ちょっと(´-ω-)気になる記事 2021/05/31-01

2021年05月31日 23時34分41秒 | 気になった記事(2021年~)

 

 

冷凍庫でコーヒー豆の保存は正解? プロはやらないコーヒーのいれ方
2021年2月13日 5時50分 ウェザーニュース

新型コロナウイルス感染症予防のため非常事態宣言がなお継続されるなど、まだまだ「ステイホーム」の長い日々が続きそうです。沈みがちな気持ちを潤すため、好みの豆を購入し、自宅でコーヒーをいれて味わうことを楽しみに過ごす人も多くなっています。そこで、自宅でコーヒーをいれるときに味に差がつくいれ方を、キーコーヒー・コーヒー教室に伺いました。

(1)コーヒー豆を冷蔵・冷凍保存してそのまま抽出
「コーヒー豆は冷凍庫で保存しても構いません。ただし、いれるときに豆をしっかり常温に戻しておく必要があります。冷蔵・冷凍保存していた豆は、当然冷えています。そのままだといれるときに注いだお湯の温度が適温より下がってしまい、コーヒーがうまく抽出されない原因になってしまいます。また冷凍保存の場合、解凍した時に結露が発生しやすく、コーヒー豆がしけってしまう可能性があります」(キーコーヒー)冷凍保存していた豆が常温に戻るまで、30分ほどかかるそうです。自宅で思い立ってすぐ、コーヒーをいれて飲みたい方はコーヒー豆を冷凍庫で保存するのは、避けたほうがよさそうです。ほかに保存時の注意点はあるのでしょうか。「ご自宅では常温で、冷暗所での保存がおすすめですが、まずは正しい容器を選ぶようにしてください。コーヒー豆にとっての“大敵”は、湿度・温度・酸素、そして光です。密閉されていても、半透明な容器や透明な冷凍用ジッパーバッグは光が当たるので、光が当たらない缶などの密閉容器がおすすめです。おいしくコーヒーが飲める豆の保存期間は開封してからおよそ1カ月、粉ですと約2週間が目安です。その間に使い切れる量を購入するのがポイントです」(キーコーヒー)


(2)沸騰したてのお湯を注ぐ
「できるだけ熱々のお湯で注ぎたくなるかもしれませんが、沸騰したてのお湯を注ぐと、苦みや酸味が強く出たり、雑味などの味を損なう成分が抽出されやすくなったりしてしまうので、好ましくありません。バランスのいい味わいのコーヒーを抽出するために最適な温度は、95~90℃です。できれば温度計で計ってからお湯を注ぐようにしましょう」(キーコーヒー)手元に温度計がない場合の目安はありますか。「お湯が沸騰するとボコボコと大きな気泡が出てきます。そうしたら火を止めて、小さな気泡も静まったころが、95℃前後に下がった目安です」(キーコーヒー)

(3)お湯をむやみに回し入れる
「お湯を注ぐ際に、ペーパーフィルターのふちのほうの粉にまでお湯をかけてしまうと、コーヒーの層を通過しないので、抽出不足になります。また、むやみに回し入れるのは控えてください。雑味や渋みをともなった泡を、発生させる原因になるからです。正しくいれると、バランスがよいコク深いコーヒーが抽出できます。具体的ないれ方のコツは、この後お話しします」(キーコーヒー)

そのほかに注意するべき点は?
そのほかに注意するべき点、正しいいれ方とはどのようなものなのでしょうか。「1回目の注ぎは、コーヒーのおいしさを決める一番大切な『蒸らし』という工程です。お湯がフィルター内の粉全体に浸み込む程度に注ぎます。コーヒー粉にお湯を浸み込ませることで、おいしい成分が十分に引き出されるので必ず忘れずに行ってください。1回目の注ぎ『蒸らし』は適温になった少量のお湯を、フィルター内の粉の中央から渦を広げるようにゆっくり浸み込ませ、20秒ほど待って蒸らします。ここではきちんと時間を計ることが必須です。円すい型のドリッパーの場合、2回目の注ぎからは先に申し上げたように、むやみに回し入れないよう注意が必要です。具体的には粉の中央で、500円玉ぐらいの円を描くように、ゆっくりくるくると、多めにお湯を注ぎます。そうすることで、濃縮されたおいしいコーヒーが抽出されます。2回目に一番多くのお湯を注ぎ、3回目、4回目と湯量を減らしながら、合わせて5~6回に分けて注ぎ分けます。3回目以降は、お湯を注ぐタイミングが大切です。粉の中央がくぼみ、表面の泡の層が崩れないうちに、2回目と同様に500円玉を描く要領で注ぎます。フィルター内のお湯が途切れないうちにこれを繰り返し、杯数にかかわらず、合わせて2分30秒~3分の間で抽出します。注いだお湯を全部落としきってしまうと雑味や渋みを伴った泡が抽出液に入ってしまうので、抽出液がサーバーの杯数分の表示まで達したら、抽出の途中でもドリッパーを外します」(キーコーヒー)最後はコーヒーの濃度が均一に整うようにサーバーを攪拌(かくはん)して、あらかじめ温めておいたコーヒーカップに注ぎます。これでできあがりです。正しいいれ方をマスターして、自宅でおいしいコーヒーを味わいましょう。

参考資料など
取材協力/キーコーヒー株式会社(https://shallwedrip.com/)

https://news.livedoor.com/article/detail/19689133/

       ●-●-●

あなたらしい文章が書けるようになる7つのチェックポイント
プレジデントオンライン / 2020年9月19日 11時15分

文章の質を上げるにはどうすればいいのだろうか。『稼ぐ人の「超速」文章術』(Discover 21)を出した中野巧氏は「読み手の読み方を強制はできない。しかし、せっかちな人に合わせて文章を書くことで幅広い人に伝わる文章になる」という??。
■読まれる文章には「あなたらしさ」が求められる
「はたして、この文章でいいのだろうか?」と悩んだときは、7つのセルフチェックポイントを参考にしてみてください。

チェックポイントがあるだけで、書く過程での安心感(後でチェックすればいいので、まずは書き進めよう、というポジティブな感情)にもなりますし、文章のクオリティアップにもつながります。

1.あなたらしい情報・視点・アイデアがあるか?
2.生き生きした描写があるか?
3.飛ばし読みしても、6割程度理解できるか?
4.「感情」と「論理」のバランスは?
5.スムーズに読み進められるか?
6.読み手になりきって読んでみたか?
7.時間をおいて読み直してみたか?
1.あなたらしい情報・視点・アイデアがあるか?

文章が書き上がったらひと呼吸おいて、あなた独自の視点や情報、アイデアがあるかを、客観的に見直してみましょう。

SNSやブログなど、ソーシャルメディア時代の到来により、誰も情報配信者として影響力をもてるようになると同時に、現代人が1日に触れる情報量は、平安時代の一生分、江戸時代の1年分にあたるという説があるほど、私たちの日常には情報が飽和しています。

そういった状況の中で、「“何を”伝えるか」と同じか、それ以上に「“誰が”伝えるか」に読み手はフォーカスするようになってきています。

結論から言ってしまえば、読まれる文章には「あなたらしさ」が求められるのです。

■新しいアイデアは既存のものの組み合わせ
同じことを話せる人が、世の中にはたくさんいます。しかし、その人らしく語れる人は、“あなたしかいない”のです。その「らしさ」に人は引きつけられます。「あなたらしさ」、つまり、あなた独自の視点や情報、アイデアが文章にあるかをチェックしてみてください。

難しい……と感じた方は、次のことを参考にしてみてください。

アイデアに関する名著『アイデアのつくり方』(ジェームス W.ヤング著)には、次のように書かれています。

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」

つまり、

「既存のアイデア」+「既存のアイデア」=「新しいアイデア」=「あなたらしい独自の視点や情報、アイデア」

ということですね。

2.生き生きした描写があるか?

文章で共感されるためには、視覚的描写をして、読み手にイメージを膨らませてもらうことが重要です。読み手はイメージできないことを行動に移せないからです。

イメージしてもらうコツは、読み手の目の前でその状況が浮かび上がるように、耳元で音が聞こえてくるように、肌で感じられるように、五感すべてに訴えることです。

■幅広い読み手に届く文章のコツ
人間の五感は大きく分けると、視覚、聴覚、体感覚(触覚、嗅覚、味覚)の3つに区分され、NLP(神経言語プログラミング)において、次のそれぞれ頭文字をとって「VAKモデル」と呼ばれます。

NLPとは、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーによって提唱された、心理学と言語学をもとに体系化されたコミュニケーション技法です。

・視覚(Visual)
・聴覚(Auditory)
・体感覚(Kinesthetic)
人によって、VAKのどれにより強く反応するかは異なります。いろいろなタイプの人に響く言葉をちりばめることで、多くの人のイメージに届き、反応率を高めることができます。

たとえば、左記のようにタイプによって腑に落ちやすい言葉が異なります。

・視覚(V)優位の方は……「見える」「明るい」「思い浮かべる」など
・聴覚(A)優位の方は……「聞こえる」「響く」「リズムが合う」など
・体感覚(K)優位の方は……「感じる」「触れる」「腑に落ちる」など
おそらく、あなたが書いた文章を読み返してみると、VAKのどれかに偏りがあることを発見するでしょう。VAKを意識的にまんべんなく使うことで幅広い読み手に届く文章になります。表現が単調でつまらなく感じるときにも有効です。

少しやりすぎかもしれませんが、この文章にもVAKをちりばめています。あなたの文章の「VAK」をチェックしてみましょう。

■せっかちな人に合わせて文章を作る
3.飛ばし読みしても、6割程度理解できるか?

「エネルギーを込めて書いた自分の文章をじっくりと隅々まで読んでほしい」

書き手として、この気持ちは当然です。しかしながら、下記のように、読み方は人それぞれです。

・分析的にじっくりと読む人(じっくり君)
・衝動的に気になる部分だけを飛ばし読みする人(せっかち君)
・飛ばし読み(せっかち君)でザッと読んだあとに、じっくりと読む人(じっくり君)
読み手の読み方を強制することはできません。ですから、こちらが、じっくり君が読んでも、せっかち君が読んでも問題ないように書くことが大切です(書き手はじっくり君の視点で書くことが多いです)。

せっかち君に対応させることで、

・自分の中で伝えたい内容が明確になる。
・じっくり君に対してもより効果的な文章を書くことがでる。

結果、文章にメリハリが生まれ、クオリティがアップします。

急いでいる人が、ザッと読み飛ばしていっても、あなたが伝えたいことが伝わるかどうかを考えながら、

・文章の冒頭
・見出し
・太文字
・赤字
・記号
・改行(段落)
・図解

などを工夫していきましょう。

特に、見出しだけを読んで内容が6割くらい理解できるようになっていると、

見出しだけを読んでなんとなく理解する(せっかち君)
→ 興味があれば
→ 冒頭から詳細をじっくり読む(じっくり君)

といった読み方ができるので、読み手に過度な時間やストレスをかけることなく、あなたのメッセージを必要とする相手に届けることができます。

あなたの文章を「見るように」読んでも、ある程度の内容を理解できるかをチェックしてみましょう。

■「ワクワクするメッセージ」と「冷静なデータ」は必要不可欠
4.「感情」と「論理」のバランスは?

「人は『論理』で納得し、『感情』で行動する」
もしくは、
「人は『感情』で決定し、『論理』でそれを正当化する」

ビジネスにおいて、ぜひ理解しておきたいことですが、文章においても「感情」と「論理」はとても大切です。

・「感情」だけでは、信頼性(説得力)のない文章になります
・「論理」だけでは、つまらない(盛り上がらない)文章になります
相手の心を動かす文章には、「感情」と「論理」がどちらも必要なのです。

・感情的なメッセージ:読むと感情が刺激されワクワクするようなメッセージ
・論理的なメッセージ:読むと冷静になるような客観的事実や数字を含むメッセージ
これらを意識しながら、あなたが文章を書くことによるゴールが達成できそうか、あなたの文章における「感情」と「論理」のバランスをチェックしてみましょう。

5.スムーズに読み進められるか?

「読み手に、スムーズに、読んでもらえる文章を書きたい」

せっかく、精魂込めて書いた、充実した文章でも、読みにくければ読みにくいほど、残念ながら、最後まで読んでもらえません。

読み手が、どれくらいその情報を欲しているかにもよりますが、「読みにくい文章、だけど内容は濃い」よりも「読みやすい文章だけど、内容は薄い」方が最後まで読んでもらえるでしょう。

■音読をすれば文章の読みやすさが分かる
内容の充実はもちろん、大切です。ただ、それと同じくらい、「読みやすい」「分かりやすい」ことがとても重要です。

「どうすれば、読みやすい文章にできるのか?」

私がよく使う、手っ取り早い方法は、「声に出して読んでみる」ことです。

自分の文を声に出して読んでみて、「スムーズに読めない」「リズムが悪い」「なんだか気持ち悪い文章だな」と思うようであれば、要注意です。声に出さず黙読していても、頭の中で声に出しながら、読み進めていく人がとても多いからです。

私自身、文章を確認するときには、声にこそ出しませんが、頭の中で思いっきり、音読しながら、文章の読みやすさをチェックしています。

そのとき、もっとも気にかけるポイントは「リズム」。

リズムよく、読めるか読めないかは、とても大切です。リズムよく読める文章は心地よく読み進められ、伝わりやすくなります。

句読点や改行の位置、行間の取り方などに悩んだ場合も、「リズムよく読めるか」という視点で、チェックしてみましょう。

6.読み手になりきって読んでみたか?

自分が読み手になりきって、文章を読み、疑問に思うこと、反論したくなること、不思議に思うこと、理解しにくいことがないか、チェックしていきます。

そして、読み手が感じる質問や反論を予期することができれば、それに先回りして対応することができます(疑問/反論の解消)。

また、あなたにとっては当たり前でも、読み手にとっては理解できなかったり、飛躍した展開に感じないかどうか、などもチェックしていきます。

■文章に悩んだら、思い切っていったん手放す
あなたが対象としている読み手の数だけ、読み手になりきって、あなたの文章を読み直してみましょう。文章の構成や表現、追記や編集などの大きなヒントになるはずです。

あなたが想定する読み手になりきって、あなたの文章を読みながらチェックしてみましょう。

わざと疑問や反論の余地を残こすこともありますが、上級テクニックです。

・そういった感情になる人には読んでほしくない(読み手の選別)
・疑問に思って問い合わせしてほしい
・反論があるからこそ、その答えを知りたくなりアクションを起こす
7.時間をおいて読み直してみたか?

文章を書いていると、手が止まってしまったり、なんとなくしっくりこない感覚を持つことがあるかもしれません。的確な表現が思い付かないこともあるでしょう。

ある程度時間をかけて思い浮かばない場合や手が止まってしまう場合は、いったん手放してしまいましょう。

手放している間もあなたの潜在意識(右脳)は24時間考え続けてくれています。手放した後は、楽しいことやリラックスしながら、普通に過ごしていると、たいていは48時間以内に、欲しい情報が向こうからやってくる、と信じるのがコツです。

また単純に時間をおいて読み直すことで、客観的な視点に切り替わり、主観的な状態ではどうしても気がつけなかったポイントが浮かび上がってきます。

時間をおいて読み直すことで、自分の文章を客観的にチェックしてみましょう。

----------

中野 巧(なかの・こう)
https://news.infoseek.co.jp/article/president_38773/


       ●-●-●

睡眠中に足がつるときの対策。昼間に「波止場のポーズ」が効果的
2020年11月22日 20時48分 ESSE-online

加齢とともに増える健康にまつわるお悩み。
ここでは「最近、足がよくつる」という読者のお悩みについて、医師の出沢明先生に答えてもらいました。

足がよくつる、ふくらはぎが痛くて目が覚める…治す方法は?
【お悩み】最近、よく足がつるようになりました。朝方、ふくらはぎが痛くて目が覚めることもあります。どうしたら治りますか?(Kさん・41歳)

●頻繁につるようなら、水分不足、冷え、栄養バランスに注意を

睡眠中や運動中などに起こりやすい足のつり。これは筋肉がけいれんし、収縮している状態で、激しく強い痛みに襲われるのが特徴です。

原因は、冷えや筋肉疲労、ミネラルバランスの崩れなど。睡眠中はコップ1杯程度の汗をかくため軽い脱水状態になり、ミネラルバランスが崩れた状態になります。体温も下がるので血流が悪くなり、さらによく動いた日は筋肉疲労がたまりやすくなります。

足がつったときはあわてずに、まず「つった筋肉」をゆっくり伸ばしましょう。つま先を手で体の方へ引っぱり、ひざ裏を伸ばしてみて。ひざは曲げないのがポイント。手が足先に届かないときはタオルを足にかけて引いたり、壁に足裏を押しつけて伸ばしてみて。それで症状が治まれば心配ありません。ただ足以外の場所も頻繁につったり、全身がつるという場合は、要注意。医師に相談してみて。

また、足がつりやすい人は、予防として日頃からストレッチをしてふくらはぎの筋肉をほぐしておきましょう。おすすめなのが「波止場のポーズ」(イラスト参照)。イスや階段などに片足をのせ、ひざは直角に曲げます。反対側の足裏は床につけ、ふくらはぎとひざ裏の筋肉をしっかりと伸ばし、30秒くらいその姿勢をキープ。毎日の隙間時間に行うといいですよ。

普段の生活では、足を冷やさないよう気をつけ、マグネシウムを多く含むアーモンドや、カリウムを多く含むバナナなどを積極的にとって、ミネラル不足にならないよう注意しましょう。

<取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【出沢明先生】
https://news.livedoor.com/article/detail/19264182/

       ●-●-●

Androidスマートフォンでテザリングできない時の対処法とは?
マイナビニュース / 2021年2月23日 18時50分

最近は至る所で公衆Wi-Fiが利用可能になったが、公衆Wi-Fiは見知らぬ人にデータを見られてしまうリスクを抱えているのも事実だ。実際、公衆Wi-Fiを利用する際、そうした内容に同意しているはずだ。

モバイルルータを持っていないけれど、安全にネットワークに接続したい時、スマートフォンのテザリング機能が便利だ。そこで本稿では、ノートンの公式ブログの記事「Androidスマホのテザリング方法と安全に使うための注意点」をもとに、Androidスマートフォンでテザリングする方法、テザリングできない時の対処法を紹介しよう。
Androidスマホでテザリングする方法

まず、Androidスマホでテザリングする方法としては、Wi-Fiを使う方法、USBを使う方法、Bluetoothを使う方法の3種類がある。

テザリングをする場合、最初に「設定」アプリでテザリングを有効にしておく必要がある。設定アプリの「ネットワークとインターネット」をタップすると、テザリングという項目がある。これをタップすると、テザリングに関する設定が行える。

ここでは、Wi-Fiテザリング、USBテザリング、Bluetoothテザリングそれぞれの設定が行える。Wi-Fiテザリングを有効にしたい場合、この画面で「Wi-Fiテザリング」をタップすると、設定が行える。

USBテザリングを行うには、スマートフォンと接続させたい機器をUSBケーブルで接続する必要がある。USBケーブルで機器を接続すると、「USBをファイル転送で利用する場合は『はい』を選択してください」というメッセージが表示される。

Bluetoothテザリングを行う場合、スマートフォンと接続したい端末の双方でBluetoothを有効にしておく。その状態で、スマートフォン側で接続可能なBluetooth機器を探し、対象の機器を見つけたら「ペア設定」を行う。接続する側の機器にも「ペア設定」の画面が出るので、設定を完了すると、ペアリングが完了する。
Androidスマホでテザリングできない場合の対処法

実のところ、テザリングのルールは携帯キャリアによって異なるので、テザリングオプションに入らなければならないこともある。オプションも無料と有料があるほか、同じキャリアでもプランによって扱いが異なることもあるので、よく調べてから利用する必要がある。

以下、Wi-Fiテザリング、USBテザリング、Bluetoothテザリングができない時の対処法を紹介していこう。
Wi-Fiテザリングの対処法

Wi-Fiテザリングができない時の対処法としては、以下の3つが挙げられている。

1度切ってつなぎなおす
APN設定を確認する
テザリング設定をやりなおす

テザリングで電波をもらう側の機器(スマホに接続する側)のWi-Fiを一度切って、再び接続するとテザリングできることがあるという。

また、スマートフォン側のAPN(Access Point Name : アクセスポイント名)設定が正しくないと、スマートフォンがネットワークに接続できていない可能性があるので、APNの設定も確認するとよいとのことだ。
USBテザリングの対処法

USBテザリングがうまくいかない場合の対処法としては、以下の3点が挙げられている。

接触を疑ってみる
端末側でWi-Fi接続を無効にしてみる
端末側で別のUSBポートに接続してみる

3種類のテザリングの中で、USBは唯一有線のテザリングとなる。そのため、USBテザリングがうまくできない原因として最初に疑うべきは、ケーブル類の接触の問題だという。

別のケーブルで試してみたり、接続対象の機器を別のものに変えて試してみたりしてみよう。

加えて、接続する側の端末でで一度Wi-Fi接続を無効にしてみるのも有効だという。Wi-Fi接続とUSBによるテザリング接続が混在していると、USBのみにすることで接続できる可能性がある。
Bluetoothテザリングの対処法

Bluetoothテザリングがうまくいかない場合の対処法としては、以下の3点が挙げられている。上から順に試してみるとよいそうだ。

他のBluetooth接続を切ってみる
ペアリング設定をやり直してみる
接続する2つのデバイスをもっと近くに置いてみる

ヘッドフォンなど日常的に使っているBluetooth機器が接続されていると、接続が妨げられる可能性があるので、Bluetoothテザリングがうまくいかない時は近くにある他のBluetooth機器の存在を確認してみるとよい。

また、Bluetooth接続は機器同士が近くにあることが前提になっているため、機器同士の置き場所が遠すぎることによって通信が成立しないことも考えられるという。
https://news.infoseek.co.jp/article/mynavi_2200736/?tpgnr=it

       ●-●-●

「内臓脂肪を減らす」運動法2つ 循環器専門医が推奨
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2021年2月25日 9時26分

【病気を近づけない体のメンテナンス】血管(上)

 心筋(心臓の筋肉)に血液と酸素を送っている冠動脈が詰まって発症する「心筋梗塞」。狭心症から心筋梗塞に移行する場合もあるが、3人に1人は何の前触れもなく起こるといわれる。

 冠動脈が詰まる原因は大きく分けて、「動脈硬化」と「血管の機能異常(痙攣)」の2つがある。

 動脈硬化とは、血管の内側にコレステロールや脂肪などが沈着して、コブのように盛り上がったプラークができ、血管の通り道が狭くなった状態。薄い膜で覆われているプラークは破れやすく、傷つくとその周りに血栓ができて血管を詰まらせるのだ。

 動脈硬化を進行させる危険因子には、生活習慣病や肥満、喫煙などがある。つまり、これらの危険因子を予防・改善することで動脈硬化の進行を抑えることができる。特に「運動習慣」が強く勧められるのは、なぜなのか。循環器専門医である「すぎおかクリニック」(千葉県船橋市)の杉岡充爾院長が言う。

「私たちの体には、傷付いた血管を修復する機能が備わっています。最近、脂肪を構成している脂肪細胞から、体の働きを調整する物質が多く分泌されていることが分かっています。そのひとつがホルモン様物質の『アディポネクチン』です。この物質には血液に乗って全身を巡り、傷付いている血管を修復したり、血管の炎症や酸化を抑えたりする働きがあります。血液中のアディポネクチンを増やすことが、血管の健康維持に直結するのです」

 脂肪細胞から分泌されるホルモン様物質を増やすことと、運動習慣にどんな関係があるのか。じつは、脂肪細胞は大きくなり過ぎると、途端にアディポネクチンの分泌をストップさせてしまうのだ。

 特に皮下脂肪よりも内臓脂肪が増加すると、アディポネクチンの分泌量が低下するという。

 逆に内臓脂肪が増えると、脂肪細胞は悪玉物質の「悪玉アディポサイトカイン」を大量に分泌するようになる。この悪玉物質は、血栓をできやすくしたり、血圧を上昇させたり、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くしたりする。つまり、アディポネクチンの分泌を増やすには、運動習慣で内臓脂肪を減らすことが重要になるわけだ。

「内臓脂肪は皮下脂肪より燃焼しやすいので、定期的に運動すれば必ず減らすことができます。ウオーキングやジョギングなどの有酸素運動は、脂肪燃焼効果が高いので、内臓脂肪を減らすのに効果的です。さらにもっとおすすめなのは『ドローイング』という腹筋トレーニングです。お腹をへこませるだけの簡単な運動ですが、内臓脂肪を減らす効果は抜群です」

【ドローイングのやり方】

①肩幅くらいに足を開いて立ち、お腹をリラックスさせる。②3秒くらいかけて鼻から息を吸い込み、お腹を膨らませる。③次に6秒くらいかけてゆっくりと口から息を吐きながら、お腹を思い切りへこませる。そしてさらに、お腹に力を入れながら2秒息を吐き、お腹をギュッとへこませる。④そのままお腹に力を入れ、お腹をへこませた状態をキープ。このとき息は止めないで、自然呼吸を続ける。30秒を目標に持続する。

 このドローイングは、体勢を変えると鍛えられる場所も変わる。両腕を上げて行うと、お腹の上の方の筋肉が鍛えられる。お腹をへこませた後に体を左や右にひねると、脇腹の筋肉が鍛えられる。

 内臓脂肪を減らすためには、体の表面にある筋肉だけでなく、体幹部にあるインナーマッスルも鍛えるとより効果的。それは背骨・骨盤・太ももの骨をつなぐ「腸腰筋」のトレーニングだ。

「腸腰筋を鍛えると骨盤が安定して体の歪みが取れ、姿勢がよくなります。すると立っていても座っていても、自然にお腹の筋肉に力が入るようになり、内臓脂肪が付きにくく、減りやすくなるのです。腸腰筋を鍛える運動で最も効果的なのは『もも上げ運動』です」

【もも上げ運動のやり方】

①立っていても椅子に座っていてもいい。②背筋を真っすぐ伸ばして、お腹に力を入れて、左右のももを片足ずつできるだけ引き上げる。③ポイントは超スローペースで行うこと。3秒かけてももを持ち上げて、3秒かけて元に戻すようにする。④まずは1日、左右10回ずつを目安に行う。

 次回は、心筋梗塞のもうひとつの原因となる「血管の痙攣」を予防する自律神経のセルフケアを紹介してもらう。
https://news.infoseek.co.jp/article/gendaihc_275947/?tpgnr=life

       ●-●-●

仕事で「この人と話したい」と思ってもらう話し方
アサジョ / 2021年2月26日 7時14分

 仕事がうまくいかない原因の一つに、コミュニケーションがうまくいかないことがあります。でも、みんな同じように、最初は初心者でヘタだったはず。今から身に付ければいいんです。そこで、仕事で「この人と話したい」と思われる方法を紹介しましょう。

■積極的に話しを聞き、たくさんの引き出しを作る

 経営コンサルタントである小宮一慶さんの著書「たった5分で『あなたと一生仕事をしたい』と思われる話し方」(PHP研究所刊)によると、誠実で自分に関心を寄せてくれる人を嫌う人はいないのだとか。人は誰しも、自分に関心を持って大切にし、熱心に話を聞いてくれる人を好むというのです。それなら、自分がそんな人になってしまえばいい。相手の話に相槌を打ちながら、相手の心の真ん中に届くような会話のキャッチボールをする。これだけで「この人と話したい、仕事がしたい」と思ってもらえるのだそうです。

■前のめりに聞き出そうとしない

 パーソナルコーチである滝井いづみさんの著書「コーチングのプロが教える『また話したい』と思ってもらえる会話術」(ごきげんビジネス出版刊)によると、相手が話に乗ってこなければ、前のめりに何でも聞き出そうとしないことが肝心なんだとか。相手の様子をみながら、深追いし過ぎないように注意したいものですね。

■自分の言葉に言い換えない

 相手の話を、自分の知っているものに置き換えて聞くことはありませんか? そのようなことをすると、相手が話している内容と微妙に違ったときに困ります。相手の話を繰り返すときも、なるべく相手の使った言葉を使うと安心してくれるそうですよ。

 これまで話下手だと感じていた人も、ぜひこれらのテクニックを用いて、話し上手になってみましょう。
https://news.infoseek.co.jp/article/asajo_105975/?tpgnr=life

       ●-●-●

末期がん患者の“駆け込み寺”福岡県の病院で症状が改善するのはなぜか
日刊ゲンダイ ヘルスケア / 2021年2月26日 9時26分

 かつては「死ぬ病気」だったがんだが、いまや「治る病気」「死なない病気」になりつつある。年齢別の死亡率で見ると、50代以下はこの20年間で半分以下に、60代以上でも大幅に下がっている。それは決定的な治療法が生まれたからではない。がんの標準治療(手術、抗がん剤、放射線、免疫療法)の成績を高めるために、あらゆる医療技術を総動員して少しずつがんを追い詰めてきた結果だ。その意味で、全国のがん治療専門医の注目を集めているのが福岡県の戸畑共立病院だ。同院副院長でがん治療センター長の今田肇医師に聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 戸畑共立病院は厚労省が全国325カ所で指定する「地域がん診療連携拠点病院」のひとつ。最新鋭の医療機器を揃え、がん治療にたけた医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士、放射線技師などによるチーム医療を行っているが、他ではあまり見られない特長がある。がん患者の多くが、「ハイパーサーミア(温熱)療法」を希望し、受けることだ。

「当院のがん患者さんは、治癒の難しい手術不能・再発・転移がんの方が多く、他院からの紹介が少なくありません。そのため、治療は手術よりも放射線や抗がん剤、免疫チェックポイント阻害剤が中心です。その効果を上げるために適応のないがん患者さんを除いて年間2000以上の治療を行っています。1年の間には、魔法がかかったように劇的に症状が改善する患者さんが数人おられますが、それはハイパーサーミアを併用した集学的治療のおかげかな、と思っています」

 肺と肝臓に転移が見られる70代の乳がんの患者は、本来3週間続けて投与する抗がん剤が副作用のため3週間に1度、量も半分しか投与できなくなった。しかし、ハイパーサーミアを併用して抗がん剤の増感作用などを上げることで、抗がん剤治療をその効果を維持した状態で数年間続けている。両頚部に巨大なリンパ節転移があり、水分摂取も不可能な下咽頭がんの患者は、放射線、抗がん剤、ハイパーサーミア、高気圧酸素治療などを行い、誤嚥性肺炎の治療を挟みながら、オプジーボを使ったところ腫瘍が消失したという。

 ハイパーサーミア療法とは、がんの塊が42・5度以上の熱に弱いという性質を利用してがんを治療する方法のこと。体外から、がん細胞が潜む部位にラジオで使われる周波数帯の電波を流してがんの塊を加温し、死滅させる。1990年には放射線と併用することを条件に「サーモトロン―RF8」を用いたハイパーサーミアが保険適用になった。現在は抗がん剤との併用及び温熱単独治療でも保険適用となっている。最新の「サーモトロン―RF8 GR Edition」はコンピューターによる自動制御などで、胃や肺、肝臓など体の奥にあるがんへも安定的に加温でき、効果も向上しているという。

「ハイパーサーミアの利点は、がん細胞だけを選択的に攻撃することです。正常な細胞は加温すると周囲の血管が拡張して血流を増し、熱を外に逃がす仕組みになっています。一方、がんの周りにある血管は、急ごしらえのもろい新生血管であるため、血管が拡張せずに熱がこもってしまう。結果、がん細胞は正常細胞よりも早く熱の影響を受けて壊れてしまうのです」

 ただし、ハイパーサーミア療法は脂肪組織が過度に加温されることで皮下脂肪に硬結が生じ、痛みが出ることがある。その場合でも多くは1~2週間で消え、後遺症も残らない。

 ならば、この治療法単独でもよさそうだが、日本では手術や抗がん剤、放射線治療などに代わるメインのがん標準治療法にはなっていない。単独で好成績を上げた症例も多数報告されているが、倫理上、大規模な比較試験を行ってエビデンスを得るのが難しいからだ。

 現時点では放射線や抗がん剤と併用することで、それぞれの治療効果を高めることが期待されている。とくに注目されているのが抗がん剤の増感作用だ。

「2つの理由から抗がん剤の効果がアップされることがわかっています。ひとつはがん細胞を覆う細胞膜の透過性が高まり、抗がん剤の取り込み量が増え、結果としてがん細胞内の抗がん剤濃度が高まるからです。もうひとつは、がん細胞が抗がん剤によるDNA損傷を回復しようとするのを、温熱が阻害するためです」

 抗がん剤治療にハイパーサーミアを併用すると、たとえ40度以下の低い加温でも薬の効果が増すことが確認されている。

「ハイパーサーミア併用により、最初から抗がん剤が少なくて済む、と考える人がいますが誤解です。通常はガイドラインに沿って抗がん剤を投与します。ただし、長期間投与となったり、高齢者や体力がない人、副作用の強い人では、ハイパーサーミアを併用することで抗がん剤を通常量より減らしたり、少量投与によって長期にわたって病態を維持することが可能になるのです」
https://news.infoseek.co.jp/article/gendaihc_275951/?tpgnr=life

       ●-●-●

悩みが急増「話が伝わらない!」、超簡単3解決法 日本人の「話し方スキル」が急降下、貴方はOK?
東洋経済オンライン / 2021年2月27日 12時0分

日本を代表する一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。

たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれ、好評を博している。

その岡本氏が、全メソッドを初公開した『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』は発売後、たちまち12万部を突破するベストセラーになっている。

コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「コロナで悩みが急増している『伝わらない話し方』を解消する3つの秘技」について解説する。

■話が「伝わらない」悩みが急増
エグゼクティブの「コミュニケーションの駆け込み寺」である私のところには、「最近、どうも話が伝わっていない気がする」と悩む人からの相談が急増しています。

「朝から晩までオンラインでの会議だらけ。精神的に疲れる割に、満足のいくコミュニケーションがとれていない……」あるいは「リアルで話をしていても、ずっとマスクで表情が読み取りにくい……」など、まさにコミュニケーションの二重苦、三重苦状態。

とくにウェブ会議では、相手の表情も読めないし、しゃべっていても独り言のようで、テンションはダダ下がり。「伝わっている感じがしない……」そんな声が聞こえてきます。

「話し方」は筋肉と同じです。才能ではなく、鍛えれば身につくけど、鍛えなければ、あっという間に落ちますし、一度落ちてしまうと取り戻すのは容易ではありません。

日々、続けることによって、上達し、保たれてきた「コミュ力」ですが、その機会が失われ、「なんとなくその勘が鈍っている」。そんな感覚はないでしょうか。

長引くコロナ禍によって「伝わらない」と「話し方」の悩みも急増しているのです。

では、なぜ「話が伝わっていない」と感じるのか。主な理由は3つあります。

■情報を無理に継ぎ足した「だらだら話」はNG
【伝わらない理由1】反応が見えづらく「わかってないかも……」と感じる

1つめは、「『わかってないかも……』で伝わらない」というものです。

目の前にいるときは、表情などを読み取りながら話もできましたが、物理的に距離が離れ、スクリーン越しのコミュニケーションでは、そういうわけにはいきません。

「相手に伝わっているだろうか」とつねに疑問を抱きながら、話しつづけるわけですが、反応も見えず無表情だったりすると、「まだ、伝わってないかも……」と思い込んで、ついつい情報を継ぎ足しがちになります。

もしくは、最初のうちは相手も「うんうん」と聞いていてくれたのに、途中で飽きてきたような表情を見て、「あれ、もっとわかってもらわなくちゃ……」と、さらに話しつづけてしまう泥沼状態に入り込むケースも見受けられます。

【伝わらない理由2】「わかっているはず!」で「裸の王様」状態

2つめは「『わかっているはず!』で伝わらない」というもの。

「相手の知識レベルを見誤る」これも非常によくある間違いです。ずっと同じ専門知識を持ち、同じ言葉を使う社内の人と会話を続けているために、内容が「暗黙知」となってしまっている。そこに見られるのが「裸の王様」現象です。

私はリーダーシップ研修の締めくくりのプレゼン発表の場によく立ち会うのですが、外部の私が聞いてもさっぱりわからないことがしばしば。平気で専門用語を使い、それをまったく説明することはなく、「知っているもの」と「仮定」して話が進められます。

「同じ社内の人間には伝わっているのか」と思いきや、実はその研修に参加している他部署の人間もまったくわかっていなかったりします。でも、理解できないことをほかの人に知られたくなくて、「わかったふり」をしてしまう。

つまり、「裸の王様」のように、誰もが「実は見えていないのに、見えているフリをしている」状態になっているということです。これでは、社内のコミュニケーションが円滑にいくはずがありません。

3つめは「『わかってくれるはず!』で伝わらない」です。

【伝わらない理由3】「わかってくれるはず」で、中身を詰め込みすぎる

日本人のコミュニケーションの大問題は「コンテンツの3密化」です。スライドに入れておけば、言葉にして伝えれば、「わかってくれるはず」とばかりに、詰め込みすぎる。あれもこれもと、文字も図も写真もぎちぎちの「3密」と化してしまうのです。

見てくれさえすれば、それを脳裏に焼き付けてくれるに違いないとばかりに、字も写真も小さすぎて、何が書いてあるのかもわからない資料を示す。

人はロボットではないので、大量のデータや情報を押し付けられても、処理が追いつきません。「ボールは投げておけば、どれかは受け取ってもらえるだろう」そんな楽観論は通用しないのです。

■「伝わらない問題を」解消する「3つの数式と数字」

このように、伝え手が聞き手の「理解レベル」を見誤ることで「伝わらない」が大量発生しているのが現状です。では、これらの問題を解消するにはどうしたらいいのでしょうか。「3つの数式と数字」でその秘技をお教えしましょう。

【秘技1/「1+3+1」】一言結論とポイントを「3つ」で伝える

だらだらと要領を得ずに話してしまう癖を回避するためには、「型」を使って、簡潔にポイントを際立たせる「話し方」をマスターするしかありません。

「日本人も多い『話がムダに長い人』、即解消3秘訣」(2021年2月13日配信)でも詳しく説明しましたが、どうしても伝えておきたい「一言結論+中身+結論」の話し方をおすすめします。

ハンバーガーでたとえれば、「パン+中身+パン」ということですが、中身の量はパティとチーズとトマトというように3層ぐらいにしておきましょう。人はそんなにたくさん覚えきれないからです。手前味噌で恐縮ですが、私の会社の話でたとえれば、

【結論】
弊社が提供するのは、日本でオンリーワンのリーダー向け「コミュ力徹底改善プログラム」です。

【中身】
大きく3つの差別化ポイントがあります。
(1)完全なグローバルスタンダードのノウハウ、
(2)リーダーシップ層に特化し、圧倒的な実績をもっていること、
(3)絶対的なブレークスルー効果を生むユニークなメソッドです。

【結論】
驚異的な成果をお約束します。

といった感じです。「『1+3+1』の法則」ですっきり、簡単。ぜひ活用してみてください。

【秘技2/「20+20+20」】「20秒×3=1分」に言いたいことを収める

2つめの秘技「20秒×3=1分」に言いたいことを収めることです。

日本語では、「1分に話す量は300字ぐらいが適正」と言われます。これがどれぐらいかと言うと、本記事の冒頭のリード部分が約350文字ですから、それよりちょっとだけ少ないぐらいです。かなり多いですよね。

『1分で話せ』という本が話題になりましたが、「大体1分ぐらいに言いたいことは収めて話す」ことを心がけましょう。

その場合、「最初の20秒が『青信号』、次の20秒が『黄信号』、20秒が『赤信号』と、イメージしながら話すべき」という説をアメリカの精神科医がハーバードビジネスレビューに紹介していました。

「時間を意識する」ことで、だらだらと話しつづけない癖をつけるのは大切です。

【秘技3/「1」】相手の知識・理解レベルは「1」と仮定する

3つめの秘技は「相手の知識・理解レベルは『1』と仮定する」こと。

「相手が『10』知っている、『10』わかってくれる」と思うのではなく、「相手は『1』しか知らないし、『1』しか理解してくれない」と仮定してコミュニケーションをしましょう。

「こんな基礎的なこと話したら申し訳ない」なんて思うかもしれませんが、実は相手は驚くほど、あなたのことやあなたの言いたいことを知りません。

映画を途中から見せるような話し方では、結局最後まで理解してもらえないでしょう。「ご存じかもしれませんが」などと前置きしても構いません。とにかく基礎の基礎から話をしてみましょう。

聞く側からすると、案外、知っているようで知らなかった、ということもありますし、もう一度おさらいする機会にもなります。そこでも手短に伝えることが大切です。

■「話し方のコツ」「伝え方の方程式」を知らないだけ
冒頭で述べたように、長引くコロナ禍によって、「話し方」の悩みが急増しています。人と物理的に会う機会が減り、「職場や友人とのコミュニケーションがうまくいっていない」「孤独感や疎外感を覚える」など、この新型コロナ感染防止のためのソーシャルディンスタンスが、人々の「コミュニケーション」の量や質を大きく低下させています。

ただ、本記事で解説したように、話し方には「伝わる方程式」があります。話が苦手な人は「できない」のではありません。「やり方」を知らなかっただけです。

たったひとつの「公式」を覚えるだけで、あっという間に自信がつくものなのです。ぜひ、「伝わる方程式」を身につけて、ラクして、楽しく伝えられる「話し方の達人」になってください。

岡本 純子
https://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20210227_413499/?tpgnr=life

       ●-●-●

【いまさら聞けない高血圧】塩分過剰摂取で起きる動脈硬化が要因に 腎臓は「沈黙の臓器」、高血圧とともに無症状で悪化
夕刊フジ / 2021年2月27日 17時11分


 高血圧を放置すると、その先に重大な病気が待っている-。それは何となく知っていても、その実態を知らないと治療にも真剣に取り組めないもの。大阪大学大学院教授の楽木宏実医師が徹底解説する連載の2回目は、高血圧が命に関わる重大疾患を引き起こすメカニズムを話してもらおう。

 ◇

 人はなぜ高血圧になるのでしょう。いろいろな理由はありますが、一番の要因は動脈硬化です。

 動脈硬化とは、文字通り動脈が硬くなっていくこと。使わなくなったゴムホースを日の当たるところに放置しておくと、いずれ劣化して硬くなります。あれと同じことが血管に起きるのが動脈硬化です。

 血管は日に当たることはありませんが、例えば必要以上の塩分を摂取し続けていると、さまざまな形で細胞が傷つき血管を劣化させていくのです。

 血管の劣化が進むと、血管の内側に粥腫(じゅくしゅ=アテロームともいう)と呼ばれる「かす」のようなものができていきます。この粥腫自体は脆(もろ)くて、押せば簡単に破れます。すると、破れたところに免疫細胞が集まってきて修復しようとするのです。

 修復されたところは盛り上がり、血流を阻害します。盛り上がりが大きければ血流が途絶えて心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすことにもなりかねません。

 完全に血流を止めなくても、盛り上がった組織の一部が剥がれて流れていけば、その先で血管を詰まらせることもあるでしょう。これが動脈硬化の実像なのです。

 では、高血圧と動脈硬化はどのような関係があるのでしょう。

 動脈硬化は細い血管にも生じます。するとそこが硬くなって、血液の通り道が狭くなっていくのです。心臓が通常通りの圧力で血液を送り出していたのでは、その細い血管の先まで血液を流して、全身の隅々に血液を行き渡らすのに不十分になります。

 そのため心臓としては「通常以上」の圧力で血液を押し出さざるを得なくなるのです。

 つまり高血圧とは、心臓に問題があって起きる病態というより、動脈硬化によって血流が正常でなくなったことを補うために起きている現象-といえるのです。

 高血圧対策の基本に「減塩」がありますが、これは血流を正常な状態に近づけ、心臓の負担を減らすための取り組みなのです。

 ちなみに高血圧の関与する疾患に「腎臓病」があります。腎臓は血液に含まれる余分な成分、つまり「ごみ」を取り出して、尿として排出する働きとともに、電解質(ナトリウムやカリウム)を正常なレベルに調整する役割を担っています。

 塩分摂取が多くて腎臓が処理するナトリウムが多い状態が続くと、腎臓が疲弊してうまく排除できなくなります。

 その結果、血圧が高い状態が続くと、疲弊した腎臓がさらに忙しくなるので、慢性腎不全に陥っていくのです。

 腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、病気が深刻な状態になるまで症状を出しません。そして高血圧も無症状。そのため当人が気付かないまま病気は進んでいくのです。

 これを未然に防ぐ大事なきっかけが「高血圧」の診断です。

 たとえ症状はなくても、高血圧と診断された時点で、きちんと治療に向き合えるか否かが非常に重要な分岐点となる-ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。 (構成・長田昭二)

 ■楽木宏実
https://news.infoseek.co.jp/article/00fujihea2102250001/?tpgnr=life

       ●-●-●

【つら~い痛風 専門医に聞く予防と最新治療】“無症状”からやっかいな事態に! 「高尿酸血症」の放置が10年後に動脈硬化や腎機能低下
夕刊フジ / 2021年3月18日 17時6分

 コロナ自粛の食生活の乱れから、「痛風」患者が増えていることを前回紹介した。痛風は、体内で増え過ぎた尿酸が関節付近で結晶化し、炎症を起こすことで、つらい腫れや痛みを引き起こす。尿酸値が7mg/dl超を「高尿酸血症」といい、暴飲暴食などを引き金に痛風を起こしやすい。だが、痛風にならなければ「高尿酸血症」は無症状である。放置してしまうことが、やっかいな事態につながる。

 「尿酸値の高い状態を長年続けていると、腎機能の低下や尿路結石、心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクも引き上げます。さらに、痛風発作を繰り返すうちに関節にコブができる『痛風結節』によって関節が変形し、歩けなくなることもあるのです」

 こう警鐘を鳴らすのは、両国東口クリニック理事長で痛風専門医の大山博司医師。数多くの痛風患者の診断・治療・研究を行っている。

 「昨年来、コロナ自粛での生活習慣の乱れで風痛発作を起こした患者さんの中には、以前に別の医療機関で受けた治療を止めていた人もいました。痛風を繰り返すうちに発作はひどくなるので、治療はきちんと受けていただきたいと思います」

 最初の痛風は、30~40代で発症することが多いという。激しい痛みで受診し「痛風・高尿酸血症」と診断を受け、しばらくは尿酸降下薬を服用し食生活に注意するようになる。だが、つい忙しいと受診する機会を逃し、薬の服用を止めてしまう人がいる。すぐに痛風発作が出なければそのまま。数年後に再び激痛に襲われることになる。

 「最初の頃は数年に1回程度の痛風が、放置することで間隔が短くなっていきます。また、高尿酸血症は血管内に微弱な炎症を起こすため、動脈硬化や腎機能などによくないのです」

 腎臓は、小さな濾過(ろか)装置ともいうべきネフロン(約100万個)で成り立っている。ネフロンには細い血管の塊の糸球体があり、尿酸が過剰にたまるとダメージを受けやすい。糸球体がダメになれば腎機能は低下してゆく。また、尿路に尿酸がたまると尿路結石も引き起こす。

 尿酸値が高いからといって、すぐに腎機能低下や尿路結石を起こすわけではない。時間をかけながら有り余った尿酸が、徐々に関節、血管、腎臓を蝕(むしば)んでゆくのだ。

 「最初の発作後、高尿酸血症を放置して10年以上も経ってから、腎機能低下や心筋梗塞、痛風結節などの合併症を引き起こすことが多い。その頃には、痛風発作も頻発して、仕事を休みがちになる方もいます」

 加えて、生活習慣病やメタボリックシンドロームを併発していると、心筋梗塞や脳梗塞といった心血管イベントを起こしやすくなる。

 「痛風の治療をしつつ食生活を見直せば、一石二鳥で生活習慣病の改善も可能でしょう」

 最新治療についてはあす紹介する。 (取材・安達純子)

 ■大山博司
https://news.infoseek.co.jp/article/00fujihea2103170003/?tpgnr=life

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿