会社との闘いの続きです。
報告書作成と証拠集めで着々と準備を進めていき、彼氏と何度も打ち合わせをして、ついに労基へ行く日が来ました。
当日、彼氏はわざわざ新幹線で来てくれ、同僚もついてきてくれました。
両脇に男性を従えて行く様子は、ブルゾンちえみwith Bの如く。
一応当時のトレンドはここでも取り入れていました。
1人だったら絶対行けなかった労基。心強い味方に背中を押され、担当の相談員の方に手短に説明します。報告書や契約書、証拠などいろいろ持ってきたものもすべて役に立ちました。
そして、休職命令は違法で、私には慰謝料を請求することができる旨を説明されます。
また、労基から会社に行政指導を行うことも可能とのことで、その場で電話をかけてもらいました。そして会社と話し合う場を設けてもらいました。
今後の流れとしては、まずは私が会社と話し合いをし、この一件の落とし所を決めることとなります。
もし話がまとまらなかった場合、裁判になることもあります。ただし、裁判は会社としてもかなりの痛手となるため、裁判まで発展することは普通はありえません。
会社側も監査が入ればボロがいくらでも出るはずなので、(私が集めた情報も氷山の一角)穏便に済ますことが最優先となります。
私の考えた落とし所は、
・休職命令の取り消し
・休まされた日は出勤扱い
・慰謝料は20万
(この20万は、もともと辞めるつもりだった日までの給料を目安にしています。)
そして、すべてが終われば自主退職するつもりでいました。
このくらいの条件なら会社も飲みやすく、変にごねないと思いました。ここで要求を高くしてしまうと、会社を刺激しかねません。その辺のさじ加減が難しいところです。
私が思うに、何事も泣き寝入りは良くないと思います。でも、労基へ行くのもそれなりの労力がいることなので、問題の大きさ、時間的な余裕なども総合的に考えて動くのが1番かと思います。
例えば、今回の件で裁判まで起こすのは得策ではありません。
時間と手間の割に得られるリターンが少ないからです。
※ただし、懲戒解雇になったら話は別
労基に行ったら丸投げできるわけではないので、その点はご注意ください。
主に話し合いは自分でやることになりますので、しっかりと対策が必要になります。
労基の人を味方につけたことで、さらに勇気をもらいました。
日頃から中国式コミュニケーションで鍛えていたことも良かったのかもしれません。
おかしいと思うことにおかしいと言える勇気も、私の大きな財産となりました。
それは、自分や身近な誰かを助ける力になると信じています。