圧力鍋がやってきた。

2008年秋から圧力鍋を使っています。
遠くに住む家族に向けて 日常生活や旅行のことを書いています。

二度目のウィーン(11) 第一日曜日、無料ミュージアムめぐり

2016年12月22日 | ウィーン旅行 2016年夏

二度目のウィーン旅行 2016年夏(11)

第一日曜日、無料ミュージアムめぐり

 

 オーストリア。ウィーン。

旅行の日程の中の1日が、第一日曜日でした。

「毎月第一日曜に、入場無料のミュージアムがある」ということは知っていたので、

いい機会だと思って、その日は無料のところをまわることにしました。

 

 

地下鉄のカールスプラッツ/Karlsplatz駅から歩いて向かったのは、

(1)オットー・ヴァグナー・パビリオン・カールスプラッツ/ Otto Wagner Pavillon Karlsplatz

 

前回の旅行では私一人で散歩に来ました。

今回は中に入りました。

通常5ユーロのところ、第一日曜日なので、もちろん無料です。

受付にいくと、チケットを発券されて、手渡されました。

展示スペースは、思っていたよりも狭かったです。

建築に興味のある方ならじっくり時間をかけてみることでしょう。

私もひとりだったらもう少し長くいたかもしれません。

残念ながら私たちは短い時間で建物を出ました。

 

出たところで、あれだ!と前回の旅行時に、失敗した建物を見つけました。

ウィーン楽友協会/ Wiener Musikverein/ヴィーナー・ムジークフェライン です。

近くを歩いたのに、正面を見ることができなかったので、

大きな通りをはさんででしたが、ようやく建物の表側をみることができました。

 

次のミュージアムに歩いてむかいました。

(2)ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ/ Wien Museum Karlsplatz

こちらも受付に行くと、通常10ユーロのところ、無料。

チケットを発券してくれました。

プラーター250年を記念して、

「IN DEN PRATER!」という特別展が開催されていて、

そのコーナーが特に混雑していました。

昔の様子があれこれわかったり、いろんなものが展示されていて、歴史を感じました。

 

上のフロアにあがると、無料の日なのに、

チケットの提示を求められて、不思議に思いました。

ウィーンの歴史を知ることができる、いろんな展示品があって、みごたえがありました。

絵画コーナーも忘れないように見てきました。

帽子の特別展も人気でした。

今回の旅ではあまり見かけることがありませんでしたが、ここでは、日本人の観光客も数組見かけました。

ゆっくりまわって1時間弱見学しました。

 

歩いて、カールス教会の前へ行きました。

ここは夫が見たいと思っていた教会ですが、中の見学はしませんでした。

 

午後にまわったのは、リンク内部です。

地下鉄のヘレンガッセ・Herrengass駅から歩いて向かいました。

途中、エンゲル薬局/Engel Apohtekeを発見しました。

お店は閉まっていましたが、外観の写真撮影はできました。

 

それから、アム・ホーフ/Am Hofを通って、

観光馬車フィアカーの通る道を進んでいくと、

目的の博物館がありました。

国旗が目印になってみつけやすいです。

 

(3)時計博物館 UHRENMUSEUM

入口でチケットを無料で発券してもらいました。

7ユーロが無料でした。

私たちの次に来た人は、お財布から入場料を出そうとしていました。

無料だということを知らなかったようでした。

 

階段をのぼって展示室へ。

3フロアに、いろんな種類の時計がありました。

腕時計がたくさん並んだ中に、日本のメーカーの時計もありました。

 

次の目的地まで、日曜日の静かな通りを歩きました。

こういう町歩きをしていなかったので、よかったです。

地図を見ながら、ここらへんのはずなんだけど・・・、

とてもわかりにくかったのですが、ちゃんと看板はありました。

 

(4)ナイトハルト・フレスコ博物館 Neidhart Fresken

掲示にあったとおり、ベルを鳴らして応答があって、扉を開けて中へ入りました。

案内表示があって、少し進んで右手の建物の階段をのぼったところに、博物館はありました。

係員の女性は、ずっと電話中。

展示スペースは、これだけかぁ、という感じで、フレスコ画をみて、すぐに出ました。

5ユーロは払わないな、無料だから入ることができたところだと思いました。

ただ、木戸をあけて、中にはいっていくところの感じはいい点でした。

そういう体験はなかなかできないと思ったので。

 

次に向かったのは、ホーエルマルクト(ホーアーマルクト)広場/ Hoher Marktです。

前回の旅行で、アンカー時計/Ankeruhr を見た場所です。

ミュージアムは、広場に面したところにあって、前回はちっとも気づきませんでした。

(5)ローマ遺跡博物館 Römermuseum ローマ人博物館、古代ローマ博物館、Roemermuseum 、 

Roman Museum at the Hoher Markt

 

7ユーロが無料でした。

地下には遺跡がありました。

上のフロアでは、子供の学習向けなのか、触って学べる展示が多かったです。

ツボの立体パズルとか、兵士の模型を動かして遊ぶスペースとか、楽しめました。

入口の受付の後方にトイレがあったので利用しました。

もちろん無料です。

 

 

ほかにもまわろうと計画していたのですが、以上の5つだけになってしまいました。

気軽にみてまわることができるだろう、と思っていたのは、ヴィルギル礼拝堂。

シュテファンプラッツ駅の地下通路にあるということでしたが、うっかり見逃してしまっていました。

 

 

今回行けなかった所をリストにして残しておこうと思います。

 

■Virgilkapelle ヴィルギル礼拝堂

■Otto Wagner Hofpavillon Hietzing オットー・ヴァグナー・ホーフ・パビリオン・ヒーツィング

■Pratermuseum プラーター博物館

■Hermesvilla ヘルメスヴィラ(閉館期間あり)

 

■ウィーン軍事史博物館/ Heeresgeschichtliches Museum / 

ウィーン軍事歴史博物館/ The Museum of Military History,Vienna

(前回の旅行で行ったので、今回は行きませんでした。)

 

*音楽家の家 Wien Museum Musicians apartments

 

■Beethoven Eroicahaus ベートーヴェン エロイカハウス

■Beethoven Pasqualatihaus パスクヴァラティハウス

■Beethoven Wohnung Heiligenstadt ベートーヴェン住居 ハイリゲンシュタット

■Haydnhaus ハイドンハウス

■Schubert Geburtshaus シューベルト生家 

■Schubert Sterbewohnung シューベルト最期の家

■Johann Strauss Wohnung  ヨハン・シュトラウス住居

 

 

ガイドブックには、「毎月第一日曜無料」という記載があったりなかったりでした。

事前に公式ホームページでチェックしました。

入場料のところ には次のように書かれていました。

○Admission英語 First Sunday of every month (all visitors)    FREE

○Eintrittspreiseドイツ語 Jeden ersten Sonntag im Monat für alle BesucherInnen           Eintritt frei!

 

 

今回訪れた中では、ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツが一番良かったです。

次は時計博物館。

せっかくなので、音楽家の家へ行っておくべきだったと後悔しています。

音楽に興味がない二人なので、無料の時でないと行かないと思ったからです。

 

 

 



最新の画像もっと見る