現在、推薦入試対策で小論文を見ておる。
今年は、何故かウチの生徒は、異常に多い。
母校で4名中、3名がウチの生徒である。
今までは、あまりAOや推薦を積極的に薦めてこなかったが、どうも世の動きを見て、
こら、おいしいか?
ということで、思いっきり切ってみた。
もちろん、ウチがそっちに切ると、当然、圧勝である。
一応、国立3名、私立1名であるが、この私立(青山)の小論対策が上記である。
経済を考えているということで、本人もずっと塾でスマホ片手に、色々と調べておる。
ま、大学の好きそうな内容で書いとけ!という話をする。
大学なんぞ、そんなもんである。
こやつは経済なので、一応、地方経済について書くらしい。
ただ地域おこしの99%は失敗するんじゃが・・。
そもそも人口がいないところで、どう経済を回すん?ということである。
イベントをしたり、特産物を売り出したりと自治体は必死じゃが、それ誰が買うんじゃ?
という当たり前の話である。
結局、地元で、その時だけ金を回して終わりである。
隣町からすら客が来ない。当然、来続けることもない。
しかも自治体ってのは、アコギなので、地方で成功している社会系起業を見付けると潰しにかかる。
同じことを自治体でやって、成功事例とするためである。
自治体は、絶対に失敗しない組織である。
なので、存在そのものが、もはや悪であるが、それでも地方の住民は、入りたくて仕方ない。
まさに悪の巣窟である。
地方で町興しをするくらいなら、だまって稼ぐことである。
バレないように稼ぐことがポイントである。
ある程度まで来たら、自治体を通り越して県レベルである。
これなら、自治体か悪いことはされん。
自治体からの助成金をもらってのビジネスは危険である。
大体6年で終了する設計になっておる。
あるヤツには、
「やめとけ!それなんで助成金出すか知ってるか?」
「いえ・・」
「儲からんからだ!」
「・・」
という話をしたことがある。また大体が、介護や子育てに関係する分野なので、
閉めるわけにもいかない。助成金が20%削られたらアウトである状況化で、生かさず殺さずを考えるのが彼らの商売である。
客も向こうが連れてきてくれて、許可も向こうが与える。
それをおいしいと思う方がバカである。自治体は、それほどバカではない。
あっという間に、最後はぺんぺん草が生えないように全てをかっさらって終了である。
そもそも地方の経済なんぞ、そんなものである。
半径10Km以上から金を集めている会社は、まだええ。
全国から集めてる会社は、まぁ~、問題は無いかもしれん。
苫米地すら、全国からまんべんなくBtoCでお金を集めるならいいが、BtoBはダメ。
特に経団連の会社との付き合いは、銀行のヒエラルキーに入るので危険と言っておる。
塾というサービス業は、地方では危険である。
当然、学童などの助成金が来る。で、カットされる。最後は、自治体そのものがやる。
ま、こいつが、どこまで勉強をして地元をよく出来るかは楽しみではあるのぅ~。