風)は、米ハリウッドで一度会ったことがある劇作家キャサリン(潤花)と再会、心を通わせる。だが スペイン内戦 で開催は中止、2人も戦争に巻き込まれる。ジョルジュは民兵となった闘牛士のヴィセント(芹香斗亜)らとともに、スペインの自由のため闘うと決意、キャサリンも心を同じくするが…。… 〙


スペイン内戦 写真特集:時事ドットコム


〘 1936年7月、スペイン人民戦線政府に対してフランシスコ・フランコ将軍が反乱を起こし、スペインは内戦状態に陥った。フランコ側がドイツ、イタリアのファシズム政権から軍事援助を受ける一方、人民戦線側もソ連から武器を供与され、第2次世界大戦の前哨戦とも言える近代兵器による戦争がスペイン人同士によって展開された。… 〙



〘 ユーゴスラビア南部のコソボ自治じち州で起きたアルバニア系住民けいじゅうみんとセルビア系住民けいじゅうみん紛争ふんそう。この民族紛争みんぞくふんそうに対して,NATOナトー(北大西洋条約機構じょうやくきこう)が国連こくれんの安全保障ほしょう理事会の承認しょうにんなしに空爆くうばくを行ったため,紛争ふんそう激化げきかした。… 〙



スリリングな展開!圧巻のドラマティック・オペラ「トスカ」、英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン(SPICE) - goo ニュース


オペラで巡る世界の旅 ITALY トスカ|オペラの扉2021


『トスカ』の時代 1800年のローマと登場人物2 - れきたびcafe


〘 …教皇支配に反発するローマ市民はナポレオンを支持し、1798年「ローマ共和国」の成立を宣言。教皇ピウス6世は亡命を余儀なくされます。


しかしその後、ナポレオンは帰国したり、他国に進撃したりして、イタリア支配を続けることができなくなりました。


このチャンスに、反ナポレオンのオーストリア軍がイタリア諸都市を取り戻し、ローマはオーストリア軍と関係の深いナポリ王国が占領し、治安維持を担当。


ローマ教皇の支配も復活しました。


政治犯の逮捕や裁判・処刑などで、ローマの警視総監は多忙だったことでしょう。


(現代の中国 🇨🇳 北朝鮮 🇰🇵 ロシア 🇷🇺 その他、民主主義・人権・法による支配 を認めない国々のようです…)


ローマの治安維持を担当するナポリ王国の王妃は、オーストリアから嫁いできたマリア・テレジアの娘、マリア・カロリーナ(マリー・アントワネットのすぐ上の姉)。

オペラでは、直接登場はしませんが、トスカが「王妃さまの戦勝祝賀会」で歌うことは、トスカのセリフで紹介されています。

王妃にすれば、フランス革命もナポレオンも、彼を支持する勢力も、妹とその家族を殺した憎い敵でした。

オペラでは、トスカが「王妃に嘆願して、(カヴァラドッシを)赦免してもらう」と言っていましたが、トスカの歌に感動していても、ローマ共和国総督の脱走を助けたナポレオン支持者の命を助けてくれるでしょうか。

スカルピア男爵は、原作によるとナポリ王国の刑事として出世。ナポリからローマに警視総監として赴任しました。

その栄転の1週間後、政治犯アンジェロッティが脱走。

ローマにいる王妃マリア・カロリーナから、スカルピア男爵は叱責を受けました。

早くアンジェロッティを逮捕しないと、責任を取って彼は罷免されるどころか、命も危ないというのが、原作の設定らしいです。… 〙


内容が「反オーストリア」なので、当時のウィーン宮廷歌劇場監督のグスタフ・マーラーが批判して取り上げるのを見合わせたらしいです…そうゆう記事を読んだことがあります…

本人の胸中はどうだったのか、本当のところはわかりませんが、立場上、やむを得なかったでしょう…


現代のウィーン国立歌劇場では、もちろん、取り上げられます。


音楽・(舞台)芸術もまた、政治に翻弄されます…


🗞📰🗞📰🗞📰🗞📰🗞📰


ウィーン銃撃事件、複数死傷 犯人はなお逃走(2020年11月3日)


https://www.bbc.com/japanese/54789566



交響曲 「第九」だけでないビジネスに効く必聴曲 ビジュアル教養入門


https://blog.goo.ne.jp/mmj/e/7112de1896b4573dc5cd1a24392c087b





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