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変人技術士の備忘録(別称:すいりき板改)

技術士の日々の思いつきを列記。
すいりき板は、出身研究室の掲示板(現在閉鎖)
専門用語を不定期掲載

Question(口頭試験)

2012-11-03 23:59:26 | 技術士関連
来年度以降は、無価値になるかもしれないが、
口頭試験で聞かれた内容を列記しておく。

1.技術的体験論文の説明を10分程度説明してください。

2.体験論文に関する質問で、
詳述(ラジアルタービン)と略記(遠心圧縮機)の両方について、質問があった。
内容も多く、不適切な回答が続くと、不合格になっていたかもしれない。
過去3回は、ここでのつまずきが多かったように思う。


3.また、構造解析をどのように進めているかの質問もあった。

4.技術士の資格の活用方法で考えていることを教えてください。

5.能力向上で実際に行っていることを教えてください。

6.公益確保の責務について、どんなことを考えていますか。

7.前の会社で学んだことを述べてください。

organization(制度)

2012-10-07 17:53:20 | 技術士関連
技術士の試験制度がまた、変わるそうだ。
どうも、技術士に求められる資質が変わったというよりも、
内部事情に問題があるので、変えているという印象が強い。

それはさておいても、受験申し込みから最終発表まで10か月というのは、
ずいぶん長い印象がある。
試験自体が年に一回だし、どうにも受験者の負担が大きいのではないだろうか。

4月から5月に受験申込、8月に筆記試験、10月に筆記試験の発表、
11月に技術的体験論文提出、12月から翌年1月に口頭試験を実施、
3月に発表という日程。

こうしてみると、技術的体験論文があると、8月から11月まであくせくする必要があるので、
相当な負担になっている。

技術的体験論文がなくなっても、口頭試験は残るようである。

よく考えると、口頭試験は、受験者のみならず試験を開催する側でも負担が大きい内容だ。
会場は貸切る必要があるし、試験管のとられる時間は相当なものはずだ。

日本の産業界の動向や負担等を考えると、まだまだ試験制度は変わっていくように感じる。

noble obligation(技術士の責務)

2012-09-02 23:59:30 | 技術士関連
技術士がnobleとは思えないが、茶目っ気みたいなもんである。

技術士の義務、責務で次の内容があるが、
技術士以前に技術者やとしても必要な内容でないだろうか。

1.信用失墜行為の禁止
2.秘密保持義務
3.公益確保の責務
4.名称表示の場合の義務
5.資質向上の責務

今気づいたが、知識労働者全般に必要な内容という気もする。
そう考えると、中々奥深い。

技術士試験の勉強のまとめ 3.(技術的体験論文編)

2012-05-06 14:46:53 | 技術士関連
(3)技術的体験論文
技術的体験論文は、筆記試験が合格してから提出するものである。2011年度の受験案内には、"論文は、口頭試験の一部として使用し、その内容を踏まえた上で、口頭試験の採点が行われることとなります"と記載されていた。これだけみると、技術的体験論文が、直接採点の対象になっているか分かりづらい表現になっている。ただし、技術的体験論文により、口頭試験の内容が変わるので、非常に重要な要素となる。

2011年度の技術的体験論文は以下の通り。
あなたが受験申込書に記入した「専門とする事項」について、実際に行った業務のうち、受験した技術部門の技術士にふさわしいと思われるものを2例挙げ、それぞれについてその概要を記述せよ。さらに、そのうちから1例を選び、以下の事項について記述せよ。
(1) あなたの立場と役割
(2) 業務を進める上での課題及び問題点
(3) あなたが行った技術的提案
(4) 技術的成果
(5) 現時点での技術的評価及び今後の展望

なお、書式は決まっており、A4二枚となっている。
ちなみに、技術的体験論文は、自分の業務内容を細かく記載する必要があり、守秘義務が関係してくるので、公表されている論文は、少ないように思われる。

分量は、二業務の概要が15行程度、(1)が三行程度、(2)が20行程度[ここで1枚目を使う]、(3)が20行程度、(4)が10行程度、(5)は10行程度が妥当でないかと思われる。
文字数の制約があり、図も入れて、分かりやすい説明にしようとすると、かなり苦労することになる。口頭試験で3回落ちたのは、技術的体験論文の出来が悪かったことが大きな要因と思っている。

課題と問題点の違いが分かりづらかったことも、要因だったかもしれない。
ブログで、業務内容を公開するわけにもいかないので、具体的な内容は書けないので、分かりづらくなってしまう。

例えば、機械の効率を上げる業務があったとする。
技術的課題としては、形状パラメータの調整による効率向上があり、その問題点としては、効率の高い形状パラメータの事前の判断が困難と言う事が考えられる。技術的提案としては、事前検証の仕方を変えて、効率の高い形状パラメータを判断できるようにしたが考えられる。
個人的には、中位か下位の目標が課題であり、課題を行う上での具体的な障害が問題点と考えている。なんだか納得しにくい言い方ではある。
なお、技術的体験論文に限った話ではないが、論文の内容は、課題と問題点、提案、成果がきちんと筋道がつながっている必要がある。この筋道が、つながっていないと分かりにくくなってしまう。
また、自分の個別の具体的な業務を対象とするので、本質的な課題と問題点、提案が自分だけでは把握しづらいようにも思える。


ちなみに、課題と問題点の意味は以下の通り。

か‐だい【課題】クワ‥
題、また問題を課すること。また、課せられた題・問題。「今後に残された―」
広辞苑第六版より引用

もん‐だい【問題】
1.問いかけて答えさせる題。解答を要する問い。「試験―」
2.研究・論議して解決すべき事柄。「―提起」「人口―」
3.争論の材料となる事件。面倒な事件。「また金銭の事で―を起こした」
4.人々の注目を集めている(集めてしかるべき)こと。「これが―の文書だ」
広辞苑第六版より引用

広辞苑から引用してみたが、違いが分かりづらい。インターネットで、調べてみても、自分で完全に納得できる内容はなかった。定義や意味があいまいな状態で使われることが多いかもしれない。
ちなみに、英辞郎on webでもいろんな英語が出てきたが、こちらが一番近いかもしれない。
challenge 【名】
〔能力を試される〕課題、仕事◆難しいがやりがいがあるもの。
問題は、こちらの方が近いのでしょう。
problem 【名】
〔答えるべき〕問題、課題
〔困難・害・迷惑を及ぼす解決されるべき〕問題

技術士試験の勉強のまとめ 2.(必須科目編)

2012-05-02 23:14:35 | 技術士関連
(2)必須科目
選択科目は一応終わったので、次は必須科目の話しである。
選択科目は、「技術部門」全般にわたる論理的考察力と課題解決能力を問う問題となっている。試験制度改正直後で過去問のない一年目は、何のことかよく分からなかった面もあり、必須科目で不合格になってしまった。

なお、五年目に練習した問題は下記のとおりである。
安全性、リサイクル、複合技術、国際標準化、技術伝承。
平成20年度(2008年度)のII-2の形式を流用したものが、妥当だと思われる。
例えば、以下のようになる。
(技術伝承)に関して、①あなたの専門分野での具体的な課題を取り上げ、②その判断根拠を記載し、③そして具体的な対処方法(実現可能な対応策)は何か、④その対処方法を実施する際の制約条件と将来性について述べよ。

書くべき項目を問題中に明記されているので、一項目でも記載していないと不合格になる。問題に沿った章立てにすると、漏れもなく、構成に苦しむことも少ないと思われるので、項目と章立てをそろえる方が良いと思われる。平成20年度の問題の例であれば、
1.私の専門分野での具体的な課題
2.その判断根拠
3.具体的な対処方法
4.対処方法を実施する際の制約条件と将来性
という章立てにするのが、一般的と思われる。

資料を引用して、それに関連付けた設問をされることも多いが、出典が決まっているわけではないので、確実かつ正確な予想は難しい。
必須科目の内容は、広い視点が要求されるように感じるので、相応の準備が必要と考えられる。普段から、安全性や技術伝承等について考えていないと、試験中にすぐに書けない事態も多いと思われる。
日本機械学会誌、日経ものづくりが参考になると思われる。ただし、これらの雑誌は、特集の内容によっては、自分の専門や関心と離れている場合もある。その場合は、技術士試験の勉強としては、有益ではないことを付け加えておく。試験の勉強に限った話ではないが、文献の題目から、自分に役立つかどうかを判断すると言う事は、重要になると思われる。
個人的な意見であるが、選択科目の勉強としては、社会の動向を知りやすいという観点から、日経ビジネス等のビジネス誌が意外に役立つかもしれない。

選択科目よりも、対象を広げた問題であり、その問題で聞かれていることを、事例を通じて、全部答える必要がある。選択科目と似たような問題が出ることもある。ただし、選択科目よりも事例の選択の幅が広いため、適切な事例で適切な構成にする点が、選択科目よりも難しい。また、一般的な表現ばかりでは点数が低くなるので、自分の専門に近い内容にする必要がある。ちなみに、設問の中で、"あなたの専門とする事項に関して"と同等の表現が入ることが多くなっている。
どんな事例を選ぶかどうかで、得点が決まってしまうことが多いので、事例の選択には注意が必要である。

問題としては、安全や信頼性の向上、競争力向上(性能、省資源)に関するものが多く出題されているように感じる。
自分の担当している製品や事業の位置付けや役割についても、考えておいた方が良いようにも思われる。

前述のとおり、確実かつ正確な予想は難しいが、社会や技術の動向を見ていると、機械の技術者に要求されている課題は、大枠はある程度決まっている。機械の技術者に要求される大枠の課題を何種類か練習しておくことが、試験勉強になると考えている。

選択科目よりも、必要な知識量は少ないと思われるが、それなりに時間を割かないと合格は難しいと思われる。出来れば、4月中に選択科目と並行して取り組み始めて、6月中には、練習段階で及第点となる論文を作成できるようになっておいた方が良いだろう。

技術士試験の勉強のまとめ 1.(選択科目編)

2012-04-30 13:32:52 | 技術士関連

技術士試験の勉強のまとめ

(1)必須科目
5年にわたる技術士試験の勉強の仕方をまとめてみることにした。
技術士試験の改正も噂されているので、いつまで有効かは分からない。機械部門で選択科目は流体工学、専門とする事項は流体機械で受験した。技術的体験論文は、ラジアルタービンと遠心圧縮機について記述した。

まずは筆記試験に関わる話し
筆記試験は、一年目は選択科目が合格で、必須科目が不合格となっていた。ただし、2年目から5年目については、筆記試験は4回とも合格していた。

通信教育や勉強会にも参加しており、相当な助けになった。独習だけでは、合格するには、相当厳しい試験ではないかと思う。

選択科目の方が、専門知識が必要になるので、時間がかかると思われる。ただし、必須科目もそれなりに時間がかかるので、ある程度時間を取る必要がある。


共通の注意事項として、回答論文や技術的体験論文は、一文を75文字以下にするようにした。これは、技術士の論文試験を指導するほとんどの方が、注意される内容だと思われる。75文字が妥当かどうかは、人によって分かれるだろうが、許容できる範囲数の上限付近ではないだろうか。仕事上でも、文章を書く際は、一文は、短く書いた方がいいだろう。接続詞を使った文の分割、修飾語の部分の一文への置き換えにより、一文は短くできる。ただし、文を増やすと、字数が増えやすい点は注意が必要である。文を分割すると、意味がおかしくなるという場合があるかもしれない。ただし、その場合は、元々の文の構成自体がおかしいことが大半なので、文の構成自体を見直すべきである。より正しくは、一文が短くした方が、文の構成自体の間違いが分かりやすいと言う事なのかも知れない。



1.主に使った参考書

A.機械工学便覧(旧版)A編(基礎編)A5 流体工学,
B.機械工学便覧改訂版 基礎編(α4編)流体工学
C.機械工学便覧改訂版 応用システム編(γ2編)流体機械
D.技術士第二次試験 「機械部門」対策と問題予想, 福田 遵(監修),大原 良友(著),日刊工業新聞社
E.機械工学便覧(旧版)B編(応用編)B5 流体機械

機械工学便覧は、量も質も充実しているので、内容を理解できれば、"機械部門の流体工学"に関する専門知識は十分だったというのが、正直な感想だ。ただし、遠心圧縮機やラジアルタービン等の流体機械は、機械特有の性能指標(断熱効率等)や現象(チョーキング等)があるので、そちらも勉強しておく必要がある。

通勤や電車での移動時に、A.B.C.を読んでいた。A.は都合3回、B.は都合2回通読したように思われる。ただし、電磁流体や希薄流体、非ニュートン流体の話しは、比較的特殊で、自分の専門にも関連が薄いので、真剣には読んでいなかった。C.も自分に関係ありそうな部分は、一通り読んだ。具体的には、第I部 流体機械一般、第II部 水力機械、第III部 気体機械は大体読んだ。ただし、II部の4章 容積形ポンプおよび特殊ポンプと5章 流体伝動装置、III部の第2章 容積形送風機および圧縮機と第5章 風 車はちゃんと読んでいなかった。

D.は同じ著者の方が、新版を出されているが、過去問の修正が多くなっている。D.の旧版は、新制度の前年度に出版されおり、過去問のない状態であるが故に、旧制度の過去問を中心に、多様な予想問題が掲載されている。個人的には、これが一番よいように思われる。

また、日本機械学会誌や日経ものづくりも、会社の資料室から借りて読んでいた。
ちなみに、"JSMEテキストシリーズ 流体力学"も良い本であるが、出題範囲を補足できていないので、これだけでは不十分である。

2.選択科目全般に関する話
選択科目は、"「選択科目」に関する専門知識と応用能力を問う問題"が出題されるので、ある程度の専門知識は必要となる。応用能力と言われても、受験一年目はよく分からないところがあったが、実際の事例に関して述べるということになるのではないかと考えている。
実際の事例は、自分の体験でなくても良いが、説得力を持たす必要がある。

ちなみに、ある程度勉強して、過去問を調べ、予想問題を考えるようになると、
どんな問題が出るかは分かるようになってくる。流体力学は、ナビエ=ストークス方程式と相似則を基本としているので、両方を理解していないと、試験は苦労するように考えられる。

3.専門用語の解説集
前述の通信教育の講師の方や勉強会からの学習法の勧めもあって、専門用語の解説集をワードで作成した。また、その専門用語の解説集を、ICレコーダーで録音し、通勤時に聞き流すということもやっていた。ICレコーダーに録音して聞き返すのは、口頭試験の練習にもなるし、自分がしゃべっているだけでは分かりづらい話し方に関して、分析と改善にも役立つ。

専門用語は、旧制度から含めた過去問を中心に抜粋していた。参考書のD.に記載してあった内容からも、引用していた。解説集は、工学便覧から調べた内容を200から400文字程度の、録音すると2分もいかない分量としていた。
論文よりも分量が少なく、時間がかからないので、平日でも実施ししやすい、録音して聞き返すのは、自転車や徒歩での移動中でも出来る点が良い。

これは3年目からやっていた内容であったが、4年目以降は過去の内容を更新するという形になっていた。覚えていた内容もあったので、5年目はあまりやっていなかった。

4.論文の練習(パソコン)
試験は、手書きで行われるので、当然手書きの練習が必要である。とはいえ、手書きだと修正が大変なので、パソコン(ワード)で作成して、(出来れば技術士の方に)添削してもらう方がよい。インターネットで検索すれば、ワードの元データはすぐに見つかったように記憶している。

解答論文は、図の有無は問われないが、図があった方が分かりやすい場合が多いので、
図も入れる方にした方がいい。図は、試験の練習も兼ねて、手書きで書いたものをスキャンして取り込んで、原寸で貼り付けるようにして作成していた。こうすることで、どの程度の大きさが必要かどうかということが分かる。問題は自分で考えたものを使用するが、過去問を修正するという問題を解くことが多かった。
自分は、章立てを考えてから、書きながら修正するという形式で書いていた。このやり方は、修正が容易なパソコンであれば、割とうまくいくが、手書きでは、あまり良くないやり方である。章立ては、設問に対応することを原則とした。字数は、通信教育の指導に従って、パソコンで作成する場合は、最終行まで書くようにしていた。
なお、講習会を受講した時に、回答論文に所見を入れるべきという意見もあった。自分の場合は、所見はあってもなくても良く、最後に解答用紙を埋めるために使っていた。

試験が8月初めにあり、必須科目の勉強や手書きの練習もあるので、5月中に及第点の論文をパソコンで作成できる目途が出来ていないとかなり苦しいと思われる。

ある程度書き方を理解できれば、数をこなす方が重要になるが、及第点に達しない段階では、同じ問題を徹底的に改善する方がよいと思われる。

手書きほどではないが、時間もかかるし、疲れるので、週に何問も練習できるかどうかは、疑問が残る。一問を練習するのに、一時間半から二時間程度かかる。
また、過去問ばかりしていても合格できるとは限らないので、予想問題をした方が良い。
予想問題を考えるのは、自分でなくても良く、適当な筋から情報を入手するだけでも良い。ただし、自分の学生時代の経験からも、自分が出題者になったつもりで、どんな問題を作るべきかが分かった方が、点数は高くなるように思われる。仕事を頼まれたり頼まれる場合でも、相手の意図や力量を知っておいた方が良いのと似ているかもしれない。

5.論文の練習(手書き)
大体、試験の一月前の7月上旬から、手書きの練習をしていた。答案用紙の見本は、日本技術士会のHPにてpdf形式で公開されているので、そちらを使う方がいいかもしれない。時間もかかるが、パソコンよりも手書きの方がはるかに疲れるうえに、修正が容易でないので、練習自体も結構大変である。
練習しすぎて試験当日に疲れ果てても意味がないので、土日に二問から四問を練習する程度が良いのかもしれない。
手書きが疲れるので、パソコンでの練習と併用も良いと思う。

模擬試験を実施しているところがあるので、そちらを申し込んでおいて、少しでも慣れておいた方が良いだろう。

ちなみに、論文の練習は、下記表のような形である。初めて合格した2年目と5年目だけ記載しておく。2年目は添削をしてもらっていたり、結婚の準備の関係で5月と6月がかなり少なめになっている。

論文の練習量、()内は手書きで内数

 

2年目(2008年)

5年目(2011年)

 

選択科目

必須科目

選択科目

必須科目

4月

2

0

2

0

5月

0

0

3

1

6月

2(上記と同じ)

1

0

5

7月

6(5)

5(3)

6(4)

5(3)

*2年目の手書きの練習の内、選択科目2問と必須科目1問は模擬試験である。

*2年目4月と6月の2問は同じ問題である


specific speed

2011-12-04 13:44:43 | 技術士関連
比速度の話しが試験に出るかもしれないので、少し整理をしておこう。

比速度Ns=n*Q**(1/2)/(gH)**(3/4)
nは回転数、Qは流量、gHは理論比仕事(通常圧力比に単調増加)。

式の定義より、比速度が大きいと大流量で小比仕事に適し、
比速度が小さいと小流量で大比仕事に適す。

軸流機械は、投影面積の大きいことと周速差の小さいことから、
高比速度に適する。

半径流機械は、投影面積が小さいことと周速差が大きいことから、
低比速度に適す。

adversaria 備忘録

2011-11-05 17:20:57 | 技術士関連
最近、twitterばかり。

技術的体験論文のちょっとした覚書
1.目標は推移を含め、明確に述べられるようにしておくこと。
2.技術的提案の着想者を明確に説明できるようにしておくこと
3.創意工夫は、体験論文のものをそのまま述べること。

休みに風呂敷残業をしていたので、結構疲弊している。

computation

2011-09-24 00:41:28 | 技術士関連
技術的体験論文の構想を練り直している。
これまでは、何となく成果にのみ焦点を当てていたので、
技術的提案がぼけていたようにも思う。
数値解析で工夫したことなどを書いていけば、いいように思う。

envrionment 環境

2011-06-06 00:08:31 | 技術士関連
設置環境を配慮した機械設計について考えてみる。
遠心圧縮機の場合だと、低温環境が経験上やりやすいように思う。
形鋼をどうするかは判断が分かれそうである。

以前仕事で、低温脆性の限界温度の決め方を調べてみたが、
結局よく分からんかった。
21Jあれば、いいような気もするが、脆性破壊が50%以上というのも、
厳しいようにも思う。



競争力とは

2011-06-02 00:55:55 | 技術士関連
雇用の確保と国際競争力の維持を実現するための、機械技術者としての
対策を考えてみる。

性能や品質の向上が、競争力の維持につながるとも限らないので、難しいところではある。
しかし、例年に比べ、異様に意気が上がらない。

6/1は0時半就寝、7時半起床、計測歩数は3800歩。