♂超~塾長爆裂日記Ψ

超~塾長で~す!!(^^)/おらおら~学習塾経営の話なら、ここでせんかい!!え~ たまには・・。

■新解釈「絞り込み」

2005-03-22 09:53:40 | 経営戦略論
マーケ屋が言う・・・

絞り込みが大切ですよ! 

一理ある。また、彼らの言っているのは、その背景を読み解くと正しい。
しかし不幸なのは、そこまで読めない能力不足の連中が、ただ言葉遊びのレベルでやっちゃうことである。

商品を絞り込むという事は、その商品にパワーを集中することである。
よって、その商品を求めて、広範囲から客が来ないとダメなのである。

例えば、塾であれば「単科特化型」の塾である。例えば、数学としよう。
数学に絞り込むということは、その数学を求めて、はるばる電車で1時間、2時間かけて通う生徒がいないと
商品として成立していないという事である。

一方、地域を絞るという方法もある。あっしの塾が典型である。
この場合は、単科特化型にすると明らかに「客」の母集団が少ない。つまり客がいなくなる。
そのため、フルラインナップが揃った形になる。後は規模の問題である。
スーパーなのか、デパートなのか、コンビニなのか、キヨスクなのか・・そんな話である。


地域を絞ると、集中して点を打つことが出来る、つまり、あとは戦術の量の問題になっていく。
一方、商品を絞ると、広範囲から客を呼ぶことが前提となる。すると、どう考えても広告費から
何からと厳しいもんである。そして、もう1つここで矛盾が生じるのである。



単科塾等、とんがった塾の場合広範囲の競争相手と競争しなければならなくなるということである。

競争者の数が、問題ではない。このような場合は、レベルが問題である。
とんがった場合は、その土俵は狭い。つまりNo1以外はカスなのである。
No2以下の生き残りは厳しいのである。


つまり、絞り込むということは、

自分のパワーを集中する
という事に他ならないが、その多くは地域戦略で使うべきである。

商品で絞り込むのであれば、圧倒的でなければ勝てない。
いま、単科塾で近くの生徒しかいない・・そんな塾は・・根本戦略が間違っているのである。
能力がないのに、やっちゃったのである。能力をつけようとするのは勝手であるが、お客は塾長の能力が
上がるのを待ってはくれない。ジワジワとやめていくのである。


現在の能力をもって、それを集中する・・それにより勝ちやすくなる・・それが絞り込みである。

あっしは・・地域・学年以外には多くの場合・・ありえないと考える。

科目で絞り込みを「よし!」とした人もいるが、それはマーケのマの字も本当は分かっていないのである。

もちろん、圧倒的に強い!ま、つまり東大とか医学部に生徒の半分くらいは行くような塾ならOKですが。
で、現実問題として生き残っている単科塾の多くは、そうなのである。

しかし、それらでも競争があり・・まさにハイレベルな競争である。



バカが絞ると、自分の首を締めるだけである。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
久々に (スーパーサンボー)
2005-03-22 09:56:22
戦略系ネタをガンガンいってますねぇ。



嬉しいっす。

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いや・・・ (超~塾長)
2005-03-22 10:01:02
スコアのブログを見て・・・

辞典系の参考書ちゅうので・・

参考書風・・戦略論ちゅうことが出来ないか?と

やってみました・・。





ま、相変わらずの・・







ひまつぶしですが・・・
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