2年ほど使用してきたスピニングリールが、先日からの釣行時から異音がし始め、あまりにも気になってきたので昨日OH(オーバーホール)しました。
今までも簡単な分解はしていましたが、心臓部のローラーベアリングまでのOHはこのリールでは初めてです。
始めは簡単にシャフトとスライドピニオンギァとの部分でのスライド時の音と思っていたのですが、今までのオイル分をキレイにふき取って、新たにリールグリスを塗布してみたものの、全く異音は変わらず、これは心配していた心臓部のローラーBしか無いと思い、とうとう徹底OHになりました。
さすがにココまでバラした事はなかなか無いので、慎重に解体していきましたが、ローラーBのケースの中身を見て金属粉などは無く、とりあえずケース内に同じリールグリスを入れて組みなおし、ハンドルを回してみると、これが今までよりも重くなってしまい、この様な精密部分にはグリス系ではダメだと思い知らされました。
では普通の市販スプレーオイル(5-56ですが)を試してみようと思いましたが、せっかくならシリコン系でやってみようと思い、さっきのグリスをキレイに落として、少し前に購入しておいたシリコンスプレーを塗布してみました。
それで再度組みなおしてハンドルを回してみたところ、以前よりも音が減りました。
回転も、バラす前より少し良くなっているみたいなので、とりあえずコレにてOHは終了と言う事にしました。
特に頻繁に使うこのリール、酷使しているので音が少なくなっただけでもいいと思わなくては・・・。